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米国株、ダウ反発 債務上限引き上げ合意に期待 ナスダックは続伸 米国・欧州株概況 2023年5月27日 5:02 (2023年5月27日 5:07更新)

2023-05-27 05:27:29 | 日記
米国株、ダウ反発 債務上限引き上げ合意に期待 ナスダックは続伸
米国・欧州株概況
2023年5月27日 5:02 (2023年5月27日 5:07更新)

【NQNニューヨーク=稲場三奈】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発し、前日比328ドル69セント高の3万3093ドル34セント(速報値)で終えた。米政府の債務上限を巡る協議が進展しているとの期待から、買いが優勢だった。朝発表の経済指標が市場予想を上回り、米経済の底堅さが意識されたことも、相場を支えた。

米政府の資金繰り策が行き詰まる「Xデー」は早くとも6月1日に迫る。バイデン大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長の協議は続いている。米メディアによると、交渉は合意に近づいており、2年程度の引き上げを軸に26日にも妥結する可能性があるという。合意に至った場合は30日に下院、31日に上院それぞれ可決できるとして、市場ではリスク回避の姿勢が和らいだ。

朝発表の経済指標が米経済の強さを示したことも株買いを誘った。ミシガン大学が発表した5月の消費者態度指数(確報値)は59.2と市場予想(57.7)を上回った。4月の個人消費支出(PCE)物価指数は、変動が大きい食品とエネルギーを除くコア指数の上昇率が前年同月比4.7%と、市場予想(4.6%)を上回った。前月比も0.4%と、3月(0.3%)から伸びが加速した。

ダウ平均は前日までの5営業日で770ドルあまり下落していた。3連休を控え、売りに傾いた持ち高調整の動きも出やすかった。半導体のインテルやソフトウエアのマイクロソフトが買われた。アナリストが高評価を示したクレジットカードのアメリカン・エキスプレスの上昇も目立った。一方、バイオ製薬のアムジェンや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が売られた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比277.594ポイント高の1万2975.688(速報値)で終えた。

米国株、ダウ続落し35ドル安 債務上限問題が重荷 エヌビディア急騰でナスダックは反発 米国・欧州株概況 2023年5月26日 5:30

2023-05-26 07:02:21 | 日記
米国株、ダウ続落し35ドル安 債務上限問題が重荷 エヌビディア急騰でナスダックは反発
米国・欧州株概況
2023年5月26日 5:30


【NQNニューヨーク=戸部実華】25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落し、前日比35ドル27セント(0.1%)安の3万2764ドル65セントで終えた。3月29日以来、およそ2カ月ぶりの安値。米連邦政府の債務上限問題を巡る不透明感が引き続き重荷となった。半面、ダウ平均の構成銘柄ではないが、画像処理半導体(GPU)のエヌビディアが急騰し、ハイテク関連銘柄に買いが入り、ダウ平均を下支えした。

政府と野党・共和党による債務上限を巡る協議が続いている。大手格付け会社のフィッチ・レーティングスは24日、米国の信用格付けの見通しを「ネガティブ」とした。早ければ6月1日とされる米政府の資金繰り策が行き詰まる「Xデー」が近づいており、交渉の進展を見極めたい投資家が多い。ダウ平均の下げ幅は一時200ドルを超えた。

売り一巡後は下げ渋り、小幅に上昇する場面もあった。25日の取引時間中にバイデン米大統領が交渉は「進展している」との考えを示したと伝わった。共和党のマッカーシー下院議長も「どこに隔たりがあるか分かっている。結論に至るように努力している」などと記者団に話したと報じられた。市場では債務不履行(デフォルト)は避けられるとの見方も根強い。

エヌビディアは24%高で終えた。24日夕に四半期決算と併せて発表した5~7月期の売上高見通しは市場予想を大幅に上回った。人工知能(AI)に使う半導体の需要急増が大幅な業績拡大を支えるとの見方が強まり、「エヌビディア株の急騰がハイテクを中心に相場を押し上げた」(インガルズ・アンド・スナイダーのティム・グリスキー氏)。AI技術の成長期待が広がり、ダウ平均の構成銘柄ではソフトウエアのマイクロソフトが4%高となり、スマートフォンのアップルも高い。

ハイテク株に資金が流入した半面、ディフェンシブ株や消費関連株は売られた。通信のベライゾン・コミュニケーションズやバイオ製薬のアムジェンが安い。ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスやホームセンターのホーム・デポも売られた。米原油先物相場が下げ、石油のシェブロンや化学のダウも下落した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、前日比213.932ポイント(1.7%)高の1万2698.094で終えた。エヌビディアの好調な見通しを受け、同業のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は11%高となった。半導体製造装置株も高い。主要半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は7%上昇した。ネット検索のアルファベットや交流サイトのメタプラットフォームズも買われた。

日本半導体指数が最高値、業績期待高まる-米エヌビディア好業績 2023年5月25日 13:03 JST 更新日時 2023年5月25日 16:39 JSTブルームバーグ

2023-05-25 21:14:29 | 日記

日本半導体指数が最高値、業績期待高まる-米エヌビディア好業績
長谷川敏郎、Winnie Hsu
2023年5月25日 13:03 JST 更新日時 2023年5月25日 16:39 JST ブルームバーグ

