Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

London Spy5 和訳(別れと再会)

2015-12-10 20:25:00 | London Spy
ついに最終エピとなりました・・・!今だから言うけど私の予測はやっぱり明裏切られました・・・よかった!!いや、エピ4見てから、もしやスコッティが仕組んだことなのでは?と思ってたもので・・・本当にもうこのドラマ、誰が本当のことを言ってるのかわけがわからなくなってしまいましたよ。

最終回なので、感想を書く前に、和訳の方行ってみます。まず前半、スコッティとのお別れのシーンから、クレアとの会話、警察官との会話、ダニーの両親との再会までです。



(教会/礼拝堂)
I have a question.
わからないことがあります。
How do we live without the people that we love? I can hear his reply
愛する人を失ってどうやって生きたらいいのか?僕には彼の答えが聞こえます。
"We must figure this question out for ourselves."
「我々は自分自身のためにこの疑問を解かねばならない」
He's right. He was always right.
彼は正しい。いつだって彼は正しかった。
Except, my friend ..
だけど、友達だから・・
(ダニーの独白)
I don't want to know.
知りたくない。
I don't want to know how to live without you.
君なしでどうやって生きるかなど知りたくないよ。
I don't want to figure out how to stop feeling this sad.
この悲しみを感じることをどうやって止めるなんて知りたくない。

(教会の別室)
Claire:Marcus, this isn't the time.
マーカス、今はまだその時じゃないわ。

M:Yes, it is, Claire. It's exactly the right time.
いや、今だ、クレア。まさしく今が。
I have destroyed my copy of Alex's research. You should destroy yours.
私の持つアレックスの研究コピーは破棄した。君のもそうすべきだ。
You asked for my advice. There it is. You can take it, or not.- But I won't help you
私に助言を求めたな。それが答え。従おうが、しまいが。だが私は手を貸さない。

C:That's enough.
もうわかったわ。

M:It was … a nice idea.
あれは・・見事な発想だった。

(フラットを出てスコッティの家に移るダニー)
Danny! Come on! OK.
Sorry.
Goodbye.

(テムズ/ヴォクソール)
ダニーを取り調べた警察官:This is where you two met.
ここが2人の出会った所なのね。
I visited the nurse who took your blood sample.
あなたの血液サンプルを採取した看護士に会ったわ。
I was curious, because it's not procedure.
変だと思って、だって手順にはないから。
So, I asked a straightforward question.
だから単刀直入に聞いた。
"Why did you do it?" This man was afraid.
「なぜあんなことをしたのか?」その男は怖がってた。
Afterwards, I'd barely left the room, my phone rings.
その後、その部屋を出る直前に、私の電話が鳴った。
It's my superiors, demanding to know why I'm interrogating him.
上官達だったわ、なぜ私が詮索してるか知りたがってた。
You know what I said? "No reason."
私が何と言ったかわかる?「理由はありません」
It wasn't much. But it's as far as I'm prepared to go.
少しだけど。でも私が手配できる限りのものよ。

D:Why?
なぜこんな?

警察:Listen, this is what's going to happen.
聞きなさい、これからこうなるのよ。
You'll be the early, innocent suspect and I'll be the simple-minded copper.
あなたは初期の無実の容疑者で、私は低能なお巡りということに。
That's the account that's going to be written.
それがこれから書かれる報告。

(クレアのオフィス)
C:With Scottie, we had a chance. Without him, we haven't.
スコッティがいれば、まだチャンスがあった。彼なしでは、私達には無理よ。

D:I don't accept that. We knew him better than anyone. What would he do?
僕にはそう思えない。僕たちは誰よりも彼を知っていた。彼ならどうするか?

C:You're confused, Danny ..
混乱してるのね、ダニー・・
between trying to prove how much you loved him and trying to prove a conspiracy.
彼をどんなに愛してたか証明しようとする事と陰謀を暴こうとする事を。
You're confused, and I wonder if you haven't always been.
あなたは一緒にしている、今までもいつもそうだったんじゃないのかしら。

D:What does that mean?
それはどういう意味?

