つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

マツバギク

2014-05-08 01:05:03 | ジャズ


  葉茎が地をはうように広がり、初夏のころ、花弁の細いキク状花をびっしりとつけて、みごと。

  花色は赤、ピンク、黄、紫、白と豊富で、花弁には金属のような独特の光沢があります。

  とても丈夫な草花で、半分放任でも日だまりなどでは毎年花が見られます。

  昔からある濃いピンクの種類は特に耐寒性にすぐれます・・・


  ツルナ科

  原産地: 南アフリカ

  花言葉: ゆったりとした気分



  今日聴いたジャズ・・・


  DUSKO GOYKOVICH・・・「’ROUND MIDNIGHT」



  本作は、旧ユーゴスラビア生まれのジャズ・トランペッター、ダスコ・ゴイコヴィッチのリーダー・アルバム。

  彼は、故マイルス・デイヴィスを敬愛し、さらに哀愁漂う欧州らしいエッセンスを加えた演奏が持ち味。また、

  ソニー・ロリンズ、ジョン・コルトレーンら米国のトップ・ミュージシャンと交友関係にあったことでも知られている。

  本盤は、山形県鶴岡市でのライブ録音。鶴岡ジャズクラブの鈴木繁氏の企画で、地元有志の思いが実現し、CD化した作品。

  ピアノには、ゴイコヴィッチの右腕、ピーター・ミケリッチ氏・・ベースは佐藤恭彦、ドラムは大坂昌彦、日本のベテラン二人を

  従えた、ワン・ホーン・カルテット・アルバム。

  全9曲中、4曲(1、2、3、6)はゴイコヴィッチのオリジナルで、他は、表題曲、セロニアス・モンクの4、アーニー・ウィルキンス

  の5、ベニーゴルソンの7、ケニー・ドーハムの8、マイルス・デイヴィスの9・・と名曲を選曲し、ライブ盤だけあって、

  パワフルな演奏が聴ける。


  オリジナルの1、3ではフリューゲルホーンを吹き、メロディックで音色の美しさを生かし、アドリヴが冴える。

  2ではミュートして吹いており、マイルスの影響が色濃く感じられる。

  ラストの「THE THEME」は、ハード・バップ・ナンバーとして演奏しているところが聴きどころとなっている。

  また、ピアノのピーター・ミケリッチの美しいタッチ・・佐藤恭彦、大坂昌彦のエキサイティングなソロも素晴らしい。

  

1・INGA・・・2・年老いた漁師の娘・・・3・IN TERRY-EUR OF CLARK・・・4・’ROUND MIDNIGHT・・・5・PRETTY BROWN・・・
6・THE HUNT IS ON・・・7・I REMEMBER CLIFFORD・・・8・LOTUS BLOSSOM・・・9・THE THEME・・・



     ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp、flh)
     ピーター・ミケリッチ(p)
     佐藤恭彦(b)
     大坂昌彦(ds)



    1997年8月10日、鶴岡 ”レキシントン・ホール ”に於けるライブ録音・・・

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