森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

スモールネットワークワールド

2009年07月18日 23時14分23秒 | 過去ログ
少し一息にブログを。
今日はやっと3か月も締切が過ぎている原稿を再開した。
原稿用紙11枚一気に書いたところで一休み。
書いたといっても、15分したら休憩を繰り返しているが。
頚部の痛みから現在は右腰部が激しく痛む。
座ることがままならないが、少し寝ころび、そして座りの原稿書きになっている。
午前中は大学に向かうが、学生の質問を避けるように、
家に帰宅した。
教育者としてはあるまじき行為であるが、
今日はもう絶対に書くと決めているので、
これを曲げると自分に連戦連敗になる。
そろそろ勝ちゲームに向かいたいので今日は退散した。
うちの大学は学生と教授の垣根がないのがよいのだが、
研究室は時に厳正な場所にもなる。
僕が理系脳でなく文系脳になっているときは
一種の狂気な様子となるため、
近寄りがたい雰囲気を出しているのかもしれない。

家に帰り、原稿を書こうと思ったが、
さっきまで書いたワードのファイルがない。
再度、大学に向かう。
注意が減退すると記憶までも忘却させてしまう。

ふとデスクを見ると、
締切と書かれている原稿依頼が5つ・・・
なんとか向き合おう。
人生には切迫感が必要だ。

11月からは1か月に1回の1年間の連載原稿も書いていかないといけない。


原稿というものは経験に基づき成熟する。
前頭前野までショートカットで向かう。
それにより情報処理速度が速くなり書くスピードは増した。
快速列車みたいなものである。
脳はスモールワールドネットワークによって情報処理を終え、
瞬時に自己意識を生み出すようになる。
これが成熟脳である。
原稿を書くという行為も長年培ってきた成熟脳のおかげであるが、
ボトムアップ情報処理を怠ってしまう原因でもある。
それにより自己中心的論文にもなってしまう。
時間をもらえば、一度ボトムアップ式に戻して、
丁寧に構成していきたいのも山々である。

しばらく仕事を辞めれば書くことが可能であるが、
そんな無責任なことも言ってはいけない。

さて、協同医書出版社から出ている私の三冊の論文が本年も比較的売れていることが先日わかりました。
ご愛読感謝いたします。


あと、少し書きすすめます。


明日はオープンキャンパスで個別相談対応です。


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