sptakaのブツブツDiary

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5月12日(月)北海道という場所

2008-05-12 11:31:31 | ブツブツ日記
5月12日(月)北海道という場所
 週末に北海道の知床に行ったのだが、本州の梅雨前線を避けてのこと。しかし向こうも天気が悪い。レンタカーで自分で運転すると分かるが、ここはアメリカのように、車が少なくて、町と町の間に何もないところというか、農場牧場が広がって、夜には街灯がなくて、実に運転がしにくくて、気温が0度まで下がったのはいいとしても、真冬だと、マイナス15度を白滝というところで経験して、しかし町中に温まるところがない。商店もなくて、吹きっさらしで、車の中やホテルに入れば暑いのだが、よく吹雪のときに、車のガス欠で死んだという話がシカゴの方であるが、北海道でも時々あるようで、北海道というところはそういうところだ。
 しかもホテルじゃ、室温が24度で、こんなんじゃ暑くて眠れないといっても、温度が下がらない。窓を開ければ一瞬にして冷え込んで、いったいどういう生活?
 知床というのは、斜里の斜里岳辺りから始まって、向こうへ羅臼岳と知床岳のさき、半島突き当たりで終わるのだが、どうも遠いと思って、というか、網走からだと先端まで100キロ近くあって、よく地図みれば、知床の山脈というのは、実に60キロも伸びているわけで、それは北アルプスや南アルプスと同規模で、その中に三つくらいの登山道しかないわけだから、北アルプスの百分の1ということになる。そんな所を週末二日でどうにかしようとおもっても、アメリカと一緒でカルチャーショックになる。しかも他に、日高も十勝も夕張という山脈もあるわけだからね。しかしせめて、知床は本州3000mと同程度とはいっても、さほどでもなくて、南アルプスと同じくらいで、まあだから、そこに知床があるから行くわけで、それ以上の理由はない。
 例によって一つくらい文句を言うなら、知床NPOの自然センターなんていうのは、呆れるお粗末で、観光客に一回500円のつまらない映画を見せるというテキヤみたいな商売をやっていて、世界遺産の真ん中でその程度とはお粗末。知床峠の観光ラインが少しの降雪でクローズされていて、峠の高度800mの雪はどのくらいあるのかと、ビジターセンターなんてアメリカ真似たインフォメーションで聞いても「私たちもクローズだから入れないんですよ。残雪の様子のインフォメーションは、入ってないんですよ」と、25歳の時給千円のこれがNPOの自然保護の環境庁の下請けで、まるで阿呆なバイト程度とは毎度のこと。登山道に邪魔するように、横に生えているダケカンバを切って登山道整備もせずに、木を切ったらいけませんとうわけで、例によって全く主体性の感じられない阿呆な北海道はいくら自然がいいと言っても、私しゃ、好きにはなれませんよ。


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