森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

他の分野から学ぶこと

2008年03月16日 09時38分11秒 | 過去ログ
昨日は、15時より21時まで、院生の研究計画ならびに結果報告だった。
この1年間の決算だが、
順調なものもいれば、そうでないものもいる。

山あり、谷あり。

1年後には頂上にのぼるため、
どのようにすごすか。

学生にレポートを容易に求めている教員、セラピストも、
こうした大学院生活によって、
自分自身を反省することも、自己成長につながる。

上手くいかないものは、こころが身体化しているが、
それも経験。
それを乗り越える自分自身に出会える。
それが「経験の知」になる。

信迫君の研究から始まり、前井さんの研究でしめた。

実に12名の内容を聞くと、
後半は思考停止する。

質を求める場合、人間の脳には容量(ハード)がやはり大事だ。
思考停止となる、自分自身の閾値を上げることを考えたいが、
年々、その体力は落ちつつある。

そろそろ、学位論文とは何か?
を自分の研究領域のみの学術論文をみるのでなく、
他の領域から、書き方を学ぶことをすることも大事だ。

井の中の蛙にならないよう。

構成、表現、用語、そういったところへの最新の注意を払わないといけない。

今はインターネットという便利な世の中、

いろんなところで学位論文が公表されている。

光を求めて、1段落上のステージの自分に出会ってほしい。


しかし、眼が痛い。
花粉症というよりも、PC病かな。