東証大引け 日経平均は小幅続伸 米株高や円安で 一時3万9000円台乗せ
国内株概況
2024年9月2日 15:35
2日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、終値は前週末に比べ53円12銭(0.14%)高の3万8700円87銭だった。約1カ月ぶりの高値水準。前週末の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要指数が上昇したことや外国為替市場での円安・ドル高が追い風となり、東京市場でも買いが優勢となった。朝方には取引時間中としてはおよそ1カ月ぶりに節目の3万9000円台に乗せた。
前週末の米株式市場でダウ工業株30種平均が連日で過去最高値を更新し、東京市場でも投資家のリスク許容度が高まり朝方は幅広い銘柄に買いが先行した。日経平均の上げ幅は400円を超える場面もあった。米ハイテク株高を背景に、アドテストなど半導体関連株の一角が買われたほか、外国為替市場で円相場が1ドル=146円台まで下落したためホンダなど自動車株が堅調に推移した。
日経平均は節目の3万9000円を上回ると、目先の達成感から利益確定売りや戻り待ちの売りに押され、下落に転じる場面もあった。市場では「今週末には8月の米雇用統計の発表を控えており、積極的には買いづらい」(SBI証券の浅井一郎投資情報部次長)との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に5日続伸した。終値は3.36ポイント(0.12%)高の2715.99だった。JPXプライム150指数は5営業日ぶりに小幅反落し、0.02ポイント(0.00%)安の1221.24で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆3216億円、売買高は14億154万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は628。値下がりは967、横ばいは51だった。
IHIやクレセゾン、フジクラ、川重は上げた。一方、住友ファーマや中外薬、ZOZO、ヤマトHDが下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
国内株概況
2024年9月2日 15:35
2日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、終値は前週末に比べ53円12銭(0.14%)高の3万8700円87銭だった。約1カ月ぶりの高値水準。前週末の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要指数が上昇したことや外国為替市場での円安・ドル高が追い風となり、東京市場でも買いが優勢となった。朝方には取引時間中としてはおよそ1カ月ぶりに節目の3万9000円台に乗せた。
前週末の米株式市場でダウ工業株30種平均が連日で過去最高値を更新し、東京市場でも投資家のリスク許容度が高まり朝方は幅広い銘柄に買いが先行した。日経平均の上げ幅は400円を超える場面もあった。米ハイテク株高を背景に、アドテストなど半導体関連株の一角が買われたほか、外国為替市場で円相場が1ドル=146円台まで下落したためホンダなど自動車株が堅調に推移した。
日経平均は節目の3万9000円を上回ると、目先の達成感から利益確定売りや戻り待ちの売りに押され、下落に転じる場面もあった。市場では「今週末には8月の米雇用統計の発表を控えており、積極的には買いづらい」(SBI証券の浅井一郎投資情報部次長)との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に5日続伸した。終値は3.36ポイント(0.12%)高の2715.99だった。JPXプライム150指数は5営業日ぶりに小幅反落し、0.02ポイント(0.00%)安の1221.24で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆3216億円、売買高は14億154万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は628。値下がりは967、横ばいは51だった。
IHIやクレセゾン、フジクラ、川重は上げた。一方、住友ファーマや中外薬、ZOZO、ヤマトHDが下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