次の課題に入る前にまず教材をこしらえておこうと思います。使用するのはカシオ計算機のFX-890Pです。
このプログラムは、前講までと同じように、信頼区間を設定して、平均値mを推定するプログラムです。誤差eを入力して、抽出するサンプル数を計算するなど、さまざまな趣向が凝らしてあります。
800 REM**シンライクカン&mノスイテイ
805 PRINT”シンライクカン&mノスイテイ”,”<by songzhao>”
806 FOR J=0 TO 1000:NEXT J
810 CLEAR:CLS
820 INPUT” シンライクカン%”;SK,” サンプルnノスウ”;N,” nノヘイキン”;X,”nノヒョウジンヘンサ”;HH,” キョヨウゴサe”;E,”ボシュウダンNノスウ”;NN:SK=SK/100
830 S=0:FOR J=0 TO 500:Z=0.01*J:Y=EXP-(Z*Z/2)/SQR(2*PI):S=S+0.01*Y
840 IF J=0 THEN U1=0.01*Y/2:GOTO 860
850 U2=0.01*Y/2
860 IF S-U1-U2<SK/2 THEN NEXT J
870 ZZ=J/100:AA=-ZZ:GS=2*(S-U1-U2)
875 IF E<>0 THEN GOSUB 350
876 IF NN>0 THEN DX=((NN-N)/(NN-1))ELSE DX=1
880 X1=X+AA*HH*DX/SQR N:X2=X+ZZ*HH*DX/SQR N:XA=ROUND(X1,-3):XZ=ROUND(X2,-3)
890 PRINT SK*100;”%クカン:”;XA;”<m<”;XZ,AA;”<Z<”;ZZ;”=”;GS,”nノスウ”;N;”:ゴサe”;XZ-X,”Nノスウ”;NN;”:hh”;HH;
900 A$=INKEY$:IF A$=””THEN 900
910 GOTO 800
950 REM**eカラnヲモトメルル-チン
960 IF NN=0 THEN N=ZZ^2*HH^2/E^2 ELSE N=NN*ZZ^2*HH^2/(E^2*(NN-1)+ZZ^2*HH^2)
970 IF FRAC N>0 THEN N=INT N+1
980 RETURN
このプログラムは、教科書の445ページに準拠する作品です。その構造は比率pを求めたものとほとんど同じですが、取り急ぎ書いておいたものなので、うまく作動するか心配です。テストしてみたいと思います。
設問:ある中学校の一年男子生徒のうち、無作為に48名を抽出し身長を測ったところ、平均が160センチメートル、標準偏差が4.6センチメートルでした。こととき、学年全体の男子生徒の身長を95%の信頼区間で予測しなさい。
FX-890Pに書き込んだこのプログラムをオンして下さい。シンライクカン%?の要求に対して、95を入力します。サンプルnノスウ?には、48を入力します。nノヘイキン?には、160を入力します。nノヒョウジュンヘンサ?には、4.6を入力します。キョヨウゴサe?はエンターキーを押してスルーします。ボシュウダンノスウN?もエンターキーでスルーします。
・・・・20秒ほどで、95%クカン:158.7<m<161.3 -1.96<Z<1.96=0.95000・・・ nノスウ48 :ゴサe 1.3 :Nノスウ 0:hh 4.6と表示します。
・・・これにより95%の信頼区間の学年全体の身長の範囲は、158.7~161.3センチメートルの間にあることが判ります。
この設問を更に発展させ、一学年の男子生徒が500名であるとき、そのうちの48名を無作為に抽出し、身長の平均を求めたところ平均が160センチメートル、標準偏差が4.6であった。このとき、95%信頼区間における母集団(全体)の身長の予測は158.82<身長<161.18、誤差eは1.18と表示されることを確認して下さい。
次に、前講と同じように誤差eを入力して、採取すべきサンプル数nを求めてみましょう。設問は同じでサンプル数nが未知、nの標準偏差が4.6とし、誤差eが1.3、信頼区間95%とします。
信頼区間?に95を入力。サンプル数n?はスルー。nの平均?は160と入力しても良いが、とりあえずスルー。nの標準偏差?には4.6を入力。誤差e?には1.3を入力します。母集団N?はスルーします。
・・・すると、身長の誤差の範囲が、-1.29<m<1.29、このとき採取すべきサンプルの数が49と表示されます。(計算上の誤差が少し出ますね)
因みに、母集団の数Nを500と入力するとき、どうなるかというと、前項と同じ手順の最後に母集団N?の要求にに対して、500入力してみて下さい。
・・・すると、身長の誤差の範囲が、-1.24<m<1.24、採取すべきサンプル数nが44、誤差eが1.24とチンプンカンプンな答が出てきます。
これは、入力したeの値1.3に対して、e=1.3*SQR((500-44)/(500-1))=1.24・・という補正計算をして、eの数値を低く調整することで、サンプル数nの補正を行っているために起こる現象です。
これに、納得しない向きは、プログラムの890行目のXZ-Xという算式をEと書き直して下さい。・・・そうすれば、eを直接入力したときだけ数値が表示されるようになります。