C:Scottie was …sentimental about you.
スコッティは・・・あなたに思い入れがあった。
You're doing this for him. He was doing it for you.
あなたは彼のためにこうしているし、彼はあなたのためにああしたの。
Maybe I was doing it for him.
多分私でも彼のために同じことをするかも。
But it's not real, Danny. It won't work.
でもそれは現実的じゃない。うまくいかない。
Whatever you do, whatever you try, it won't work.
あなたが何をしようと、何を試しても、うまくいかないの。
He sent me this. There was a letter.
彼がこれを送って来たわ。手紙が入ってた。
It read, "Ambition, but no conviction. "Love, Scottie".
こう書いてある。「野心。だが確信なし。」「愛をこめて、スコッティ」
Walk with me.
一緒に出ましょう。
I'll be here, when you're ready.
私はいつもここにいるわ。あなたがよければ。

(ダニー、アレックスのデータをプリントアウトして新聞社に送るも、段ボール箱にてまとめて返送され、中身は白紙になっていた。メールも機能しない。)

(玄関ベルの音)
D: How did you find me?
どうしてここがわかった?

ダニー母:You gave us this address.
あなたがここの住所を教えたのよ。

D:11 years.
11年。

母:A long time.
しばらくぶりね。

D:And now?
今頃なぜ?

母: Dan, your dad's dying. We weren't much as parents
ダン、パパは死にそうなのよ。私達は親らしくなかったけど。

D:You read about me in the paper?
新聞で僕のこと読んだ?

母:We read about you.
読んだわ。

D:But that's not why you're here? You need money?
でもそれが理由で来たのじゃないね?金が欲しい?

母:No.

D: No?

母:No! This was a mistake.
違うわ!来たのが間違いね。

D:Tell me why. Why now? Why today?
なぜ来たか教えて。どうして今?今日なんだ?

母:Weeks -- that's all he's got left.
あと数週間・・・それしかパパは生きられないのよ。

D:We've said goodbye.
僕たちはもうさよならを言ってある。

母:Want to do a better job of it? There's something we'd like to show you.
もっとマシな別れ方をしたくない?あなたに見せたいものがあるわ。

(車中)
D:If this is a lie, please stop the car and let me out.
これが嘘なんだったら、車を止めて降ろしてよ。
Because I've been through too much for this to be another lie.
もうあんまりありすぎてまた他の嘘はごめんなんだから。
I won't be angry.
怒らないからさ。
I know it's not your fault, but just stop the car and let me out.
ママが悪いんじゃないのは知ってる。でもただ止めて降ろして。
But if you drive me home, after I've given you this chance, I.. Mum?
でもこのまま家まで僕を連れて行ったら、こんなに言ってるのに、僕、ママ?

(でも結局家)
母: All right if I?
これいい?

D: I wish this could be true.
これが本当ならよかったけど。
Shh.
People can change this much, you know? For real, I mean.
人ってこんなに変われるもんなんだね? 現実に、って意味。
You're not dying. Not today, not next week.
死なないな。今日じゃないし、来週も。

母:They're scary people, Dan.
恐ろしい人達よ、ダン。
They know everything about us. Everything we've ever done wrong.
私達のこと何でも知ってるの。今までした悪いことを全部知ってるのよ。
What did you do? This isn't like pinching stuff from the shops.
おまえ何をしたの?店から盗みをするようなことじゃないわね。

D:Why am I here?
なぜ僕を連れて来た?

母:Why are WE here? Being made to do this? Being threatened?
なぜ私達がこうしてるか?こうさせられて?脅されて?
What have you dragged us into? How could you do this to us? To your father?
私達を何に引きずりこんだの?よくも私達にこんなことを?実のお父さんに?

D: They gave you this, didn't they? They told you to take a photo.
奴らが持って来たんだよね?写真を撮れって言われて。
Why? I always wanted to know ..
どうして? 僕はずっと知りたかった・・
wouldn't it have been easier to have loved me?
僕を愛した方がもっと楽なんじゃなかったの?

母:I can't say why we never did.
なんで愛さなかったかは言えない。

D:I'm not angry anymore.
もう怒ってないよ。






ではでは、衝撃の後半へ続きます・・・!


