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東証大引け 3日ぶり反落 午後に下げ幅拡大、総選挙も意識 国内株概況2021年10月21日 15:45

2021-10-21 16:41:18 | 日記
東証大引け 3日ぶり反落 午後に下げ幅拡大、総選挙も意識
国内株概況2021年10月21日 15:45

21日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに大幅反落し、前日比546円97銭(1.87%)安の2万8708円58銭で終えた。前日の米株式市場で米長期金利の上昇を背景にハイテク株が下がり、東京市場でもグロース(成長)株を中心に売りが優勢となった。日本の政治情勢を巡る不透明感も重荷となった。

午後に入ると、日経平均は下げ幅を拡大した。米株価指数先物が日本時間21日午後に軟調に推移したことで、海外短期筋などによる日経平均先物への売りが膨らんだ。株安と歩調を合わせるように円が上昇し、これが輸出関連株の下げを加速させた面もあった。日経平均は取引終了にかけ、下げ幅は一時550円を超えた。

31日投開票の衆院選をめぐって与党の自民党が議席数を減らし、衆院定数の過半数(233議席)を維持できるかどうかの攻防だと一部の報道が伝わった。「自民党が議席数を減らせば、岸田政権の求心力低下につながり、経済回復が遅れる」(外資系証券)との懸念が強まったことも日本株の売りを誘った。

21日の香港株式市場では、不動産の中国恒大集団が3週間ぶりに売買を再開した。売買開始直後に13%を超える下げとなった。ハンセン指数が軟調に推移したこともあり、日本株全体の重荷となった。

JPX日経インデックス400は続落。東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落し、26.86ポイント(1.32%)安の2000.81で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4488億円。売買高は10億4191万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1786と、全体の8割強を占めた。値上がりは323、変わらずは75だった。
オランダの半導体回路の露光装置大手であるASMLホールディングの株価下落で日本の半導体関連が売られた。東エレクやレーザーテクの下げが大きかった。ソフトバンクグループ(SBG)も安い。一方、KDDIや富士フイルムは上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

20日のニューヨーク原油先物相場は続伸

2021-10-21 11:53:19 | 日記
20日のニューヨーク原油先物相場は続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の11月渡しが、前日比0.91ドル高の1バレル=83.87ドルとなり、終値として2014年10月以来、約7年ぶりの高値を更新した。 

個人的な意見ですが、あくまで先物の価格が上がっている訳です。経済活動の回復を見込んで買われている訳です。加えて中国が長期購入ではなく、短期購入のスポットものを大量に購入している事も要因だと言えます。



「不気味な」一致示す日経平均チャート、3年前の共通点と相違点 2021/10/21 06:30  (Bloomberg)

2021-10-21 11:53:19 | 日記
「不気味な」一致示す日経平均チャート、3年前の共通点と相違点
2021/10/21 06:30  (Bloomberg)

(ブルームバーグ): 
過去2カ月間に急騰と急落を繰り返した日経平均株価が、2018年の同時期と似たチャートの形状となっている。年末にかけて一段安へと向かった3年前をリスクシナリオとして見るかどうかは、景気循環と国内景気が鍵になるとの声が出ている。
  日経平均は8月20日の年初来安値から徐々に切り返し、菅義偉前首相の自民党総裁選への不出馬方針を好感して9月14日の年初来高値まで14%上昇した。しかし、政治改革への期待後退や中国恒大集団の経営不透明感などが重なった10月初旬には9月の上げを帳消しにする場面が出るなど、目まぐるしい値動きとなっている。
  一方、18年は8月13日に安値を付けた後、10月2日の年初来高値まで11%上昇。10月中旬には過去1カ月間の上げを失い、その後はリバウンドを挟みながらも一段安へ向かった。華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)がカナダで逮捕されるなど、米中通商摩擦の激化が深刻化していた12月25日には年初来安値を付け、10月高値から21%下落する結果となった。

