Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

書庫構築日記。(その10)~ようやく本の搬入「だけ」終わる~

2005-09-19 15:54:14 | 
先週、予定していた数の本棚を設置できた。
これで単なる「物置」から、ようやく「書庫」と呼んでも良いのではと思える段階になってきた。

と言うことで土曜日からの三連休を利用して、一階に仮置きしてある本を書庫へ搬入することにする。
現在、一階に置かれている本は引っ越し用段ボール箱11個、大きい衣装ケース3個に収められている。
書庫は隣地にあるから、距離だけなら荷物を持ってホンの僅かな距離、十メートル前後歩くだけでいい。
その荷物の量が尋常ではないことが問題な訳だが。

まず、土曜日。
何故か早朝6時前に目が覚めたので、早速行動を開始する。
6月に自室から一階に仮置きしたまま放置状態にしてあった。
これらの本を箱から出して手提げ袋に詰め込む。
そして、書庫へ運ぶ。

書庫に着いたら荷物を取り出して、まず適当な所に本を立てて並べる。
これを繰り返す。
早朝の書庫内部はまだ涼しい。
おかげで作業は思ったより捗り、この日だけで全体の1/3を運び込むことができた。

明けて日曜日。
この日搬出するのは時刻表が主。
分厚く、嵩張っているが、逆に言えば箱の容積をそれだけ占拠しているということで数量だけで考えると、気持ち楽になる。
この日も5時半頃から作業を始め、9時過ぎまで搬出作業に専念。
午前中で積み上がった衣装ケースの中身を全て書庫へ運び出した。
流石に午後は書庫内部が暑くなるため、作業はムリなため、夕方から再開。
この日で大半の本を搬出し、残るは箱二つと手提げ袋5つまで減らすことができた。

そして今日。
この日は5時前に目が覚めた。
西の空に沈む満月を眺めている内に空が明るくなってきた。
早速作業を開始する。
書庫には人が常駐する訳でもないので、電気は引いていない。
このため、照明もない。
従って、今のところは明るい内でないと搬入作業はできない。
夜に本を運び出した事がないという実績から電気は引かなかったのだが、今後はどうしようかとも思わなくもない。

昨日、一昨日と同じ要領で搬出作業を行い、7時を回った所で全部書庫へ移動することができた。
凄まじいまでの文庫本の量に圧倒された三日間だった。

かくして、本を詰め込んだ段ボール箱の塔はようやく自宅から消えた。
ただ、今日の段階ではとりあえず本を書棚に並べただけに過ぎない。
これからしばらくは書庫に籠もって本の整理に勤しむことになるのだろう。

出版社別か、作者別か。
これだけでも整理の手間は変わってくる。
今までの自分の流儀で言うと「まず出版社で整理しておいて、その枠組みの中で作者別に並べる」形で整理を進めることになる。

これから涼しくなるし(と思いたい)、書庫に隠っている時間が段々長くなっていくのだろう、やっぱり。

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