映画 サンローラン

2015-12-08 21:25:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


やっぱり大好きサンローランの世界・・・!
去年9月に日本公開された方の映画の感想とYSLへの愛はこちら→

こちらのイヴ役はギャスパー・ウリエルでした。ピエール・ニネも美青年でしたが、ギャスパーは私が彼の映画を初めて見るので本人かと思ってしまうほどイヴの香りを漂わせていました。ピエールの方が優等生的で、ギャスパーの方が危険度が高い感じともうしましょうか。

パンフレットにも書いてありましたが、去年のはイヴがまだディオールのアシスタントをしていてベルジェ氏と出会った時代から描いていていますが、こちらは既に人気者となった1967年以降の、スターデザイナーとしてのイヴの世界を描いていました。

スターデザイナーの世界とは、ただ忙しいだけでなく、年に4回もコレクションを発表しなくてはならない、つまり定期的に次から次へと新しい美を生み出さねばならない過酷な世界です。1回のコレクションで何10点ものコーディネートを見せるためには、その分のデザイン画を書いて、生地や装飾の素材を決め、1点1点の仮縫いを何度もしてやっと服ができる。アーティストとしてと職人としての技量が求められるのです。

公私のパートナーであるベルジェ氏は、イヴの生活を母親のように面倒みながら父親のように支配して、彼のビジネス王国の財源であるイヴをその過酷な仕事に向かわせていました。この辺の描き方は公認の方よりも手厳しかった。おかげでイヴが、愛人やドラッグの官能へ逃げ出したくなる心境がよくわかった。(ここ重要!)

その愛人、ジャックですが、まあ、彼の家のエロチックなこと、部屋の真ん中に分娩台のようなイスがあってもうビックリ・・・!カール・ラガーフェルドの愛人でもあったのですが、単なる三角関係でなく、何人もの男がゴージャスな一部屋で絡み合って、お金と審美眼を持ったゲイの官能の館。この時、80年代のエイズ出現の1歩手前で、現実にこの世界の住人は数年後にエイズでこの世を去ったのです。ですから官能の時代の最後の徒花だったのですね。

そうそう、久しぶりにビックリしたことがもうひとつ・・・
これだけ官能的な映画なのに「ぼかし」が入っていたんです!
美しい身体の線を持ったギャスパー・ウリエルの真ん中に!
えー?!
子供も見てるかも知れないお茶の間ならわかるけど、映画館なのに。
なんかすごく変だったなー。エロスを描いてるんだからいいんじゃないの?

London Spy4 和訳(アレックスの嘘)

2015-12-07 22:32:00 | London Spy
やっとこさエピ4のラストまで来ました。エピ5が控えてると思うとその前にupしたくって、誰にも頼まれてないのにね~。自分が細部までわかりたいから、という病気ですかね。他の映画のことも書きたいのですが、まずこっちを終わらせないと・・・ブツブツ煩いですね。黙ります。訳のご意見ご質問ありましたらコメント欄にお寄せ下さいね。




(スコッティは車で、ダニーはチャリで出発)
S:We're being watched. We will be followed. So we separate. Shake them off.
我々はずっと監視されるだろう。追われることにも。だから別れる。奴らをまく。
And meet up at a place.. where no-one can follow us without revealing themselves.
そして姿を見せずには追って来れない場所で落ち合う。

(船上)
D:The place where no-one cares?
誰も気にしない場所?

S:I've always taken comfort from the idea that people don't care.
人が気にしてないということにいつもほっとさせられてきた。
That they have better things to think about, that there are more important matters to worry about.
人が何かもっとましなことを考えてるとか、もっと重要な心配ごとがあるということに。
I like it when people walk past me and couldn't care less what I'm wearing,
通り過ぎる人が、私が何を着てようと、誰と手をつなごうと
or whose hand I'm holding. The place where no-one cares.
気にしないのはいい。 誰も気にしない場所だ。
When I was young, I spent a lot of time searching for it, and I promised myself,
若い頃は、それを探すのに随分時間を費やし、そして自分自身に約束した。
if I ever found it, if it ever existed, that's where I'd make my home.
もしもそれを見つけたら、もしも存在するのなら、そこを住処としようと。

(廃墟に着く)
D:What do you think?
どう思う?

S:Ambition. But no conviction.
野心。だが確信なし。
You skip from short stories to lyrics, from poems to sketches,
短編小説から歌詞へ、詩からスケッチへと飛び跳ねて、
hoping the world will tell you who you are.
世がおまえが誰かを教えてくれると望んでいる。
You must tell the world.
君が世に教えなくては。

(Claireが到着)
C:There you are.
ここだったのね。

S:Well done. You weren't followed?
よくやった。つけられてない?

C:Well, I hope not.
そう願うわね。

S:So, will Marcus help us?
じゃ、マーカスは手を貸してくれる?

