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東証大引け 4日続伸 海外勢の買い続く、バブル後高値を連日更新 国内株概況 2023年5月30日 15:39

2023-05-30 21:27:29 | 日記
東証大引け 4日続伸 海外勢の買い続く、バブル後高値を連日更新
国内株概況
2023年5月30日 15:39

30日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、大引けは前日比94円62銭(0.30%)高の3万1328円16銭だった。バブル経済崩壊後の高値を連日で更新し、1990年7月26日以来およそ33年ぶりの高水準をつけた。材料に乏しく薄商いのなか、午後に入ると日本株の先高観の強さを背景とした海外の短期筋とみられる株価指数先物への買いが断続的に入り、日経平均を押し上げた。

外国為替市場で円相場が1ドル=140円前後と円安・ドル高水準で推移していることも、輸出関連を主力とする日本株の支えとなった。

日経平均は朝方から後場の寄り付きにかけ、下げる場面が目立った。相場の高値や過熱への警戒感から、目先の利益を確定する目的の売りが出た。29日の米市場が休場で手掛かりを欠いたことも相場の重荷となった。

東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は前日比1.43ポイント(0.07%)安の2159.22だった。

先物主導の相場展開を映して大型株に買いが集中した半面、値下がり銘柄数も多かった。東証プライムの値上がり銘柄数は574、一方で値下がりは1197と値上がりより多く、全体の6割超の銘柄が下落した。変わらずは63、比較不可が1銘柄だった。東証プライムの売買代金は概算で3兆194億円。売買高は11億1540万株だった。

神戸鋼やシチズン、フジクラが上げた。一方でSUMCOや帝人、デンカが下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