森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

日記:粛々と

2011年01月13日 00時34分13秒 | 日記
久しぶりのブログUPのような気がします.
年末からほぼパソコンに向かってますが,
その仕事が半端なく,切れ目なく,
手が言うこときかず,肩がおかしくなりつつ
タイプし続けています.

長崎大学の沖田先生と日本福祉大学の松原先生と
共同執筆の「痛み -病態の理解とリハビリテーションの考え方-」は
5月刊行を目指していますが,
私の担当は「痛みの神経科学」「痛みの発生メカニズム(中枢機構)」「脳イメージング法による痛み計測」「脳のリハビリテーション;新たな潮流」の4節ですが,
1月10日現在で3つのパートが終了し,
残りは1節になっています.
月末から10日間ほどでなんとか完了させたいと思います.

その前に「脳を学ぶ(3)~音楽家との対談~」をこの2週間ほどで完了させたいと思います.
毎日1目次を完了させる目標で進めます.
目標とは期待値であり,
遠い目標を意識しすぎると負が強化されます.
近くを見ることで達成感が得られ,ドーパミン神経細胞が興奮します.
時間がない時はそのように強化学習を企てるのが功を奏す場合があります.

今日は「理学療法技術実習」で強化学習の手続きを説明し,
患者の不安をどのようにぬぐい去るかについて,
脳科学から説明しました.
脳科学は患者との信頼関係を築く意味でも大変役立ちます.

授業のあと,リクルートの取材を受け,
時代は「ニューロリハビリテーション」に展開しつつあることを話しました.
患者の幸せとは何か?そんなことを考えました.

今日で9名中8名の修士論文の完成をみました.
明日19時が提出締切で,残りは1名.
それもほぼ終了しており,後は完成を待つのみ.
すみやかに口頭試問のためのプレゼン資料を完成させることと,
投稿準備に入ってもらいたい.
仕事は学術論文の掲載で終えること.
それが協力してくれた被験者,協力者に対する恩返しです.
学会発表のみで終えるのは,被験者に失礼です.
そして,それは自己満足でしかありません.
査読を受け,無知を知る手続きが必要です.

明日,今年の任務の半分を終えそうです.
あとは審査日を決め,審査をして,審査報告書などを書く・・・
1月末から2月中旬にかけて指導教員はとてもいそがしくなります.
その前に,自分の原稿!!

己に勝つ!
今年のささやかな目標と同時に,
今年は謙虚におとなしくをモットーに粛々と仕事をしていきたいと考えています.