昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

戦争可なら常任理事国も可!

2007年02月17日 | Weblog
国連武力制裁へ日本の参加促す…アーミテージ報告(読売新聞) - goo ニュース

 この記事は歯に衣を着せない良い記事だと思う。読売新聞社も日本が軍事的に危機的状況になりつつあるという認識なんだろう。

 このアーミテージ報告は、日本国を世界の荒海へ突き放す宣告でもあろう。
 大きな図体をして、いつまでも保育園児であってはならないというUSAの親心といったところか。この時点で、守旧派の金科極上たる『非核三原則』など風前の灯である。

 この第二次アーミテージ報告書は、はっきりと「日本の国連安全保障理事会の常任理事国入りを支持する」しかし、「その条件は、国連が制裁措置として行なう武力行使への参加である」。
 何故なら、「全ての領域での貢献なしに意思決定に参加するのは不公平だ」。・・・・こういうことである。小学生低学年でも容易に理解できる『簡単明瞭』な理論である。

 日本では、所謂『知識階級』を自称する連中の方が、余程頭が悪いのだから始末に負えない。・・・・しかし、彼らはまた外国の圧力にもすこぶる弱い。・・・アメリカ様の仰せになることだからと早速手の平を返すか?、それとも、更にふてくされるか?、・・・・今後のドタバタ劇から目が離せない。

 『核を作らず』のおかげで、本当に当てになるのか分らないミサイル防衛システムと核自主開発を計りに架けて、どっちが安上がりか国会議員は真摯に議論する義務を負っていると思うのだが、何せ致し方ない能無しの群れであるから、アメリカ様の仰せに従い高い買い物をさせられる羽目になるであろう。

 『被爆国の誇りをもって丸腰でいよう!』などと奇声を上げて来た連中など、どのサヤに収まるのか見ものである。・・・そういえば南無妙法蓮華経などという有り難い呪文も有るのだから、大した問題でもないか。偉大なる首領という人物は物欲に溺れる蝙蝠チョッチョなんだろうし、営利団体を宗教法人とヌケヌケと言ってみせるより簡単なことだろう。すこぶる事大御都合主義なのだ。
 
 敗戦後、無責任な国会議員どもが闊歩して、あたかもUSAが日本本土を守ってくれるような説明に明け暮れたので、ただ寝ていれば日本の安全は保障されると国民を錯覚させたのは大罪である。しかし、日米安保では日本の領土、日本人の生命財産は日本人自身が守るという大前提で書かれていることを忘れるべきではない。元来が『軍事同盟』である以上、集団的自衛権行使は前提条件である。日本の周辺事態が余談を許さない状況となりつつある昨今、防衛力強化は必然のことであり。有事に際しては率先して行動できるように法整備を完璧なものにしなければならないと思う『憲法改正』を急ぐべし。

 旧ソ連が敵性国家であった頃、私は短い間だが自衛隊で戦士をやったことがある。その頃は、敵性国家ソ連が今にも北海道に上陸するかもしれないという切実な恐怖心をもって、訓練に励んだ若き日が懐かしい。
 しかし、最近の『特亜』を見ていると危険度はあの頃の比ではない現実味を帯びてきていると思う。