C:He didn't say.
とは言わなかった。
Keep back, and then that gives you your 'B' for 'Baritone'.- Oh, I see -- no, four, of course.
ずっと戻って、そしたら「バリトン」のBが出て来るわ。あ、そうか。やだ、4、よね。

S:Yes.
うん。

C:And that's got..
そしてそれは・・


D:Where did you two meet?
ふたりはどこで会ったの?

S:Cambridge.
ケンブリッジだよ。

C:We shared a flat.
フラットをシェアしてたの。
I was the first person he shared the secret of his sexuality with.
私は彼がセクシュアリティの秘密を打ち明けた最初の人間だった。

S:At that time, it was illegal. And there were rumours.
あの頃は、違法だった。それに噂がたってね。

C:So, then, I agreed to play the part of his lover.
だからね、私は彼の恋人役をすることになった。
And we walked around arm in arm, and we had picnics in the scholar's garden
それで私達は腕を組んで歩いたり、スカラーズガーデンでピクニックして、
and ..it was supposed to last about two months or so.
そして・・2ヶ月くらいそうするつもりが。

S:It lasted two years.
2年続いた。

D:Are you gay?
あなたゲイ?

C:No.
いいえ。

D:Did you see other people?
他の人とつきあった?

C:No.
いいえ。

S:I tried to become the man I was pretending to be.
僕は自分が演じていたその人物になろうとした。
You know, I prayed for the right kind of desire? - A sham romance, you might say.
ねえ、正しい種類の欲望を求めて祈ったな? ーごまかしの恋愛、と言うかも。

C:No.
違う。

S:No, no. We're friends. We have been ever since.
違うね。僕たちは友人。今までの間ずっと。
We can't be sad about that. I refuse to be sad about that.
それは悲しいはずがない。それを悲しむなんてお断りだ。

(マーカス教授現れる)
Marcus: It's all very touching.
非情に感動的だな。

C:Marcus This is Danny, Alex's partner. And Scottie.
マーカス、こちらはダニー、アレックスのパートナーの。それからスコッティ。

M:Where is it?
あれはどこに?

(データを検証するマーカス)

D:Cheers.
どうも。

M:You didn't know, did you? How smart he was?
君は知らなかったのだな?彼がいかに頭が切れたかを?

D:I knew.
知ってたよ。

M:But not really.
だが本当の意味では。

D:Not in the way you did, no.
あなたのようには分からなかった、うん。

M:His partner without any appreciation of his intellect.
彼の知性の真価を知らないパートナーか。
Beyond some generalised idea that he was good with numbers.
数字に強いなどという一般化された認識を超えていた。
Love without knowledge.
知識なしの愛。
Popular culture might depict that as a romantic notion, I suppose.
大衆文化はそれをロマンチックな観念として表現するかもしれないな。

D:He never spoke about his work.
彼は仕事の話はしたことがなかった。

M:What did you talk about?
彼と何を話した?

D:Everything else.
他のことは何でも。

M:I see. No, I don't. I don't see at all.
なるほどね。あ、いや、僕にはわからんね。

D:Well, what did you two talk about? - Outside of work?
じゃあ、あなたは何を話したんです?仕事以外には?

M:We didn't. Look, try to understand, I was sure,
話さなかった。いいかい、わかってくれ、僕は確信していた。
absolutely certain that he was going to change the world in some way.
絶対に彼は何らかの方法で世界を変えると。
Not my world. THE world.
僕の世界ではない。全世界をだ。
Can you imagine the enormity of that feeling?
そう感じる巨大な恐ろしさが想像できるか?
Being in the company of someone like that?
そのような人間と交わることが?

D:We knew different people.
僕達が知っていたのは違う人だね。

M:Hmm. The man I knew was exceptional.- The man you knew was not.
うむ。僕が知っていたのはたぐいまれな男だったが、君のは違う。
- The - Unless you're going to tell me how many sugars he took in his tea,
彼がティーに砂糖をいくつ入れるかとか、どんな抱かれ方が好きだとかを
or how he liked to be fucked. Are these the details that define us?
君は言えんだろうが。そんな瑣末なことが人間を定義づけると?