共通点
  現在と18年の株価にはもう1つ共通点がある。1、2月の急騰で高値を付け、その高値を再び更新するまでに半年以上の長い調整期間を経ている点だ。その高値更新も、年初の高値をわずかに上回った程度で押し返されている。三菱UFJ国際投信の石金淳チーフストラテジストは3年前と現在のチャート形状について、「似ていて気持ち悪い。不気味だ」と語る。石金氏によると、米金融政策と中国経済の先行きに市場の懸念がある点で、当時と現在は重なるという。
  18年夏場以降は米国の利上げ末期で長期金利が3.2%まで上昇し、金利が株価の重しとなる中で景気の減速感も漂っていた。米景況感の一つの目安である米供給管理協会(ISM)製造業景況指数は頭打ちとなり、その後は一気に悪化へ向かった。トランプ米大統領のもとで米国と中国の通商摩擦が激化し、世界第2位の中国経済への悪影響も懸念されていた時期にあたる。
  一方、今回は新型コロナウイルス禍から経済活動が正常化しながらもインフレ懸念がくすぶる中、米金融当局は11月にも資産購入のテーパリング(段階的縮小)に踏み出す見込み。中国経済は減速傾向を強め、中国恒大集団の経営問題も不動産業界や景気への影を落とす。
  みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは現在の日経平均について、「短期間に急騰と急落を経験したことで上値にしこりができた。簡単に上昇軌道に戻れないだろう」と予想する。チャート形状が似ているからといって今回も3年前と同じ軌道をたどるとは限らないものの、「テーパリングや米債務上限問題などの動向次第では18年末のようなリスクがあるとチャートは警鐘を鳴らしている」とみる。

相違点
  もっとも、3年前と現在では投資環境で異なる面もあるとして、現在のところ先行きを悲観視する向きは少数派だ。三菱U国際の石金氏は「米利上げ末期は株価が下がりやすいが、現在は利上げどころかまだテーパリングも始まっておらず、金融環境は大きく違う」と分析。米ISM製造業景況指数で3年間に及ぶ一つの景気サイクルが終わりを示した前回に対し、今回は回復からまだ1年程度で、「落ちるには早すぎる」という。
  また、アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャーは、国内の経済環境の良さに注目する。サプライチェーン問題で世界景気の停滞やインフレの懸念は残る半面、国内では経済活動の正常化が進む中で、「衆院選後に政治が安定して経済対策が打たれればさらに景気を押し上げる。内需が外需をカバーするため大きな株価下落は考えづらい」と言う。現在はまだ下げを取り戻す局面にあるとし、年末まで日経平均3万1000円の可能性はあると予想した。

やや風景異なるTOPIX
  3年前と不気味な一致を示す点が多い日経平均に比べ、東証1部全体の値動きを示すTOPIXのチャート状況はやや景色が異なる面がある。18年のTOPIXは年初の高値を10月に上回れず、年末にかけて日経平均と同様に急落へと向かった。ただ、今回は3月高値を9月高値が大きく上回っただけでなく、9月以降の急落局面でも投資家の長期採算ラインである200日が上昇トレンドのまま下値支持線として機能している。
(最終段落にTOPIXの状況を追記します)
©2021 Bloomberg L.P.


米国株、ダウ続伸 一時、過去最高値上回る 好決算相次ぎ投資家心理が改善 米国・欧州株概況2021年10月21日 5:08

2021-10-21 05:35:09 | 日記
米国株、ダウ続伸 一時、過去最高値上回る 好決算相次ぎ投資家心理が改善
米国・欧州株概況2021年10月21日 5:08

【NQNニューヨーク=古江敦子】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比152ドル03セント高の3万5609ドル34セント(速報値)で終えた。市場予想を上回る米主要企業の決算発表が続いているうえ、暗号資産(仮想通貨)のビットコインの最高値更新で投資家心理が強気に傾いた。ただ、米長期金利の上昇を受けてハイテク株は売りが優勢になり、相場の上値を抑えた。
20日朝に発表した2021年7~9月期決算で1株利益が市場予想を上回った通信のベライゾン・コミュニケーションズが上昇し、前日までに好決算を発表した保険のトラベラーズや医療保険のユナイテッドヘルス・グループが買われた。好調な企業収益を受けて景気への楽観も広がり、化学のダウや建機のキャタピラー、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど景気敏感株が上昇した。
ビットコイン価格が20日午前、一時6万7000ドル近くに上昇し、過去最高値を付ける場面があった。投資家の強気姿勢を映しているとの見方が広がり、株買いを後押しした。ダウ平均は一時、3万5669ドルまで上昇し、8月16日に付けた過去最高値(3万5625ドル)を上回った。
買い一巡後は上値がやや重くなった。米長期金利が1.60台半ばに上昇し、高PER(株価収益率)銘柄であるハイテク株の相対的な割高感が意識された。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムやソフトウエアのマイクロソフトが下落した。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反落し、前日比7.412ポイント安の1万5121.678(速報値)で終えた。