Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

家を探す楽しみ

2021-10-26 23:25:00 | 近況
引っ越さなくてはならないので、家探しをしています。



今住んでいるのは、都会の田舎、居心地の良さに気づいたらロンドンから帰国してずっと15年も住んでいるのでした!

写真の谷根千エリアという下町で、それでいてやはり都会。実はこのことに思い当たったのは、東京でも少し郊外に出ると同じような古い建物もあるのですが、谷根千はかろうじて山手線内に位置しているので密集度が半端なく、しかも大正の関東大震災で風上だったため焼けてないので路地がそのまま残り小さな家がくっつき、汚さを残す余地もないからなのです。郊外や田舎のもの侘しさとは打ち捨てられた大小の空間から発せられるイメージで、たとえ経年しても人の手で使われているものに侘しさはありません。

引っ越すにあたり、少しだけ家賃の安いところを探しているのでもうこの辺りはほとんど不可能で、少し周辺に移動せねばなりません。

それでも少しでも便利で安くてスペースの広いところを探しているので、はっきり言ってなかなかないです!

先週末も、間取り図と写真でいいなあ!と見にいったら1階が居酒屋とミュージックパブで上階への階段への入り口にゴミ箱がずらりと並ぶのがやっぱり無理・・・となりました。

ネットで探して、不動産屋さんとコンタクトとって、内見に行く・・・この繰り返しが1ヶ月ほど続いてぐったりです・・・

が!・・・物件情報と空家を見るのはなんだかとても楽しいです!

格安物件ですと小さめのビルも多く、個性ある作りに出会えます。新しい大型マンションもデザイナーの設計したオシャレな物件ならステキな個性に出会えるのでしょうけれど、3LDKでそれは、きっと予算も3倍くらいにしないとないでしょう。

ちなみに、もの好きさんのための変わった物件サイトというのもあるのですが、それはそれで厳選されているし、建築業界とのつながりも密な感じですのでリノベがきちっと入っていてそれなりのお値段がするのですね。

物件探しにふと疲れ切ってしまいそうになりましたが、なかなか見つからなければその分いろいろ見れると発想転換して楽しむことにします。

今思うと、ロンドン時代はどういうわけかほぼ1年ごとに引っ越しをしたので、やはり物件探しでいろいろな家を見るのが楽しかったです。その時に、「なぜあの家を借りなかったのか」と後悔した所はやはり古くて変わった作りでした。今度は後悔しないよう、変な所を見つけたら即決意しなくては!