D:I think that ..being admired is lonely.
思ったけど・・・賞賛されることは寂しいよ。

M:You're right, I'm sure. But that was the price he had to pay.
そうだな。確かに。だがそれは彼が払わねばならぬ代償だ。
The ordinary world wasn't for him.
平凡な世界は彼のためにはない。
And his flirtation with it was always going to end badly.
それに戯れていたらいつも悪い結果となっていた。

D:Professor? I miss him, too.
教授?僕も彼がいなくて辛いんです。

(夜明けまで追求を続けるマーカス)

M:He did it.
彼はやった。
The 9/11 attackers sent e-mails using pre-arranged code words.
11/9の攻撃班はあらかじめ仕組まれた暗号を使いメールをやり取りした。
"The Faculty Of Urban Planning" was the World Trade Center.
「都市計画学部」はワールドトレードセンター。
The, uh, The Pentagon was "The Faculty Of Fine Arts".
「アメリカ国防総省」は「芸術学部」。
Mohammed Atta's final message to the other terrorists referred to their semesters
モハメド・アタのテロリスト達への最終メッセージは、
beginning in three weeks at the faculties of Urban Planning and Fine Arts.
都市計画と芸術学部で3週間後に始まる学期に言及していた。
Two e-mails. In this one, "zoo" means zoo. In this one, it means airport.
メールが2通。こっちでは、「動物園」は動物園。こっちでは空港のことだ。
How do you tell them apart? When people who go to the zoo also visit ..museums.
どうやって区別する? 動物園に行く人が博物館にも行く時、
They watch animated movies. Buy children's clothes. And donate to animal charities.
彼らはアニメ映画を見る。子供に服を買う。そして動物のために寄付をする。
Convert our entire online history into numbers, and a visit to the zoo looks like this.
この完全なネット上の記録を数字に変換し、動物園へ行くことはこのようになる。
A coded message looks ..like this.
暗号化されたメッセージは、このように。
The 9/11 terrorists used innocent words, but they didn't use them like the rest of us.
11/9のテロリスト達は素朴な言葉を使ったが、それは我々と同じ意味で使われたのではない。
We like to think of ourselves as individuals. But we're not. We're a pattern.
我々は自分を個人だと考えたい。だがそれは違う。我々はパターンなのだ。
We are married, gay ..straight, professional, rich, poor.
既婚者、ゲイ・・ストレート、専門家、金持ち、貧乏人。
Our online DNA, revealing our true nature ..even when we lie.
ネット上のDNAは、我々の真の本質を露にする・・・たとえ嘘をついていても。
I told him he would change the world.
彼は世界を変えると僕は彼に言った。
I just didn't tell him how dangerous it would be.
ただそれがいかに危険なものになるとは言わなかった。
Alex decided to apply his concept to speech.
アレックスはそのコンセプトをスピーチに適用しようと決めた。
Words don't occur in isolation. They're part of a series of actions.
言葉は単独で出て来るものではない。一連の動作の部分だ。
Your intake of breath, facial gestures, pupil dilation, hand movements.
呼吸、顔の表情、瞳孔の拡大、手の動き。
Alex theorised they formed patterns, and these patterns would be different
アレックスはこれらがパターンを形成すると、そのパターンが
if we were telling the truth or telling a lie.
真実を言うか嘘を言うかで異なるであろうと理論化した。

C:A lie detector?
嘘発見器?

S:Important lies are told by important people. They'd never consent to a test of any kind.
重要な嘘は重要な人物に語られる。彼らはどのようなテストをも承諾しない。

M:Alex didn't need their consent. They've already provided all the information.
アレックスには承諾は必要なかった。彼らはすでに全ての情報を提供していた。
The most important people in the world are also the most documented.
世界の1番重要な人物達は、また記録も1番にされている。
Study every word they've ever spoken.
彼らの話した1句1語の研究。
Mundane, profound -- it doesn't matter. Analyse every variable possible.
日常のでも、難解なものも ー なんでもよい。可能な限り可変を分析。
Translate that information into numbers, and identify the patterns.
その情報を数字に翻訳し、パターンを識別する。
A fingerprint for our truths and our lies.
真実と嘘の指紋だ。

C:We'd be able to analyse every statement.
あらゆる発言を分析できるわね。

M:Every political claim. Er, every case for war. Every court case verdict.
あらゆる政治的主張。あー、あらゆる戦争事件。あらゆる裁判事件の判決。

