つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

大寒

2013-01-22 16:06:27 | ジャズ

 「暦便覧」には「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」とある。

 一年で最も寒く、各地で最低気温が記録される。
 北国では冬の盛りでも、南国では柳の芽ぶきなど、春の兆しが届けられる
 頃でもある。

 窓の霜花が朝日に輝いている頃、冬の海は人を寄せ付けないような
 極寒の表情を見せている。澪標(みおつくし)だけが頼りの冬の海は、
 まだ完全に明けるのをためらっているかのよう・・・



  今日聴いたジャズ・・・


  THE JAN LUNDGREN QUARTET・・・「CALIFORNIA CONNECTION」
  (featuring:PETER ASPLUND、DAVE CARPENTER、PAUL KREIBICH)



  本作は、スウェーデンの貴公子、ジャズ・ピアニスト、ヤン・ラングレンのリーダー・
  アルバム。PETER ASPLUND(tp)が加わったカルテット作品。

  全12曲、チャーリー・パーカー、バーニー・ケッセル、コール・ポーター、
  クインシー・ジョーンズ、デューク・エリントン達の曲を選曲し、アップテンポ、
  スローテンポと様々に表情を変え、内容の濃いアルバムに仕上がっている。

  チャーリー・パーカーの軽快な曲で始まり、デューク・エリントンのアップテンポ
  に展開される曲で終わっている。
  トランペットが入ることで、トリオとはまた違ったよさも感じられる。


1・AU PRIVAVE・・・2・AT ANFORA EN BRYGGA・・・3・SWEDISH PASTRY・・・
4・WHAT IS THIS THING CALLED LOVE?・・・5・SODERMALM・・・6・I HEAR
  A RHAPSODY・・・7・HOW DEEP IS THE OCEAN?・・・8・STOCKHOLM SWEETNIN’・・・
9・INDIAN SUMMER・・・10・THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU・・・
11・WHEN IT’S SLEEPY TIME DOWN SOUTH・・・12・COTTONTAIL・・・



  JAN LUNDGREN(p)
  PETER ASPLUND(tp)
  DAVE CARPENTER(b)
  PAUL KREIBICH(ds)


  1996年1月30、31日 ハリウッドにて録音・・・



  

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