Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

「世界で一番美しい少年」上映決定

2021-10-22 08:57:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
2月に書いた原題「The Most Beautiful Boy in the World」が「世界で一番美しい少年」の邦題で日本公開が決定したので楽しみです。



12/17公開

気になる上映館ですが、記事が出たサイトをいくつか調べましたがまだ「シネマカリテ新宿」と「ヒューマントラストシネマ渋谷」他全国順次としか具体的には出てません。

ミニシアター系でもまだ新宿/渋谷などの過密地域の過密度をアップさせたくないのでなるべく多くの映画館で上映してほしいです。


Qバッヂ

2021-10-21 17:50:00 | ベン・ウィショー
007公式グッズのバッヂが届きました。



ボンド映画の中で本当にQがしていたという覚えはないバッヂですが、グッズがあれば欲しくなる・・・それがファンというもの。

下のエプロンはNO TIME TO DIEで本当にQが身につけていたとはいえ、ここ日本でQ以外の人が身につけてもあまり意味はない・・・それでも売ってたら買ってしまうのがファンというもの。



ニュージーランドに留学中の娘はK-POPアイドルに推しがいるのですが、最近、連日関連グッズが家に到着して、開封して中身を確認する係を私がやっています。トレカとかタオルとか、そういうものを集める気持ちはどうにもわかりませんが、その性癖のDNAの出処はどうも私自身のような気がして叱ることもできないという・・・

スターダスト

2021-10-19 21:44:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


この映画は、公開年2020年となっていて実際に去年英語記事もいくつか見ました。が、ボウイというスーパースターの伝記映画にしてはあまりにも話題にならないことが気になってました。去年といえば世界中がコロナ禍真っ只中・・・というだけでなく、人気ミュージシャンの伝記映画といえばクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」やエルトン・ジョンの「ロケットマン」に続く話題作ではないのか?

その疑問も解くためにも映画館に行き自分の目で確認しないではいられない、私はそれなりのボウイファンなのです。

見て、そしてちょっと調べて、「話題にならない理由」はわかりました。

まず、主に家族で構成されるボウイ亡き後の権利団体が、ボウイの曲の使用を認めていない映画だったので、当ミュージシャンの曲が聞けないミュージシャンの伝記映画だったのです。

それがデビュー前の時期を描くならヒット曲が出る前ですからまだ自然ですが、描かれたのはボウイが3枚目のアルバムを発売、そのプロモーション中という時期なので、すでに「スペース・オディティ」というヒット曲も一応あり、プロモーションしているレコードは出てくるのにその曲を劇中で歌わないというのは、なんとも主役のいない劇を見せられているようなわかりにくさではないでしょうか。

アメリカで無名の新人ミュージシャンとして意味のないドサ廻りをさせられながらも、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのライブに行ったりウォーホールに会ったりと、アメリカに来なければ受けられない刺激があったのですが、それの何がどうボウイにアピールしたのかもわかりにくかった。

反対に、ボウイの知られていない内面として、統合失調症で入院した兄と親族の存在が、自分も精神を病むのではないかという恐怖を生んでいたことがアメリカの旅に挟まれて度々出てきます。おそらくその辺アーティストとしてではない個人的なことを描くにあたり遺族の同意が得られなかったのではと推測します。

でも伝記映画としては、ボウイのアーティストとしての覚醒にその精神的な悩みは必須要素ですので、そこは映画を作る価値、見る価値のあるところで、そこを公式許可がされないまま制作されたというのが、残念な部分の大きな理由でしょう。

あと、もう一つ、一般人としてわからなかったのは、音楽業界の有名な人が数名ボウイの周りに現れているのですが、それが誰でどんな仕事の人なのか描写がなかったか、私がわからなかったところです。一般人でも名前を知っている超有名プロデューサーのトニー・ヴィスコンティも出てきたと後で知りました。音楽に詳しい人にはわかったのでしょうけれど、やはり表現というのは、それに詳しい人たちだけでなく、知らない人にもわかるポイントも押さえて世に出さないと話題にする人もそりゃあ少ないでしょうよ、という勉強になりました。

それから、ボウイ役のジョニー・フリンが役不足だったと思います。伝記映画でも何もそっくりさんである必要はないですが、映画を見ていて顔は似ていないけどその本人にだんだん見えて来るものではないでしょうか。平たく言うと、たいていの伝記映画は主役は本物より美形なことも多いですが、その類には入ってなかったのです。


