アカデミー取ったって、それはジョディフォスターか、スティングもそうだっけ、キャサリンロスの方がいいぞ。明日に向かって撃て、イージーライダーはそうでもないが。
南北戦争を知りたいなら、風と共に去りぬを見ろと、黒澤明も昭和17年頃に上海でこれをみて「こんな国と戦争やるか、大バカ者」と唸ったというわけだ。太平洋戦争なら、人間の条件。これって9時間も大作だからね、仲代達也。
そう思ってみれば、パラサイトがノンフィクで取ったといっても、「どうせマルサ」かと思っていたよ。まさに。
予告のように、詐欺っぽい家族ですよ。それがああ、面白い。主役はどうも父親らしいが、キムヨナのような煙草吸っているチンピラ娘がいい役やってるよね。
ところが面白かったのは前半の30分くらいまで。その後は延々とこのパターンが続くんだね。ネタバレするかというけど、風と共に~~なんて南北戦争だよって、最初からバレているのに、ちっとも劣化しないとは、バレるような小ネタで映画作るなよと、私思うけどなあ。せめて大河ごときでも、明智光秀とは知ってドラマ作るよね。だけに見ている奴がアホとか、演出力ゼロの怒鳴っているだけの水戸黄門以下の時代劇とかいうよ。バレてもいいんだよ。だって個人教授なんて、何度も見るよ。バレても何度も見たいのが映画だしね。寅さんもそうだろ。
後半はしつこくてつまらなかったね。韓国特有のエグイ人殺しがあるし、ああ生血なんて見たくないよ。終わった時に感動あるかといえば、やっぱり半地下は貧しいねだけだし。中国なんて穴のなか生活もあるしさ、下水の氾濫なんて、気仙沼思い出して、あっちの方がリアルだったよと、日本人は開き直るよ。アカデミーもこんなもんに大賞挙げて、ああ、映画とは貧困なり。毎年ヒット作がガンガンでるわけないしね。
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