リーガ・エスパニョーラ第4節、レアル・マドリードは9月18日(日)にアウェイでレヴァンテと対戦しました。
■マドリーの布陣
GK:カシージャス
DF:ぺぺ、カルヴァーリョ、セルヒオ・ラモス、マルセロ(後半25分→エジル)
MF:ケディラ(前半40分→退場)、シャビ・アロンソ、ディ・マリア、コエントラン、カカ(後半14分→イグアイン)
FW:ベンゼマ(後半0分→C・ロナウド)
■試合
開始からマドリーが攻勢に出たものの、レヴァンテの堅い守りに阻まれゴールできずに時間が過ぎて行きました。
そんな展開で迎えた前半40分、ディ・マリアが相手に倒された腹いせに相手にスライディングタックルを見舞いそこから乱闘に発展。
ディ・マリアは相手の手が少し顔に触れただけで倒れて挑発。しかし、それが大きな仇となりました。倒れたディ・マリアに話かけていたレヴァンテの選手をケディラがぶっ飛ばし、この行為でケディラは2枚目の警告を受けて退場しました。
一人少なくなったマドリーは劣勢に立たされます。
攻めではまったく攻め崩せず、守りではレヴァンテのカウンター攻撃に対して守備が手薄で何度も危機を迎えました。迎えた後半23分、レヴァンテがカウンター攻撃から深く攻め込み、最後はフリーとなっていたアルナ・コネが決めて1-0。マドリーは痛恨の先制点を許しました。
この得点で守備堅めに入ったレヴァンテに対し、一人少ないマドリーは成す術がありません。いくら攻めても堅い壁に弾き飛ばされ、まったく得点の気配はありませんでした。
試合は1-0で終了。マドリーは痛すぎる敗北を喫して勝ち点3を失い、首位陥落。5位にまで順位を落としました。
■感想
最初の方は「C・ロナウドがいるからカメラがベンチをよく抜くな~」なんて気楽な感じで見ていましたが、攻めあぐねて得点できない展開が続き、だんだんと悪い空気になってしまいましたね…。
それで、あのケディラの退場で完全に流れがレヴァンテの方に行ってしまいました。ディ・マリアはあそこで演技で倒れる必要はないのに…。
そしてケディラさん…。いつかのヴィジャレアル戦のジダンを思い出しました(ジダンはケディラにアドバイスくれるかな?)。関係のない場面に出てきて退場するのは本当に勿体無いです。CLで退場したマルセロと違って試合の勝敗に大きく影響する退場だったので、本当に残念…。
今回は固定メンバーではなく、先発を変えてきましたがその影響でしょうか、攻めが微妙に噛み合っていない印象を受けました。そんな状況なので、90分間11人で戦っていても引き分けていたかもしれませんね(C・ロナウドとエジルが入れば変わるし、そんなことはないか…。第一、PA内でのハンド取ってくれれば勝てていたのに、前のヘタフェ戦でのラッキーPK獲得の報い…?)
この敗北で5位まで後退したマドリー、ここ2年間の成績から考えてバルサを追うには引き分けすら許されない状況でしょうね…。そしてクラシコでは絶対に勝たなければいけませんが、ここ最近は90分間の試合で勝てていないのでかなり厳しいでしょうね。そう考えるとこの敗北は本当に痛い…。
レヴァンテ1-0レアル・マドリード
後半23分、アルナ・コネ(レヴァンテ)
順位
1位 ヴァレンシア(勝点9)【得失点差3/得点6】
2位 ベティス(9)【得失点差3/得点5】
3位 バルセロナ(7)【得失点差13】
4位 セヴィージャ(7)【得失点差2】
5位 R・マドリード(6)【得失点差7】
6位 マラガ(6)【得失点差4】
日程
リーガ・エスパニョーラ第5節 9月21日(水)エル・サルディネロ(サンタンデール)
ラシン・サンタンデールvsレアル・マドリード
リーガ・エスパニョーラ第6節 9月24日(土)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsラージョ・バジェカーノ
UEFAチャンピオンズリーグ・GL第2戦 9月27日(火)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsアヤックス
UEFAチャンピオンズリーグ・GL第3戦 10月18日(火)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsオリンピック・リヨン
UEFAチャンピオンズリーグ・GL第4戦 11月2日(水)スタッド・ドゥ・ジェルラン(リヨン)
オリンピック・リヨンvsレアル・マドリード
UEFAチャンピオンズリーグ・GL第5戦 11月22日(火)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsディナモ・ザグレブ
UEFAチャンピオンズリーグ・GL第6戦 12月7日(水)アムステルダム・アレーナ(アムステルダム)
アヤックスvsレアル・マドリード