つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

グラジオラス

2014-07-27 11:13:42 | ジャズ


  葉がとがっているのがフェンシングの剣に似ているので、ラテン語のグラディウス(小さな剣)が語源に。

  日本には明治時代に渡来し、トウショウブ(唐菖蒲)と名づけられました。

  古代、この花をブーケにしたり、かごに入れて贈り、花の数で恋人にデートの時間を知らせたというロマンティックな

  言い伝えがあります・・・


  アヤメ科

  原産地: ヨーロッパ、南アフリカ

  花言葉: ありきたりでない愛



   今日聴いたジャズ・・・

   
   GRACE MAHYA・・・「THE LOOK OF LOVE」



  本作は、プロデューサー、伊藤八十八氏にスカウトされ、現在も精力的に活動を続けているヴォーカリスト、

  グレース・マーヤのデビュー作。スタンダード・ソングス集。

  前回書いた、「JUST THE TWO OF US」、「CLOSE TO YOU」、はヴォーカルのみに徹していたけれど、今回は、弾き語りの

  作品になっている。

  彼女のアルバムは、スロー、、ミディアム、、アップテンポと様々に表情を変えながら、楽曲も馴染み深いものから、

  あまり知られていないものまで選曲し、最後まで飽きさせない一枚に仕上がっている。

  本作でも、スティーヴィー・ワンダーの「RIBBON IN THE SKY」、「SIXTEEN TONS」などがそれにあたる。

  サポート陣も多く、適材適所というか、彼女の歌唱を更に活かしたバックアップをしていることも素晴らしいと思う。

  語学に堪能で、4か国語を自由にあやつるマーヤらしく発音も正確。

  8曲目の「黒いオルフェ」では、フランス語で歌っている。



1・THE LOOK OF LOVE・・・2・MY FAVORITE THINGS・・・3・THE BOULEVARD OF BROKEN DREAMS・・・4・テネシー・ワルツ・・
5・RIBBON IN THE SKY・・・6・DANNY BOY・・・7・CARAVAN・・・8・LA CHANSON D’ORPHEE・・・9・SIXTEEN TONS・・・
10・MY WAY・・・11・YOU ARE SO BEAUTIFUL・・・



     グレース・マーヤ(vo、p)
     河野啓三(key)
     須藤満(b)
     坂東慧(ds)
     小沼ようすけ(g)
     越田太郎丸(g)
     宮崎陸睦(sax)
     仙道さおり(perc)
     MAMADOU LO(perc)

     プロデュース: 伊藤八十八


    2006年7月 東京にて録音・・・


    ~~~~~ テネシーワルツ ~~~~~



    私は愛する人と
    テネシーワルツを踊っていたいの
    そこで偶然、昔の友達に会い
    恋人を紹介し
    しばらく二人は踊っていた
    そしてその友達は私の恋人を奪い去ってしまった


    あの夜と
    テネシーワルツを忘れない
    失ったものの大切さを思い知らされるの
    そう 私は失恋してしまったの
    美しいテネシーワルツが演奏されていたあの夜に
    美しくも哀しいテネシーワルツを・・・