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東証大引け 反落、利益確定売り 決算で個別株の動き目立つ 国内株概況 2023年5月10日 15:47 (2023年5月10日 15:56更新)

2023-05-10 20:37:40 | 日記
東証大引け 反落、利益確定売り 決算で個別株の動き目立つ
国内株概況
2023年5月10日 15:47 (2023年5月10日 15:56更新)

10日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比120円64銭(0.41%)安の2万9122円18銭で終えた。9日に1年4カ月ぶりの高値を付けており、前日の米株安を受けて目先の利益を確定する売りが出やすかった。東エレクなど主力の値がさ株が下げ、日経平均を下押しした。主要企業の決算発表が相次ぐなか、個別株の値動きが目立った。

前日の米株式市場でハイテク株が下落し、投資家心理の重荷となった。日本時間今晩に4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、持ち高調整の売りも出やすかった。決算などを材料にダイキンや塩野義、日本製鉄の下落が目立った。

一方、午後に今期見通しを発表したトヨタは一時上昇率が2%を超えた。株主還元強化を発表した銘柄などへの買いも相場を下支えした。

東証株価指数(TOPIX)は反落し、終値は前日比11.64ポイント(0.55%)安の2085.91だった。

東証プライムの売買代金は概算で3兆1877億円。売買高は13億1532万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1341と、全体の約7割を占めた。値上がりは436銘柄、変わらずは57銘柄だった。

大平金やNTNが大幅安。半面、丸井Gや横河電、三菱重は年初来高値を更新した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ続落し56ドル安 CPI控え様子見、債務上限問題も警戒 米国・欧州株概況 2023年5月10日 5:27

2023-05-10 05:33:15 | 日記
米国株、ダウ続落し56ドル安 CPI控え様子見、債務上限問題も警戒
米国・欧州株概況
2023年5月10日 5:27

【NQNニューヨーク=横内理恵】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比56ドル88セント(0.2%)安の3万3561ドル81セントで終えた。10日に4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、投資家の様子見姿勢が強かった。米地域銀行株の不安定な値動きに加え、米政府の債務上限問題などへの警戒は相場の重荷だった。

市場予想によれば、CPIでは物価の瞬間風速を示す前月比の伸びが3月の0.1%から0.4%に加速するとみられている。エネルギー・食品を除くコア指数は前月比0.4%、前年同月比5.5%上昇する見通しで、インフレ抑制が進んでいないと受け止められる可能性がある。

米地銀のパックウエスト・バンコープやウエスタン・アライアンス・バンコーポレーションが大幅安となる場面があった。インフレ高止まりで米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化すれば、金融機関の経営環境も厳しさを増す。米銀の貸し出し態度の厳格化が米景気や企業業績を一段と押し下げることへの警戒は強かった。

米政府の債務上限問題を巡っては、バイデン米大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長が9日夕に協議する予定となっている。与野党の隔たりは大きく、早期の歩み寄りを期待する参加者は少ない。現時点では、米政府が債務不履行(デフォルト)に陥るとみる投資家は多くないが、協議が難航する可能性が嫌気された。

ダウ平均は100ドルあまり下げる場面があった。半導体のインテルや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)、スポーツ用品のナイキなどが売られた。半面、大型の新規受注を公表した航空機のボーイングが買われた。顧客情報管理のセールスフォースも高かった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比77.365ポイント(0.6%)安の1万2179.553で終えた。CPI発表を控えて電気自動車のテスラやスマートフォンのアップルなど主要ハイテク株の一角に利益確定売りが出た。

東証大引け 反発 1年4カ月ぶり高値 海外短期筋の買いが押し上げ 国内株概況 2023年5月9日 15:25

2023-05-10 05:33:15 | 日記
東証大引け 反発 1年4カ月ぶり高値 海外短期筋の買いが押し上げ
国内株概況
2023年5月9日 15:25

9日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、大引けは前日比292円94銭(1.01%)高の2万9242円82銭だった。上げ幅は300円を超える場面があった。2022年1月5日(2万9332円)以来およそ1年4カ月ぶりの高値を付けた。海外短期筋による先物を中心とした断続的な買いが日経平均を押し上げた。前日に米ハイテク株が買われた流れを受けた、値がさの半導体関連株の上昇も目立った。

米連邦準備理事会(FRB)は8日、米銀の融資基準が厳格化していると発表した。市場では「日銀は金融緩和を維持する姿勢とあって、欧米に比べて日本では金融不安が起こりにくいとの見方から、短期筋を中心に海外投資家が日本株のアロケーション(資産配分)を増やしているようだ」(ピクテ・ジャパンの田中純平ストラテジスト)との指摘があった。

主力企業の23年3月期決算発表が本格化するなか、好調な業績見通しや株主還元策を発表した銘柄には買いが集まった。前日に決算を発表したJFEや川崎汽が売買を伴って大幅高となった。

東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は前日比26.34ポイント(1.27%)高の2097.55と、21年9月17日(2100.17)以来の高値を付けた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆2746億円。売買高は13億4751万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1497と、全体の約8割を占めた。値下がりは288、変わらずは49銘柄だった。

東エレク、アドテストが高く、第一生命HDも買われた。一方、リコーが大幅に下落した。JALが売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