森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

雲のようなこころ

2008年03月18日 19時00分06秒 | 過去ログ
この時期は、いつも「こころ」が雲のような状態になる。
大地の踏みしめ感が弱いというか、なんというか・・・

昨日は学科教員と評価実習終了後の3年生と懇親。
出会いあり、別れあり、この仕事をすると、
その別れによく遭遇する。
新天地での飛翔を祈ります。

学生たちとは「こころ」を類推することに話が向いたが、
完全に「こころ」なんかはわからない。
わかろうとする、そういう人間関係が豊かさを生み出す。

学生からの質問もそうだ。
一蹴するときもあるが、
その時々で、状況を認知し、
そして、その振る舞いやプロソディーなどから判断する。

その判断できる脳をもつ人間は、
逆に「読む」ことができるから凹むこともある。

結局、昨日は2時までやり、
しかし、そんなに飲まずだったので、
今日は比較的体調が良い。

明日の卒業式のチェックをした。
表情豊かを感じると、こっちもうれしくなる。

学位授与のお手伝いを明日する。

この仕事の魅力は、こうしたメリハリがあること。
そして、「雲のような気持ち」になることができること。

浄化作用というか、いつもhardなスケジュールなので、
こうした、「フアフア感」がheavy mindがlightに変化させる。

しかし、今年は学部教育だけでなく、大学院教育があるので、
その感覚がどうも鈍っている。

なぜなら、「研究」とは、自分自身に向き合う、終わりない旅だからだ。

大学院課程は修了という一区切りはあるが、
それは、逆にこの世界に「ようこそ」というものであり、
一生、そのendlessな生涯を歩む「覚悟」がいる。

大学院は、自分に向き合う、そして、乗り越える場所だ。
誰もロボットのようにあなたたちを操作してくれない。


何はともあれ、明日、晴れ姿を見せてもらう。


日航ホテル(心斎橋)での卒業パーティ、そして、謝恩会、そして三次会まで予約している、そのhardな懇親にのぞもう。


明日は、私の家のダンサーも「卒業式」だ。

それははんだか、胸が痛い感じだ。






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