(つづき)
先日の昼間、東中洲のバス停でバスを待っていた際、桧原営業所行きのバスが立て続けに来たので、前面の行先表示の路線による違いをチェックしてみた。
画像はそれを表現したものである。
以前に、終点の「桧原営業所」を強調しすぎではないかと書いたことがあるが、その傾向は相変わらずである。
「12番」は福大前、「13番」は東油山、「52番」は長住三丁目もしくは松本池、「56番」は小笹団地などを右上に持ってきて、その下に小さく「桧原営」としたほうが親切なのではないだろうか?
特に「12番」は、他の3路線と比較してもかなり遠回りして桧原に向かうため、大きな表示では逆に不親切と思われる。
ローマ字表記は消えてしまうものの、「TENJIN」などならまだしも、東中洲の時点で「HIBARU」と表記したところで、あまり効用はないと思われる。
それに、こうすることにより、左側の経由地表示を充実させることができる。
現行の左側の経由地表示もかなりひどい。
4路線とも、天神・赤坂門を経由して桧原に向かう(赤坂門まではすべて同じルートを通る)のだが、それを前提に考えると「52番」の表示は不親切極まりない。
「52番という番号や側面の表示、ドアが開いた際のアナウンスなどを確認して、お客様が総合的に判断してください」ということだろうか。
また、「12番」と「13番」では、赤坂門から先の六本松に至るルートが異なるのだが(前者は警固町経由、後者は美術館東口経由)、表示はどちらも「六本松」から始まっており、この違いが反映されていない。
特に、美術館東口を通ることは「13番」のアイデンティティともいえ、観光客など都心内を移動する人に向けては重要な情報である。
「美術館東口」が文字数が多くて見にくくなるのであれば、単に「美術館」だけでもよいので入れるべきではないだろうか(六本松まで同じルートを通る「140番」は、東中洲の時点で「美術館東口」を表示している)。
さらに、「12番」と「13番」については、主要経由地である「天神」を表示していない。
「東中洲から西に向かうバスは天神を通って当たり前」ということか?
一方で「52番」と「56番」は「天神」を表示している。
表示を考える際には、「そのバス停でバスを待っているごく一般的な人」を思い描いて、その人にとって最も親切な表示を考えるべきだと思うが、「12番」「13番」と「52番」「56番」では、担当者が思い描く「ごく一般的な人」にズレがあるということになる。
思いつくまま書かせてもらったが、表示の容量や考える手間などを考えたら、実際はそう簡単にはいかないというのも確かだろう。
なので、せめて都心部(100円エリア内など)にエリアを限定するなどして、表示の考え方の統一を始めてもらいたいものである。
(つづく)
先日の昼間、東中洲のバス停でバスを待っていた際、桧原営業所行きのバスが立て続けに来たので、前面の行先表示の路線による違いをチェックしてみた。
画像はそれを表現したものである。
以前に、終点の「桧原営業所」を強調しすぎではないかと書いたことがあるが、その傾向は相変わらずである。
「12番」は福大前、「13番」は東油山、「52番」は長住三丁目もしくは松本池、「56番」は小笹団地などを右上に持ってきて、その下に小さく「桧原営」としたほうが親切なのではないだろうか?
特に「12番」は、他の3路線と比較してもかなり遠回りして桧原に向かうため、大きな表示では逆に不親切と思われる。
ローマ字表記は消えてしまうものの、「TENJIN」などならまだしも、東中洲の時点で「HIBARU」と表記したところで、あまり効用はないと思われる。
それに、こうすることにより、左側の経由地表示を充実させることができる。
現行の左側の経由地表示もかなりひどい。
4路線とも、天神・赤坂門を経由して桧原に向かう(赤坂門まではすべて同じルートを通る)のだが、それを前提に考えると「52番」の表示は不親切極まりない。
「52番という番号や側面の表示、ドアが開いた際のアナウンスなどを確認して、お客様が総合的に判断してください」ということだろうか。
また、「12番」と「13番」では、赤坂門から先の六本松に至るルートが異なるのだが(前者は警固町経由、後者は美術館東口経由)、表示はどちらも「六本松」から始まっており、この違いが反映されていない。
特に、美術館東口を通ることは「13番」のアイデンティティともいえ、観光客など都心内を移動する人に向けては重要な情報である。
「美術館東口」が文字数が多くて見にくくなるのであれば、単に「美術館」だけでもよいので入れるべきではないだろうか(六本松まで同じルートを通る「140番」は、東中洲の時点で「美術館東口」を表示している)。
さらに、「12番」と「13番」については、主要経由地である「天神」を表示していない。
「東中洲から西に向かうバスは天神を通って当たり前」ということか?
一方で「52番」と「56番」は「天神」を表示している。
表示を考える際には、「そのバス停でバスを待っているごく一般的な人」を思い描いて、その人にとって最も親切な表示を考えるべきだと思うが、「12番」「13番」と「52番」「56番」では、担当者が思い描く「ごく一般的な人」にズレがあるということになる。
思いつくまま書かせてもらったが、表示の容量や考える手間などを考えたら、実際はそう簡単にはいかないというのも確かだろう。
なので、せめて都心部(100円エリア内など)にエリアを限定するなどして、表示の考え方の統一を始めてもらいたいものである。
(つづく)