日本の半導体関連株で構成する主要な株価指数が過去最高値を付けた。米半導体メーカーのエヌビディアの売上高見通しが市場予想を大きく上回り、半導体企業の業績が回復するとの期待が高まっている。
主要半導体指数の推移 | 過去最高を更新




  エヌビディアは24日、5-7月(第2四半期)の売上高は人工知能(AI)向けプロセッサーの需要好調を背景に約110億ドル(約1兆5300億円)に増える見通しと発表した

エヌビディア株急伸、売上高見通しが市場予想上回る-AI追い風

  25日の東京株式市場で、半導体試験装置のアドバンテストの終値は前日比16%高の1万6340円。一時は20%高の1万6870円に急伸し、株式分割を考慮した実質で上場来高値を付けた。IC(集積回路)パッケージのイビデンの終値は9%高となった。エヌビディアはアドテストなどの装置を利用。イビデンはエヌビディアに基板を供給している。
アドテストの推移 | 最高値



  半導体関連株には買いが広がり、新光電気工業が大幅高。半導体製造装置のSCREENホールディングスや東京エレクトロン、シリコンウエハーメーカーのSUMCOなども高い。

  株式市場では、エヌビディアの発表は生成AIへの需要が高まっていることを示しているとの見方が出ている。岡三証券の大下莉奈シニアストラテジストは「日本企業では、製造装置や検査装置関連が『下期からの回復』を示唆していたが、その確度が高まる結果になった」と評価。特にアドテストは「業績の上方修正に対する期待が高まる形になっている」とみていた。

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東証大引け 3日ぶり反発 値がさ半導体株がけん引、TOPIXは下落 国内株概況 2023年5月25日 15:30

2023-05-25 05:30:41 | 日記
東証大引け 3日ぶり反発 値がさ半導体株がけん引、TOPIXは下落
国内株概況
2023年5月25日 15:30

25日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発し、大引けは前日比118円45銭(0.39%)高の3万0801円13銭だった。米画像処理半導体(GPU)のエヌビディアが発表した好決算を受け、値がさの半導体関連株を中心に連想買いが波及した。半導体製造装置のアドテストが急伸し、日経平均を1銘柄で154円押し上げた。

アドテストのほか東エレクやスクリン、信越化など主要な半導体関連株が軒並み高となった。エヌビディアの決算は売上高や見通しが市場予想を上回り、生成人工知能(AI)に使う半導体の引き合いの強さが確認されたとの見方から、東京市場でも関連とされる銘柄に物色が向かった。

米債務上限問題を巡る先行きの不透明感は重荷だった。24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は255ドル安と4日続落した。米株安の流れを引き継ぎ、日経平均は朝方に下げ幅を100円超に広げる場面があるなど、相場全体の上値を抑える要因となった。

東証株価指数(TOPIX)は3日続落した。終値は前日比6.25ポイント(0.29%)安の2146.15だった。

東証プライムの売買代金は概算で3兆4686億円。売買高は12億6473万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は726、値下がり銘柄数は1010と値下がりのほうが多かった。変わらずは99銘柄だった。

安川電やエーザイ、味の素が上げた。第一三共や川崎汽、エムスリーが下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ3日続落し231ドル安 米債務上限交渉に進展みられず 米国・欧州株概況 2023年5月24日 5:25 (2023年5月24日 7:41更新)

2023-05-24 07:48:27 | 日記
米国株、ダウ3日続落し231ドル安 米債務上限交渉に進展みられず
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2023年5月24日 5:25 (2023年5月24日 7:41更新)


【NQNニューヨーク=横内理恵】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比231ドル07セント(0.7%)安の3万3055ドル51セントで終えた。米連邦政府の債務上限問題を巡る政府と野党・共和党の協議に特段の進展がみられず、交渉難航を懸念した投資家がリスク回避姿勢を強めた。

議論の行方を見極めたいとの様子見姿勢が強いなか、バイデン米大統領との交渉にあたっている共和党のマッカーシー下院議長が共和党議員に「合意にはほど遠い」と述べたと伝わった。政府と野党の歩み寄りの難しさが改めて意識された。

一部の共和党議員が、早ければ6月1日にも米政府の資金繰り策が行き詰まるとの米財務省の見通しに懐疑的な見方を示したと伝わった。交渉の遅れにつながれば、米政府の債務不履行(デフォルト)リスクが高まるとして警戒された。米債券市場では満期の近い米財務省証券(TB)の利回りの上昇が目立った。

バイデン米大統領とマッカーシー下院議長は22日夕に会談したものの、合意に向けた大きな進捗はなかった。会談後にマッカーシー氏は協議が「生産的だった」と述べ、「合意するまで交渉を続ける」と語った。バイデン大統領は「デフォルトの選択肢がないことを下院議長と再確認した」との声明を発表していた。

ダウ平均は270ドルあまり下げる場面があった。今年に入って値上がりが続いてきた主要ハイテク株の一角に利益確定売りが出たのも相場の重荷だった。米長期金利が一時3月中旬以来の水準に上昇し、高PER(株価収益率)銘柄の相対的な割高感も意識されやすかった。ダウ平均では顧客情報管理のセールスフォースやソフトウエアのマイクロソフトなどが売られた。

一方、原油高を受けて石油のシェブロンが買われた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比160.531ポイント(1.3%)安の1万2560.245で終えた。22日夕に決算発表したビデオ会議システムのズーム・ビデオ・コミュニケーションズが大幅安だった。