森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

充実した日々としよう

2007年11月07日 20時29分29秒 | 過去ログ
北海道から帰り、息をつく間もなく、走っている。
月曜は人間発達学の講義について、感情、嫌悪、道徳から、共同注意、そして心の理論へとすすめた。

いよいよ、これからが対人コミュニケーションの基盤となる脳の発達システムに入る。
行動神経科学から認知神経科学へ、そして認知神経科学から社会神経科学へ。
セラピストとして、将来の父親・母親として、そして人間としてのこころの基盤を植えたい。

こういった教育が医療教育の基本となりうると思っている。
数値やからだだけを見てもしょうがない。
ひとの顔や行動から、意図や感情を推定する能力を高めてもらいたい。

午後は神経系理学療法学Ⅱ、本日から小脳失調症に入った。
小脳は何とためにあるのかをまず理解してもらいたい。
行動だけみてもだめだし、脳だけ推測してもだめ。

授業後、卒論ゼミでタイトル決め、スライドの作成に入ってください。

そののち、遅い会議であった。

昨日は、少し研究を進め、ゼミ生のデータ解析を行い、行い、摂津市、近畿学会を済ませた。
対象者が高齢者というのは、面白い。
しかし、週末に4本講演しないといけないのは、ワーキングメモリがフル稼働だ。
それは、時にストレスホルモンを分泌する。

本日は15日締め切りの原稿を少しだけ書いた。

ゼミ生(学部生、院生)の研究の指導に終始した。