コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

東証大引け 日経平均は5日続落 米景気減速懸念で 一時3万6000円下回る 国内株概況 2024年9月9日 15:32

2024-09-09 20:38:46 | 日記
東証大引け 日経平均は5日続落 米景気減速懸念で 一時3万6000円下回る
国内株概況
2024年9月9日 15:32

9日の東京株式市場で日経平均株価は5日続落し、終値は前週末に比べ175円72銭(0.48%)安の3万6215円75銭だった。米国の景気減速懸念から、投資家のリスク回避目的の売りが優勢だった。前週末の米ハイテク株安の流れを引き継ぎ、東京市場でも東エレクが年初来安値を更新するなど半導体関連株の下げが目立った。

前週末の米株安や外国為替市場での円高・ドル安を背景に、朝方はプライム市場の9割以上の銘柄が下落した。8月の米雇用統計を受けて投資家心理が悪化した。半導体関連株のほか、ホンダやトヨタなど自動車をはじめとする輸出関連株も売られた。日経平均の下げ幅は一時1100円を超え、取引時間中としては約1カ月ぶりに3万5000円台になった。

ただ、売り一巡後は下げ渋り、大引けにかけて日経平均は急速に下げ幅を縮めた。日本時間9日午後の取引で、ハイテク株比率の高い米ナスダック100指数の先物「Eミニ・ナスダック100」がプラス圏で推移したことや、円相場が一時1ドル=143円台まで下落したことで、投資家心理がやや改善した。円高一服に合わせるように、海外短期筋が株価指数先物に断続的に買いを入れたことも相場の下値を支えた。市場では「朝方の急落からの戻りが早いため、ポジション調整で国内の年金基金などが買い戻しているとの観測が出ている」(国内証券のストラテジスト)との指摘もあった。

東証株価指数(TOPIX)は4日続落した。終値は17.69ポイント(0.68%)安の2579.73だった。JPXプライム150指数も4日続落し、6.36ポイント(0.55%)安の1151.22で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で4兆626億円、売買高は18億135万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1074。値上がりは536、横ばいは34だった。

アドテストやレーザーテク、信越化が下げた。米景気減速による需要鈍化の思惑などからINPEXなど原油関連株も軟調だった。一方、第一三共やコナミG、リクルートは上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

最新の画像もっと見る

コメントを投稿