このプログラムは、前講までと同じように、信頼区間を設定して、平均値mを推定するプログラムです。誤差eを入力して、抽出するサンプル数を計算するなど、さまざまな趣向が凝らしてあります。
800 REM**シンライクカン&mノスイテイ
805 PRINT”シンライクカン&mノスイテイ”,”<by songzhao>”
806 FOR J=0 TO 1000:NEXT J
810 CLEAR:CLS
820 INPUT” シンライクカン%”;SK,” サンプルnノスウ”;N,” nノヘイキン”;X,”nノヒョウジンヘンサ”;HH,” キョヨウゴサe”;E,”ボシュウダンNノスウ”;NN:SK=SK/100
830 S=0:FOR J=0 TO 500:Z=0.01*J:Y=EXP-(Z*Z/2)/SQR(2*PI):S=S+0.01*Y
840 IF J=0 THEN U1=0.01*Y/2:GOTO 860
850 U2=0.01*Y/2
860 IF S-U1-U2<SK/2 THEN NEXT J
870 ZZ=J/100:AA=-ZZ:GS=2*(S-U1-U2)
875 IF E<>0 THEN GOSUB 350
876 IF NN>0 THEN DX=((NN-N)/(NN-1))ELSE DX=1
880 X1=X+AA*HH*DX/SQR N:X2=X+ZZ*HH*DX/SQR N:XA=ROUND(X1,-3):XZ=ROUND(X2,-3)
890 PRINT SK*100;”%クカン:”;XA;”<m<”;XZ,AA;”<Z<”;ZZ;”=”;GS,”nノスウ”;N;”:ゴサe”;XZ-X,”Nノスウ”;NN;”:hh”;HH;
900 A$=INKEY$:IF A$=””THEN 900
910 GOTO 800
950 REM**eカラnヲモトメルル-チン
960 IF NN=0 THEN N=ZZ^2*HH^2/E^2 ELSE N=NN*ZZ^2*HH^2/(E^2*(NN-1)+ZZ^2*HH^2)
970 IF FRAC N>0 THEN N=INT N+1
980 RETURN
このプログラムは、教科書の445ページに準拠する作品です。その構造は比率pを求めたものとほとんど同じですが、取り急ぎ書いておいたものなので、うまく作動するか心配です。テストしてみたいと思います。
設問:ある中学校の一年男子生徒のうち、無作為に48名を抽出し身長を測ったところ、平均が160センチメートル、標準偏差が4.6センチメートルでした。こととき、学年全体の男子生徒の身長を95%の信頼区間で予測しなさい。
FX-890Pに書き込んだこのプログラムをオンして下さい。シンライクカン%?の要求に対して、95を入力します。サンプルnノスウ?には、48を入力します。nノヘイキン?には、160を入力します。nノヒョウジュンヘンサ?には、4.6を入力します。キョヨウゴサe?はエンターキーを押してスルーします。ボシュウダンノスウN?もエンターキーでスルーします。
・・・・20秒ほどで、95%クカン:158.7<m<161.3 -1.96<Z<1.96=0.95000・・・ nノスウ48 :ゴサe 1.3 :Nノスウ 0:hh 4.6と表示します。
・・・これにより95%の信頼区間の学年全体の身長の範囲は、158.7~161.3センチメートルの間にあることが判ります。
この設問を更に発展させ、一学年の男子生徒が500名であるとき、そのうちの48名を無作為に抽出し、身長の平均を求めたところ平均が160センチメートル、標準偏差が4.6であった。このとき、95%信頼区間における母集団(全体)の身長の予測は158.82<身長<161.18、誤差eは1.18と表示されることを確認して下さい。
次に、前講と同じように誤差eを入力して、採取すべきサンプル数nを求めてみましょう。設問は同じでサンプル数nが未知、nの標準偏差が4.6とし、誤差eが1.3、信頼区間95%とします。
信頼区間?に95を入力。サンプル数n?はスルー。nの平均?は160と入力しても良いが、とりあえずスルー。nの標準偏差?には4.6を入力。誤差e?には1.3を入力します。母集団N?はスルーします。
・・・すると、身長の誤差の範囲が、-1.29<m<1.29、このとき採取すべきサンプルの数が49と表示されます。(計算上の誤差が少し出ますね)
因みに、母集団の数Nを500と入力するとき、どうなるかというと、前項と同じ手順の最後に母集団N?の要求にに対して、500入力してみて下さい。
・・・すると、身長の誤差の範囲が、-1.24<m<1.24、採取すべきサンプル数nが44、誤差eが1.24とチンプンカンプンな答が出てきます。
これは、入力したeの値1.3に対して、e=1.3*SQR((500-44)/(500-1))=1.24・・という補正計算をして、eの数値を低く調整することで、サンプル数nの補正を行っているために起こる現象です。
これに、納得しない向きは、プログラムの890行目のXZ-Xという算式をEと書き直して下さい。・・・そうすれば、eを直接入力したときだけ数値が表示されるようになります。