コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

米国株、ダウ続伸し115ドル高 米債務上限問題への懸念後退 ナスダックは9カ月ぶり高値 米国・欧州株概況 2023年5月19日 5:26

2023-05-18 20:39:54 | 日記
米国株、ダウ続伸し115ドル高 米債務上限問題への懸念後退 ナスダックは9カ月ぶり高値
米国・欧州株概況
2023年5月19日 5:26

【NQNニューヨーク=横内理恵】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比115ドル14セント(0.3%)高の3万3535ドル91セントで終えた。米債務上限問題への懸念が後退しつつあり、ハイテク株などへの買いが広がった。半面、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め長期化が米景気を冷やすとの見方は重荷となり、ダウ平均は下げる場面もあった。

米連邦政府の債務上限引き上げについて野党・共和党のマッカーシー下院議長が18日、「合意に至る道筋がみえる」と述べ、来週にも下院で採決できるとの見通しを示した。関係者が協議を重ねており、6月にも米政府の資金繰り策が尽きて債務不履行(デフォルト)に陥る最悪の事態は避けられるとの見方が広がりつつある。

ダウ平均は200ドルあまり下げる場面もあった。ダラス連銀のローガン総裁が18日の講演で「ここ数週間の指標はまだ利上げ見送りが適切だとは示していない」と述べた。タカ派で知られるセントルイス連銀のブラード総裁も18日のインタビューで、「インフレ抑制を確実にするための保険としていくらかの追加利上げが正当化されるかもしれない」との見解を示した。FRBが利上げを続ける可能性が意識され、景気懸念につながった。

ダウ平均の構成銘柄では半導体のインテルが上昇。顧客情報管理のセールスフォースやソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク株も買われた。18日発表の23年2~4月期決算が市場予想以上で、通期の業績見通しを引き上げた小売りのウォルマートも高い。

一方、不動産やヘルスケア、生活必需品など業績が景気に左右されにくいディフェンシブ株は売られた。ダウ平均ではアナリストが投資判断を引き下げた日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が下落。医療保険のユナイテッドヘルス・グループも安い。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比188.272ポイント(1.5%)高の1万2688.838と2022年8月以来、およそ9カ月ぶりの高値で終えた。広告付きプランの利用者拡大が好感された動画配信のネットフリックスが大幅高だった。18日に日本の工場への5000億円の投資を発表した半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーなど半導体関連株の上昇も目立った。

東証大引け 6日続伸 連日で1年8カ月ぶり高値 中長期の海外勢が買い 国内株概況 2023年5月18日 15:27

2023-05-18 20:39:54 | 日記
東証大引け 6日続伸 連日で1年8カ月ぶり高値 中長期の海外勢が買い
国内株概況
2023年5月18日 15:27

18日の東京株式市場で日経平均株価は6日続伸し、前日比480円34銭(1.60%)高の3万0573円93銭と、連日で1年8カ月ぶりの高値を更新した。一時は上げ幅を570円超に広げ、2021年9月14日の高値(3万0670円)に迫る場面もあった。前日の米株式相場が上昇した流れを受けて投資家のリスク選好が強まった。

バイデン米大統領が野党・共和党のマッカーシー下院議長と会談し、債務上限問題について合意に近づいたと受け止められた。株式相場には買い安心感が広がり、前日の米株式相場が大幅上昇した流れを受けて18日の東京市場でも主力の値がさ株を中心に買いが優勢となった。

外国為替市場で円相場が1ドル=137円台後半と円安・ドル高に傾いていることも、輸出関連株には追い風となった。4月以降、日本株には海外投資家の買いが続く。市場では「低ボラティリティー(変動率)のデフェンシブセクターなどもしっかり上昇し、主力の大型株一辺倒の買いではない。中長期でロング運用を目指す機関投資家の買いが入ってきているようだ」(東海東京調査センターの中村貴司シニアストラテジスト)との指摘があった。

東証株価指数(TOPIX)は5日続伸し、24.24ポイント(1.14%)高の2157.85と、連日で1990年8月以来およそ33年ぶりの高値を更新した。

東証プライムの売買代金は概算で3兆8007億円。売買高は14億2633万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は956と、全体の約5割にとどまった。値下がりは808、変わらずは71銘柄だった。

ソニーGが大幅上昇した。東エレク、アドテストが高かった。三井物も買われた。一方、東電HDが売られた。サイバーが安かった。楽天グループも売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ反発 債務上限問題の合意に期待感 米国・欧州株概況 2023年5月18日 5:03

2023-05-18 05:34:37 | 日記
米国株、ダウ反発 債務上限問題の合意に期待感
米国・欧州株概況
2023年5月18日 5:03

【NQNニューヨーク=川上純平】17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比409ドル09セント高の3万3421ドル23セント(速報値)で終えた。米債務上限問題を巡って、与野党の合意に向けた期待が広がり、買いが入った。米小売り大手が発表した四半期決算が市場予想を上回り、米経済の屋台骨である消費の先行き不安が薄れたのも相場を押し上げた。

バイデン米大統領は17日、債務上限問題について「(野党と)合意に至る確信があり、米国はデフォルト(債務不履行)を引き起こさない」と述べた。野党・共和党のマッカーシー下院議長も「合意できる」との認識を示した。与野党がデフォルトを回避するために合意に前向きな姿勢を見せたことで投資家心理が改善した。

ダウ平均の構成銘柄ではないが、小売り大手のターゲットが17日発表した2023年2~4月期決算は市場予想を上回る内容だった。前日にホームセンターのホーム・デポが低調な決算を発表したことで高まった消費の先行き不安が和らいだ。ホーム・デポが買い直されて一時4%上昇したほか、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど他の消費関連株にも買いが及んだ。航空機のボーイングも上昇した。

半面、製薬のメルクやバイオ製薬のアムジェンなどディフェンシブ株には売りが目立った。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比157.513ポイント高の1万2500.566(速報値)で終えた。