つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

ききょう(桔梗)

2013-09-12 13:59:06 | ジャズ


  秋の七草のひとつ。といっても秋の七草のもとになった山上憶良の歌では、”萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなえしまた藤袴
  朝顔が花 ”と、ききょうは出て来ない。憶良の「朝顔」が何を意味するか諸説があったけれど、「新撰字鏡」を根拠として、
  現在は 「朝顔=ききょう」説が一般的になっている。

  花期は意外に早くて7月ごろからで、なかには五月雨ききょうといって、梅雨のころから咲く早生品種もある・・・


  キキョウ科

  英名:BALLOON FLOWER
  別名:むらさきばな


  花言葉:誠実



   今日聴いたジャズ・・・


   NEW YORK TRIO・・・「LOVE YOU MADLY」


   本作は、ビル・チャーラップ(p)、ジェイ・レオンハート(b)、ビル・スチュワート(ds)の三人によるニュー・ヨーク・トリオ
   のリーダー・アルバム。デューク・エリントン作品集。

   エリントン集といえば数々あるけれど、本作はピアノトリオでの上出来の作品集に仕上がっている。
   やはり、このトリオでは、ビル・チャーラップが主役だろうか。しっとりと聴かせる曲もスウィング感あふれる曲も実に巧い。

   全11曲、スローに展開する『STAR CROSSED LOVERS』で始まり、同じく、しっとりとした『WARM VALLEY』で終わる。

   一曲一曲が三人によって、リスナーの心を捉えてはなさない素晴らしい演奏を聴くことができる。

   感じ方は人それぞれだと思うけれど、スローな曲とアップテンポの曲が交互に配置されているので、聴いていて落ち着かない部分も
   ある。考慮された曲順だろうから、まぁ仕方がないかな・・と思ったりもする。


   NEW YORK TRIOには、他にもいい作品があるので、改めて聴いてみたい。


1・STAR CROSSED LOVERS・・・2・JUMP FOR JOY・・・3・IN A SENTIMENTAL MOOD・・・4・LOVE YOU MADLY・・・
5・SOPHISTICATED LADY・・・6・I’M JUST A LUCKY SOーAND-SO・・・7・PRELUDE TO A KISS・・・8・IT DON’T MEAN
  A THING・・・9・C JAM BLUES・・・10・I LET A SONG GO OUT OF MY HEART・・・11・WARM VALLEY・・・




      BILL CHARLAP(p)
      JAY LEONHART(b)
      BILL STEWART(ds)


     2003年4月7日 NYにて録音・・・

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