クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表、レアル・マドリード)
――ファンにメッセージを…
「この日を迎えることができてとても幸せです。レアルマドリードでプレイすると言う子供の頃からの夢が実現しました。私を見るためだけにスタジアムが満員になるなんて想像していませんでした。感激しています。3つ数えます。みんなで”レアルマドリード万歳”と叫びましょう。」
――レアルでの目標は?
「サンチャゴ・ベルナベウで行われる来季のチャンピオンズリーグ決勝に勝ち、優勝すること、(移籍)金額が正しいことをプレーで証明してみせたい」
――レアルでバロンドール再受賞できるか?
「レアル・マドリードで多くのバロンドールを受賞できるといいね。僕はまだまだ、選手として成長できる部分があると思っている。だが、僕にとってより重要なのは、バロンドールよりもチーム全体での成功だ。そしていつか、ディ・ステファノ(レアル・マドリード終身名誉会長、かつての背番号9)のような存在になりたい」
――レアルにはカカ、ベンゼマも加入しましたが?
「カカとは気が合うんだ。僕たち2人は完璧に共存できる。ベンゼマもすごくいい選手だ。彼のゴールを手助けできるよう、できるだけ多くのアシストをしたい」
――マヌエル・ペチェグリーノ(レアル新監督)について
「ペジェグリーニ監督の率いていたヴィジャレアルは非常によく組織されたチームだったから、彼らに勝つのは本当に至難の業だった。ペレス会長は正しい選択をしたと思う」
――レアルは前回、宿敵バルセロナに2-6で大敗を喫していますが?
「次は1-0で勝ち、勝ち点3ポイントをいただくよ。僕にとっては、常に“勝つこと”こそが重要なんだ」
バルセロナへの移籍は時間の問題かと思われたスペイン代表ダビド・ヴィジャの移籍が、白紙に戻りつつあるようです。
7月6日(月)、ヴァレンシア前会長ビセンテ・ソリアーノ氏によると、投資グループが株式の51%を取得したと発表し、さらに5億ユーロの投資によってクラブの負債を帳消しにする予定とのこと。
同時にソリアーノ氏は、自らがクラブの筆頭株主になったことを明かしました。
資金難によって、ヴァレンシアの弱体化は避けられない事態になっていましたが、これでヴィジャなどの主力流出を防げれば、ヴァレンシアが再びリーガ・エスパニョーラの強豪になる日も近いでしょう。
ビセンテ・ソリアーノ氏
「バレンシアの偉大なプロジェクトは経済危機によって崩壊し、深刻な財政難がクラブの成長を止めてしまった。しかし、バレンシアを襲う脅威は、もはやなくなった」
レアル・マドリード会長のフロンティーノ・ペレスが、今後の移籍計画について語りました。
ペレス会長によると、最低でもあと2人の選手を獲得し、10人の選手を放出するとのこと。
ペレス会長は、「出て行かなければならない選手たちを納得させることに集中しなければならない。来年にW杯があることも忘れてはいけないよ。ここにいる全ての選手が大会に出たいと願っている、ここでチャンスが得られないなら、選手たちは他で手にしようとするだろうね。W杯に出られるようにね。」と、放出候補の選手たちの説得を最優先課題にする語りました。
放出候補には、かつてのエース、ファン・ニステルローイやファン・デル・ファールト、スナイデル、ロッベンといったオランダ代表の主力クラスが上がっています。
フロンティーノ・ペレス(レアル・マドリード会長)
「(4人の選手を獲得して)これで、我々は少し冷静にならなければいけない。通常、チームは25人前後で構成されるのに、今の我々には35人もいるからだ。」
一方でミランは、この移籍期間で主力のカカを失い、その穴をなかなか埋められない厳しい状況が続いています。第一の獲得候補だったアバデヨール、第2の候補のルイス・ファビアーノとの交渉も難航しています。
唯一可能性が高いのは、レアル・マドリードのフンテラール。レアルが放出したがっているだけに、交渉を開始すればすぐに移籍が決まるでしょう。