天空の土木作業

鉄道模型レイアウトの制作記録

南海1000系

2011-09-17 | 車両【私鉄】
小学校に入りたての頃だったと思いますが、和歌山の和歌の浦へ行った社員旅行の帰りに一度だけ「四国号」に乗ったことがあります。
当時バイブルだった「ヤマケイレイルシリーズ 私鉄特急列車」に掲載されていた四国号に乗れるとあって興奮していたのを覚えています。
大市交・阪急・京阪くらいしか乗る機会がない幼少期。どこか古めかしいデザインと塗装でありながら、指定席を有し、ヘッドマークも誇らしげに爆走する1000系にすっかり魅了されました。家に帰ってからも1000系のページを穴が空くほど見ていました。

和歌の浦への社員旅行はその後もありましたが、その時は既に「サザン」が登場していました。
撮り鉄だったろも南海沿線に行くことはほとんどなく、南海1000系を見ることも乗ることも、これが最後となりました。

ちなみに、その後京福電鉄で再開し、乗車しています。

さて、秋に各社から限定の「鉄道コレクション」が発売され、あちこちで盛り上がっているようですが、
何箱も買わないと編成にならなかったり、そもそも編成にならなかったり、朝早くから並ばないと買えないなど、苦労やお金の割に合わないかな、などと思い、今までこの手のものは買ったことがありませんでした。

しかし、今回は南海1000系。
いつかマイクロエースから出るだろうと思いながらずっと「待ち人」でいたことと、ご丁寧にフル編成化のための屋根パーツが付いていること、ロスが先頭車2両で収まることなどから、思い切って購入することにしました。

朝、駅の始業から発売開始ということで、4時50分に南海なんば駅に行きましたが、行列どころか誰も居ない状態で、あっさりと4箱買うことができました。売り手としてはプレミア感を出すために発売個数を絞ることもあるのでしょうが、私のような模型ライトユーザーには有り難いことです。



パッケージのデザインや、車両紹介の文面も素敵で、大変満足しました。
説明書通りに編成を組み、屋根を交換してパーツを付け、ブックケースに収納しました。
車両番号のシールを一箇所貼ってみたのですが、やはりシールであることがバレバレで、どこかにインレタがないか探していたところ、大阪市内の模型屋さんが後日発売するようなので、それを待つことにしました。しかも、床下パーツも発売してくれるそうです。これも有り難いことです。



まだ走行化もしていませんが、今までコレクションになかった南海、そしてこの色が手元にあるということがとても嬉しいです。

そして、さらに嬉しいニュースが。
阪神は5311系、京阪は2000系を発売するとのことです。
どちらも2箱買えばそのまま編成になります。
鉄道コレクションも侮ることができませんね。

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