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米国株、ダウ続落し144ドル安 積極的な金融引き締めを警戒 ナスダック連日の大幅安 米国・欧州株概況2022年4月7日 5:41

2022-04-06 15:07:35 | 日記
米国株、ダウ続落し144ドル安 積極的な金融引き締めを警戒 ナスダック連日の大幅安
米国・欧州株概況2022年4月7日 5:41

【NQNニューヨーク=川上純平】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比144ドル67セント(0.4%)安の3万4496ドル51セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを積極化するとの観測が重荷だった。早朝には長期金利が一時2.66%まで上昇し、金利上昇で相対的な割高感が意識されやすいハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄が売られた。ただ、FRBが午後に3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を開示すると材料出尽くしで下げ渋る場面もあった。
FOMC議事要旨では5月にも始める資産圧縮について「月950億ドルの削減が適切だ」との見方で参加者がおおむね合意していたことがわかった。前回2017~19年の資産圧縮は月100億ドルで始め、段階的に500億ドルに増やしたが、それを大幅に上回るペースとなる。利上げは多くの参加者が「インフレ圧力が強まれば1回か、それ以上の回数にわたり0.5%の利上げが適切になる」と指摘した。
市場では「想定通りのタカ派的な内容だった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声が聞かれた。ダウ平均は議事要旨の公表直後に364ドル安とこの日の安値を付けたが、その後は下げ幅を急速に縮める場面があった。前日にFRBのブレイナード理事が講演で「資産圧縮のペースは急速になる」と強調していたため、ひとまず材料出尽くしとみた買いが入ったようだ。
長期金利上昇を嫌気してハイテク株が売られた。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムとソフトウエアのマイクロソフトはともに4%下げた。クレジットカードのビザやスポーツ用品のナイキ、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど消費関連株も安い。
半面、業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ株は買われた。医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンやバイオ製薬のアムジェンが上昇し、ダウ平均を下支えした。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落した。前日比315.351ポイント(2.2%)安の1万3888.817で終えた。連日で2%を超える大幅な下げとなった。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の下げが目立った。電気自動車のテスラも安い。


日経平均大引け 3日ぶり反落 437円安の2万7350円 国内株概況2022年4月6日 15:06

2022-04-06 15:07:35 | 日記
日経平均大引け 3日ぶり反落 437円安の2万7350円
国内株概況2022年4月6日 15:06

6日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、前日比437円68銭(1.58%)安の2万7350円30銭で終えた。米長期金利の上昇への警戒感から前日の米株式市場で主要株価指数がそろって下落し、東京市場でも運用リスクを避ける動きが強まった。グロース(成長)株を中心に幅広い銘柄に売りが出て、下げ幅は一時500円を超えた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕


米国株、ダウ反落し280ドル安 長期金利上昇でハイテク株に売り ナスダックも反落 米国・欧州株概況2022年4月6日 5:37

2022-04-06 08:56:44 | 日記
米国株、ダウ反落し280ドル安 長期金利上昇でハイテク株に売り ナスダックも反落
米国・欧州株概況2022年4月6日 5:37

【NQNニューヨーク=戸部実華】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比280ドル70セント(0.8%)安の3万4641ドル18セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が積極的に金融を引き締めるとの観測が広がり、米長期金利が3年ぶりの高水準を付けた。金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られた。金融引き締めが米景気を冷やすとの懸念も相場の重荷だった。
FRBのブレイナード理事が5日の講演で、国債など保有資産の圧縮について「5月にも始め、削減ペースは前回より著しく速くなるだろう」と述べた。ウクライナ戦争で食品やガソリン価格が一段と上昇するリスクも指摘し、インフレ抑制を急ぐ姿勢を強調した。ハト派で知られる同氏の金融引き締めに積極的な発言を受け、米長期金利は一時前日比0.17%高い2.56%を付けた。
3月下旬以降、戻りが鮮明だったハイテク株が金利上昇をきっかけに売られた。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムが4%、スマートフォンのアップルは2%下げた。ソフトウエアのマイクロソフトも安い。ダウ平均の構成銘柄以外では、ネット通販のアマゾン・ドット・コムや電気自動車のテスラに加え、エヌビディアなど半導体株の下げが目立った。
金融引き締めに加え、対ロ制裁の強化に伴う世界景気の不透明感も意識され、景気敏感株も売りが優勢だった。欧州連合(EU)はロシアへの追加制裁として同国産の石炭の輸入停止を含む制裁案を公表し、米国は6日にも新たな制裁を発表すると伝わった。景気敏感株では航空機のボーイングが4%安となり、建機のキャタピラーや金融のゴールドマン・サックスも下げた。
半面、業績が景気に左右されにくいディフェンシブ株はリスク回避の買いで上昇した。医療保険のユナイテッドヘルス・グループや外食のマクドナルド、医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が高い。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比328.386ポイント(2.3%)安の1万4204.168で終えた。

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