つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

秋の鳥たち

2015-09-13 12:26:21 | ジャズ



   秋の夕間暮れ、茜空をついて塒(ねぐら)に帰る鳥の群れ・・・


   秋になって南の国に帰る鳥もいれば、北の国から帰ってくる鳥もいます


   千草が匂う秋、燕は田のみのりを見届けたかのように去っていき、


   村祭りのころ、すれ違うようにして枯野を渡り、啼きながら飛来するのが雁です


   旧暦八月の別名を 「燕去月」、「雁来月」といいます・・




    今日聴いたジャズ・・・



    平賀マリカ・・・「BATUCADA ~ JAZZ’N BOSSA」



    1980年7月26日生まれ、日本のヴォーカリスト、平賀マリカのリーダー作。


    「NYプロジェクト」第3弾、、ボサノヴァ誕生50周年のメモリアムアルバム。。。

    
    本作は、ニューヨーク ~ リオ・デジャネイロで制作された。


    多彩なアーティストが参加していて、彼女の歌唱を盛り上げている。


    マイケル・フランクス(vo)を初めとして、フィル・ウッズ(sax)が12曲目で、ケニー・ギャレット(sax)が10曲目で、


    ランディ・ブレッカー(tp)が9曲目で、それぞれソロを聴かせる。そのほか、アントニオ・サンチェス(ds)、アンソニー・ジャクソン(b)


    も参加。。ボサノヴァ作品には、欠かせない、フリュート、ギターの音色がさらにアルバムを素敵なものにしている。


    全13曲、マイケル・フランクス、イヴァン・リンス、セルジオ・メンデス、アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲を取り上げて、


    平賀マリカの洗練された、艶のある声、スインギーにグルーブするリズム感、ロマンティックな表現力が活きる。


   また、 マイケル・フランクスとのデュオ ”アントニオの歌 ”がアルバムの大きなハイライトになっている感じがある。



1・バトゥカーダ(with マルコス・ヴァリ)・・・2・イパネマの娘・・・3・マシュ・ケ・ナダ・・・4・ブリッジズ・・・5・ワン・ノート・
  サンバ・・・6・アントニオの歌・・・7・ギフト(リカード・ボサノヴァ)・・・8・ラブ・ダンス・・・9・ウェイブ
10・ライク・ア・ラバー・・・11・トリステーザ・・・12・ソー・メニー・スターズ・・・13・ザ・サウンドレス・ソング・・・



      2008年録音


       ツバメオモト