つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

diana krall/ the look of love

2016-07-06 16:27:41 | ジャズ




             昼顔


        別名: 旋花   鼓子花



       ヒルガオ科の多年草   朝咲いてしぼむ朝顔、夕暮れに咲く夕顔に対して、昼顔・・・


       いくさの時に使われる鼓状の楽器に形が似ているので、鼓子花、旋花ともいいます




           今日聴いたジャズ・・・



      DIANA KRALL・・・「THE LOOK OF LOVE」


 

      カナダを代表するヴォーカリストの一人、ダイアナ・クラールのリーダー作。


      99年の”WHEN I LOOK IN YOUR EYES”につづく通算6枚目にあたる作品。


      本作をひとことで表現すると、とても豪華なアルバム。それは、アレンジ、指揮をクラウス・オガーマンが担当し、オーケストラと、


      サポート陣のひとりひとりが実力のあるミュージシャンであること、何より、ダイアナ・クラールの持つ雰囲気、エモーショナルな


      歌唱(ピアノも含めて)に他ならない。


      本作を制作(選曲)するにあたって、オガーマンと相談しながら、16曲に絞り、最終的には11曲を選んだとのこと。


      この中には、ジュリー・ロンドンをイメージする2曲(2、4)、、ボサノヴァ風にアレンジされた3曲(1、3、5)の他、


     タイトルチューン、バート・バカラックの曲など、どの曲をとってもすばらしい。


     私事ながら、だいぶ以前に彼女のライブを聴きに行ったことがある。ジーンズ姿のダイアナは飾りっ気がなく、チャーミングで、


     弾き語りのステージに聴き入ったことを思いだす。


1・S’WONDERFUL・・・2・LOVE LETTERS・・・3・I REMEMBER YOU・・・4・CRY ME A RIVER・・・5・BESAME MUCHO
6・THE NIGHT WE CALLED IT A DAY・・・7・DANCING IN THE DARK・・・8・I GET ALONG WITHOUT YOU VERY WELL
9・THE LOOK OF LOVE・・・10・MAYBE YOU’LL BE THERE・・・11・I SHOULD CARE



           ダイアナ・クラール(vo、p)

           ラッセル・マローン(g)
           クリスチャン・マクブライド(b)
           ピーター・アースキン(ds)
           ジェフ・ハミルトン(ds)
           ポウリーニョ・ダ・コスタ(perc)
           ルイス・コンテ(perc)
           ジョン・ピサノ(g)
           ドリィ・カイミ(g)


           クラウス・オガーマン(arr、cond)

           ロンドン・シンフォニー・オーケストラ
           ロス・アンゼルス・セッション・オーケストラ


           2001年1月、6月録音




           ひるがおの花


    高円(たかまと)の野辺の容花(かほばな)おもかげに見えつつ妹(いも)は忘れかねつも(大伴家持)