Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

JR岐阜駅前から名鉄岐阜駅前まで歩く。

2006-01-28 12:38:33 | 鉄道(岐阜の路面電車と周辺情報)
樽見鉄道に乗った帰り道、気紛れに岐阜で途中下車した。
改札口を出て左に出ると通路が出来ていた。
折角あるのだから、と真新しい通路を通って駅前に出た。
変化は実感するものの、ドコかよそよそしさも感じてしまう。

通路を少し右へ歩くと、国道157号線を横断する。
ここから路面電車のレールを見下ろすことが出来る。

上から見ていると時間帯のせいなのか、それとも新岐阜百貨店が昨年末に閉店したせいなのか、原因はよくわからないが、去年の同じ時期に訪れた時の事を考えると、道行く車も、人も減ったような気もする。

エレベーターで通路を下り、かつて新岐阜百貨店があった場所まで歩こうと思う。
ちょっと歩いて旧新岐阜百貨店、いや名鉄岐阜駅前に到着。

昨年末に閉店したシャッターは下ろされたまま。

駅入口に隣接していた新岐阜百貨店の入り口を見る。


人っ子ひとりおらず、岐阜駅前にあるとはとても思えないぐらい静かだ。
その傍らに「閉店」を告げる告知が振り返られることもなく残されていた。


この新岐阜百貨店の跡地利用については1/6の岐阜新聞に記事が掲載されている。
名鉄の話では新岐阜百貨店の建物を取り壊すことは確定、ただし跡地利用については高架化の話もあるため恒久的な建物は造りにくく、具体的には決まっていないという。
ただ、「人の流れを止めていいとも思っていない」としていることから何らかの形での利用策は考えていることは読みとれる。

ただ、新岐阜百貨店が閉店した事で少なくとも、名鉄岐阜駅側の活気は落ち込んでいるように思えた。
駅前の店がシャッターを下ろしているようでは、「まちに活気がありません」と声に出さずとも主張しているように余所から来た人に思われてしまうのは明白だろう。

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