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米国株、ダウ続伸し614ドル高 メタ急伸でハイテク株に買い ナスダックは反発 米国・欧州株概況2022年4月29日 5:31

2022-04-28 15:16:58 | 日記
米国株、ダウ続伸し614ドル高 メタ急伸でハイテク株に買い ナスダックは反発
米国・欧州株概況2022年4月29日 5:31

【NQNニューヨーク=川内資子】28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比614ドル46セント(1.8%)高の3万3916ドル39セントで終えた。前日夕に決算を発表した交流サイトのメタプラットフォームズが急伸し、主力ハイテク株に買いが広がった。ハイテク株以外の好決算銘柄が買われたのも相場を押し上げた。
メタの2022年1~3月期決算は1株利益が市場予想を上回った。好感した買いで株価は18%高と急伸。米金融引き締め観測などから足元で売られていた高PER(株価収益率)のハイテク株全般に買い直しが広がった。顧客情報管理のセールスフォースが6%上げ、スマートフォンのアップルは5%高で終えた。
ハイテク以外の好決算銘柄への買いも相場を押し上げた。朝方に増収増益決算と通期見通しの引き上げを発表した製薬のメルクが5%上昇。決算で売上高や1株利益が市場予想を上回った外食のマクドナルドも高い。
ダウ平均は朝方に小安くなる場面があったが、下値の堅さを確認すると幅広い銘柄に買いが広がり、午後に上げ幅を広げた。中国経済の減速懸念から売られていた中国売上高比率の高いスポーツ用品のナイキは5%上昇。ホームセンターのホーム・デポやクレジットカードのビザなど消費関連株が買われた。原油高を受けて石油のシェブロンも高い。
もっとも、市場では「米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めへの警戒感に加え世界経済の不透明感も強く、相場の変動が高い状態は当面続きそう」(ダコタ・ウェルス・マネジメントのロバート・パブリック氏)との指摘があった。
ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日比382.595ポイント(3.1%)高の1万2871.528で終えた。主力ハイテク株が軒並み上昇し、メタなど足元で下げがきつかったネット関連や半導体株の上昇が目立った。ネット検索のアルファベットは4%上昇し、前日夕に好決算を発表した半導体のクアルコムは10%上げた。


追加で、ドル円のチャートをあげます。まだ止まりそうにないです。


日経平均大引け 反発 461円高の2万6847円 国内株概況2022年4月28日 15:08

2022-04-28 15:16:58 | 日記
日経平均大引け 反発 461円高の2万6847円
国内株概況2022年4月28日 15:08

28日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比461円27銭(1.75%)高の2万6847円90銭で終えた。好決算を発表した銘柄を中心に買いが入った。日銀が大規模な金融緩和策の維持を決めると発表し外国為替市場で円安・ドル高が進むと、輸出関連銘柄を中心に買いが入って日経平均は上げ幅を広げた。売り方の買い戻しが相場を押し上げた面もある。朝方には主力値がさ株の一部が売られ、日経平均が下落に転じる場面があった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕


世界のサプライチェーン危機再現の恐れ、中国の厳格なコロナ対応で Brendan Murray、Ann Koh、Kevin Varley 2022年4月26日 12:28 Bloomberg

2022-04-28 06:28:42 | 日記
世界のサプライチェーン危機再現の恐れ、中国の厳格なコロナ対応で
Brendan Murray、Ann Koh、Kevin Varley 2022年4月26日 12:28 Bloomberg
  • 港湾の停滞が22兆ドル規模の世界貿易に打撃、数カ月続く可能性 
  •  先進国の供給ラインの大転換につながる契機か            
中国が新型コロナウイルス感染拡大を抑制するため厳格なルールを維持していることで、アジアと米国、欧州間のサプライチェーンに今年の夏も混乱の波が押し寄せそうだ。
  中国の武漢市で初めて確認された新型コロナ感染が世界経済に衝撃を広げてから2年余り経過し、感染拡大の起点となった中国では、このところの感染再拡大への対応で当局が「ゼロコロナ」方針を続けている。中国の港湾の渋滞とロシアのウクライナ侵攻によるダブルパンチは、既に物価上昇圧力や成長への逆風に見舞われている世界経済の回復を脱線させかねない。
                        
中国コロナ拡大、北京市でも封鎖との懸念-住民は買いだめに奔走
            
  中国がコロナの封じ込めに成功したとしても、停留中の貨物船が動き始めることで混乱が世界中に波及し、今年いっぱい続く恐れがある。

  「昨年よりも大きな混乱が予想される」とコンテナ取扱量欧州2位のアントワープ港のジャック・ファンデアマイレン最高経営責任者(CEO)はインタビューで指摘。「マイナスの影響があるだろう。2022年全体で大きなマイナス影響だ」と語った。
  中国は世界貿易の約12%を占め、コロナ対応の制限措置が工場や倉庫の操業停止、トラック運送の遅延、コンテナ輸送の停滞悪化などを招いている。米欧の港湾は既にあふれ、さらなる衝撃に対し脆弱(ぜいじゃく)な状態にある。
  「製品輸出の活動が再開し、米西海岸の港湾に多くの船舶が向かうようになれば、待ち時間が大幅に増えるとわれわれは予想している」とサプライチェーンリスクの分析会社エバーストリーム・アナリティクスのジュリー・ガードマンCEOは指摘した。
  22兆ドル(2800兆円)規模の世界貿易取引にとって貨物の積み上がりは、短期的にコスト増を伴う頭痛となる。世界貿易は20年に落ち込んだ後、昨年は回復した。こうした混乱のより長期的な影響は、越境取引で結ばれている世界経済の姿を塗り替えつつある。一部の企業幹部は、広範囲に広げた生産ネットワークの縮小について、もはや愛国的な政治スローガンではなく、あらゆる不確実性を踏まえたビジネス上の必然と捉えるようになっている。
            
