秋の夕間暮れ、茜空をついて塒(ねぐら)に帰る鳥の群れ・・・
秋になって南の国に帰る鳥もいれば、北の国から帰ってくる鳥もいます
千草が匂う秋、燕は田のみのりを見届けたかのように去っていき、
村祭りのころ、すれ違うようにして枯野を渡り、啼きながら飛来するのが雁です
旧暦八月の別名を 「燕去月」、「雁来月」といいます・・
今日聴いたジャズ・・・
平賀マリカ・・・「BATUCADA ~ JAZZ’N BOSSA」
1980年7月26日生まれ、日本のヴォーカリスト、平賀マリカのリーダー作。
「NYプロジェクト」第3弾、、ボサノヴァ誕生50周年のメモリアムアルバム。。。
本作は、ニューヨーク ~ リオ・デジャネイロで制作された。
多彩なアーティストが参加していて、彼女の歌唱を盛り上げている。
マイケル・フランクス(vo)を初めとして、フィル・ウッズ(sax)が12曲目で、ケニー・ギャレット(sax)が10曲目で、
ランディ・ブレッカー(tp)が9曲目で、それぞれソロを聴かせる。そのほか、アントニオ・サンチェス(ds)、アンソニー・ジャクソン(b)
も参加。。ボサノヴァ作品には、欠かせない、フリュート、ギターの音色がさらにアルバムを素敵なものにしている。
全13曲、マイケル・フランクス、イヴァン・リンス、セルジオ・メンデス、アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲を取り上げて、
平賀マリカの洗練された、艶のある声、スインギーにグルーブするリズム感、ロマンティックな表現力が活きる。
また、 マイケル・フランクスとのデュオ ”アントニオの歌 ”がアルバムの大きなハイライトになっている感じがある。
1・バトゥカーダ(with マルコス・ヴァリ)・・・2・イパネマの娘・・・3・マシュ・ケ・ナダ・・・4・ブリッジズ・・・5・ワン・ノート・
サンバ・・・6・アントニオの歌・・・7・ギフト(リカード・ボサノヴァ)・・・8・ラブ・ダンス・・・9・ウェイブ
10・ライク・ア・ラバー・・・11・トリステーザ・・・12・ソー・メニー・スターズ・・・13・ザ・サウンドレス・ソング・・・
2008年録音
ツバメオモト