久しぶりの原宿

2021-10-18 20:39:00 | 近況
コロナのワクチンも2回済みということで、表参道の小さなギャラリーに弟一家と行ってきました。10歳の姪にももう1年半会えてないのでどれだけ大人になっちゃったかな、とドキドキでしたが、まだまだ可愛らしい少女でした。

見てきた北岸由美さん「みてみて展」。すっかり10歳も楽しめたようでホッ。



まい泉のトンカツを食べて、フライングタイガーとキディランド見て、と久々の原宿でしかも久々の子連れコースでした。

ラフォーレ前の交差点で信号を待っていた時、義理の妹が「ここは未だにGAPというイメージだった」と言ったので、そういえばそうだったなと現在の東急プラザを見て思い出そうとしたのですが、

自分でもビックリ、あまりGAPのイメージもなくて(多分、ほとんど入らなかったから)そのまた前のビルのことを思い出してしまったのです。

調べたら「セントラルアパートメント」というハイカラな名前のガラス張りのビルで、1階は角がカフェ、そして中の方にはブティックが数店とガラス張りで見えるジムがありました。ジムという存在そのものが大人の外国のような世界に見えました。

どんどん思い出して外の一角には「MILK」があり、ネットを眺めていたら「ヴィオロン」というセピア調レースのドレスを売っていたブティックも思い出しました。

そして、私にとっては1番コアな場所だったのは、地下の「原宿プラザ」というごちゃごちゃしたブティックのフロア。迷路のような通路に小さい店がひしめきあっていて、それぞれの店が個性的でした。

ポイントはお小遣いで買える値段のお洋服も売っていたことです。買えるのなら本気で見ます。狭い店内だと店員さんとの距離も近いのですが、店員さんがまた超個性的な人が多く、ヒヨッコの私には別世界のオシャレ界の住人さんに見えました。内心(ダサいと思われてるだろうな)とビクビクなのだけど頑張ってショップを見ました。

今思うと、ロンドンの「ケンジントンマーケット」に近い香りがありました。キュン・・・80年代ロンドンにはもうしばらくキュンキュンしているのですが、灯台下暗し、80年代の原宿、青山も今は遠い昔、スマホ&携帯以前なので写真もあまり残ってなく、アンダーグラウンドの世界の記録は一体どこにあるのかわからないけど、ファッションの書籍を1冊見つけたので読んでみることに。



昔の雑誌を処分してしまったことも残念だけど、背伸びして歩き回ったブティックの記録は私の頭の中にしかないのかな。もう取り出せないくらい引き出しの奥に入ってしまった。

どんどんリリースされる今の映画やドラマの情報を追い、ファッションも毎年春夏と秋冬と何を着ようかとずっと今に生きてたけど、ふとしたことで思い出す過去もまた手が届かない宝石みたいなものだなと思い出した雨の日曜日でした。


Q

2021-10-14 10:43:00 | ベン・ウィショー
今日はウィショーさんのお誕生日なので、2個目の記事です(笑)。

007という大バジェット映画はプロモーションもすごい勢いでしたので、俳優さんも大変だったでしょうがおかげでまた可愛いウィショーさんがザクザク世の中に配給されました。

その中のお気に入り。






普通にしててこんなにかわいいウィショーさんがQを演じる時には、IT天才キャラということで落ち着き払った仕草や話し方で攻めてくるんですが、どうしてもかわいいが漏れてQファンが大量生産されたわけです。

世界中の人がQやウィショーさんのことを語るのを読むのが最近の楽しみなんですが、ちょっと気になった、というか私が今さら気づいたことがありました。

それはボンドとQの出会いのシーン



今までは「ボンドは新しいQが若造の新人類なので面食らった(特に「スカイフォール」は世代交代がテーマだった)」と私の中では思ってたんです。

・・・でも何回も見てるこのシーン、ふたり並んで正面のところ、Qがやけにクネっとしたポーズなのに違和感を感じていました。

このシーンのボンドの頭の中を解説したツイートを見かけたんですが、それが、
「ああ、やれやれゲイにナンパされてるぜ・・・」
で、台詞には全くないですが、その独白があるとQのナヨポーズやボンドの「EXCUSE ME...」を始め全てがスッキリ解決するんです!

NO TIME TO DIEでQのセクシュアリティが判明したとファンはざわついて(盛り上がって)いたのですが、登場シーンからすでに確立していたことだったのか?!


・・・それと、これも、ひとり今さらなんですけど、「スペクター」でのQの台詞で「In one piece(全部揃った無傷でという意味の英語)で返してと言ったけど本当にone piece(部品1個だけになって)で返してきたね」とかわいく笑った布石は、この出会いのシーンの最後に言ってたんですね。やだなあ、ずっとスルーしてました!