今シーズン、スペイン代表に初招集されるなど鳴り物入りでレアル・マドリードに戻ってきたロベルト・ソルダードでしたが、再びレアルを去ることになりそうです。
今シーズン、ヘタフェからシュスターを獲得したことで今まで良好だったレアルとヘタフェの関係が急速に悪化。その後レアルはカンテラでもトップの実力を誇るデ・ラ・レッドを完全移籍(買い戻しオプション付き)、グラネロをレンタル移籍してヘタフェとの関係修復にあたりました。
そして今回、ヘタフェはソルダードと接触。本人とは合意に至りあとはレアル側が容認すればソルダードはヘタフェの選手となるでしょう。ソルダードは今季先発のファン・ニステルローイ、ラウル、控えのサビオラ、イグアインに次ぐ5番目のFW扱いを受けていただけにこの移籍はヘタフェ、レアル、ソルダード3者にメリットがある重要な移籍となりそうです。
柳沢は2002FIFAワールドカップ後、鹿島から海外のサンプドリア、メッシーナに移籍。しかしこの海外兆戦が失敗して鹿島に戻りチームの活躍に貢献しましたが怪我が多く休養している間に若手が台頭、先発メンバーから落ち京都への移籍を決意しました。
代表では2002FIFAワールドカップなどで活躍、しかし2006FIFAワールドカップではクロアチア戦でフリーになりながらもシュートミスをする失態を演じそれ以降は代表に呼ばれていません。
スペイン、リーガ・エスパニョーラ第18節。
首位のレアル・マドリードは1月6日に9位のサラゴサとサンティアゴ・ベルナベウで対戦。
前後半戦
開始直後はレアルがボールを支配したものの中盤に差掛かるにつれサラゴサがボールを支配。レアルゴール目掛けて次々とシュートを放ちます。これをレアルは守護神カシージャスがセーブ、得点を与えずに前半終了もレアルサポーターからはブーイングの嵐。
後半に入ってもサラゴサペースは続き後半14分、セラデスのフリーキックエースをディエゴ・ミリートが渾身のヘディングシュート。レアルはこの試合最大の危機を迎えますが、今日最高のプレーを披露しているカシージャスがスーパーセーブ!
しかし1分後、レアル攻め上がったところでカウンター攻撃を仕掛けられる最悪の展開でオリベイラに決定的なシュートを放たれますが、今度はゴールポストがレアルを救います。
後半20分、レアル数少ない得点のチャンス。グティが中盤から右サイドに展開、ボールを受けたロビーニョがサラゴサ守備陣を掻い潜りファン・ニステルローイにセンタリング、ニステルローイはヘディングでサラゴサゴールを揺らし1-0!レアルが先制。
後半31分、終始攻めたてながらも失点してしまい焦るサラゴサに対しレアルがカウンター攻撃。ロビーニョが決めて2-0。2分後、ラウルが決定的シュートを放つも枠外へ。
2点目以降、サラゴサは崩れボールはレアルがキープ。敗北が時間の問題と見られていたレアルでしたが終って見れば2-0でレアルが完勝し2位バルセロナとの勝ち点7差を保ちました。
一方で10日に行なわれたコパ・デル・レイ決勝トーナメント2回戦第1戦、レアルはアウェイでマジョルカと対戦しましたが、サラゴサ戦で燻っていた守備陣の乱れを改善できずに2-1で敗戦しました。