  「こうした状況は、サプライチェーンをより地域的なものにする必要性を加速させている」と、工業施設や物流センターの開発を手掛けるメキシコ企業ベスタのロレンソ・ベロCEOは先週の電話会議で指摘。アジアへのエクスポージャーを減らす方法として、メキシコなどより距離の近いサプライチェーンへのシフトが起きているという。「われわれが知っている形のグローバリゼーションは終わりつつある」と同CEOは語った。
  主要国の政策当局者も、先進国の供給ラインにおける大転換の必要性という考え方に同調しつつある。イエレン米財務長官は、新時代の国家間の経済協力のビジョンとして、サプライチェーンを信頼できる国々に限定して構築する「フレンド・ショアリング」を提唱した。
  こうしたシフトが進むかどうかは、コロナのパンデミック(世界的大流行)を契機に、価格が高くても本国により近い場所で生産された製品を消費者が受け入れるようになるかどうかに大きくかかっている。少なくともコンサルティング会社1社の分析では既にそうなっているようだ。
  サプライチェーンの移転は「コスト増を招く可能性があるが、より少ない量を正価により近い価格で販売できるようになれば、事態を一変させることが可能になる」とカーニーのパートナー、ブライアン・エーリグ氏は指摘する。同氏が共同執筆者の今月のリポートによれば、CEOの78%はリショアリング(生産拠点の国内回帰)を検討中か既に実施している。同リポートの執筆を助けたカーニーのプリンシパル、シェイ・ルオ氏は「グローバリゼーションは決して死なないが、別の形に進化すると考える」と分析した。
            

                   


        
  サンフランシスコを拠点とする運送会社フレックスポートによると、アジアの工場で出荷準備が整ってから製品が米国の倉庫に到着するのにかかる日数は平均111日と、1月に記録した過去最長の同113日に近い水準にとどまっており、19年の2倍余りだ。欧州行きの西周りの輸送時間はさらに長く、過去最長に近い118日となっている。

原題:
Global Supply Chain Crisis Flares Up Again Where It All Began(抜粋)


米国株、ダウ小反発し61ドル高 好決算銘柄への買いが支え ナスダックは連日の年初来安値 米国・欧州株概況2022年4月28日 5:48

2022-04-28 06:03:03 | 日記
米国株、ダウ小反発し61ドル高 好決算銘柄への買いが支え ナスダックは連日の年初来安値
米国・欧州株概況2022年4月28日 5:48

【NQNニューヨーク=戸部実華】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比61ドル75セント(0.2%)高の3万3301ドル93セントで終えた。好決算を発表した銘柄が買われ、相場上昇を支えた。ダウ平均は前日に809ドル安で終えており、短期的な戻りを期待した買いも入りやすかった。ただ、米金融引き締めや世界景気の鈍化への警戒感は強く、ダウ平均は下げに転じる場面もあった。
前日夕に発表した四半期決算が市場予想を上回ったクレジットカードのビザは6%高、ソフトウエアのマイクロソフトは5%高で終えた。2銘柄でダウ平均を170ドルほど押し上げた。市場では「ハイテク株売りが出やすかった地合いで、マイクロソフトの好決算が一定の買い安心感につながった」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声があった。
27日は中国政府による景気刺激策への期待などから上海株式相場が3営業日ぶりに反発し、米国株にも買いが波及した。中国関連銘柄とされるスポーツ用品のナイキや、業績が世界景気の影響を受けやすい建機のキャタピラーが上昇した。
ただ、買いの勢いは鈍く、ダウ平均は下げに転じる場面もあった。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国で都市封鎖が広がり、供給制約の問題が悪化しかねないとの懸念はくすぶったままだ。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ加速への警戒感も根強く、相場の重荷となった。
27日朝に発表した決算が市場予想を下回った航空機のボーイングが8%安となったのも、ダウ平均の上値を抑えた。銀行のJPモルガン・チェースや機械のハネウェル・インターナショナルなど景気敏感株の一角も下げた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続落し、前日比1.810ポイント(0.01%)安の1万2488.933で終えた。連日で年初来安値を更新した。前日に4%安と今年最大の下げを記録し、朝方は押し目買いが先行した。ただ、広告収入の伸び悩みが警戒されたネット関連株や、半導体株の一角が売られて指数の重荷となった。
前日夕に発表した決算が市場予想を下回った検索サイトのアルファベットは4%安で終えた。27日の取引終了後に決算発表を控えていた交流サイトのメタプラットフォームズは3%安で終えた。