S:The end of lies. 嘘の終焉か。

M:If the four of us survive a week, I'd be very surprised.
もし我々4人が1週間生き延びたら、かなり驚くだろうな。
You're a thoroughly nice guy, aren't you, Danny? So was Alex.
君はまったくいい奴なんだな、ダニー?アレックスもそうだった。
For all his intellect, an innocent, really.
あの知性にもかかわらず、純真な奴だったよ、まったく。
When he told me he was going to work for GCHQ, I knew it was a mistake.
彼が政府通信本部で働くと言って来た時、それは間違いだとわかってた。
He didn't belong in that world.
彼はあの世界に属していない。
And I could feel him wanting me to tell him so.
そして僕がそう言うことを彼が求めているのを感じた。

D:Why didn't you say something?
どうして何も言わなかった?

M:We didn't have that kind of a relationship.
僕たちはそういう関係ではなかったのだ。
I take it you have some kind of plan?
何か策があるということか?

S:We must prove it works.
うまく行くか証明せねんばならん。

(スコッティとダニーの車)
D:You don't have a plan, do you?
策なんてないよね?

S: No.
ない。

S:He needed to believe I did. And we need him.
彼はあると信じる必要があったのさ。そして我々に彼が必要だと。
You see? Proof -- the orderly functioning of society depends on our ability to lie.
わかるか?証拠・・社会がきちんと機能するかは我々の嘘をつく能力によるんだ。
Given the choice of no lies, or lies, every organization,
嘘なしかありかどうかの選択が許されれば、いかなる組織も、
every person of power, without exception, will choose lies.
いかなる権力者も、例外なしに嘘ありを選ぶさ。

D:Maybe Alex imagined a better way of doing things.
きっとアレックスは物事のよりよい運び方を想像したんだよ。

S:I wonder when he began work on this project.
彼はいつこのプロジェクトにとりかかったのかな。

D:Why does that matter?
それがどうかした?

S:Maybe he was ashamed of the lies he'd told you.
彼は君についた嘘を恥じたのかもな。
Ashamed that your relationship was built on lies.
嘘の上に築かれた君たちの関係を恥ずかしく思ったか。
Maybe on some level, he thought he was making amends.
もしやある段階で、彼は償いをしているつもりだったのかも。

D:To who?
誰に?

S:To you.
君にだ。
Danny!

D: I'm to blame.
僕のせいか。

S:I'm sorry.
悪かった。

D:I'm to blame.
僕のせい。

D:I never said "to blame".
「せい」とは言ってないよ。

D:He did it for me?
僕のためにしたと?

S:It's possible.
可能性はある。

D:I never asked for it.
そんなことたのんだ覚えはない。

S:He knew you'd find out that he'd lied about much of his life.
彼が生活の多くを偽っていたことを君が知ると知っていたんだよ。
He must have worried that you'd end up hating him.
君に嫌われることを怖れたに違いない。
He must have worried about that moment every day.
彼はその瞬間を毎日怖れたに違いない。
Would you still love him if you knew? Could you still love him if you knew?
もし知っても彼を愛したか?知っても愛することができただろうか?
Would you re-examine your love story -- Alex's only love story ..
君の愛の物語をーアレックスのただひとつの愛の物語をー再審査するか?
and decide, in the end, it was nothing but a lie?
そして最後に判定を下すか?嘘しかなかったと?

D:He was never sure.
彼はいつもはっきりしてなかった。

S:How could he be?
できなかったのだろう?

D:I wish I could've told him. That none of it mattered. The lies, the mistakes.
彼に言えたらよかったのに。そんなことどうでもいい。嘘とか、間違いとか。
That I loved him, just the same. That I, I love him. Still. Now.
僕が彼を愛したことは、何も変わらない。僕が、愛してることは。まだ。今でも。
Knowing it all. I wish he could've heard me say it.
すべてを知っても。それを彼に聞いてほしかったのに。

S:Yes.
そうだな。

D:He'll never know.
もう絶対彼が知ることはない。

S:No.
ないな。



(スコッティ宅)
D:This is going to sound a, a bit But it occurred to me I'd never said it out loud before.
ち、ちょっと変に聞こえるけど、だけど、ふと思って、今まで声に出したことないって。
I love you.
君のこと愛してる。
Very much.
とっても。



(警察)
警察官:You're not going to be charged.
あなたは告発されません。

D:Is that it?
それだけ?

警:You're free to go.
あなたは自由の身です。

D:You brought me here like this to tell me that? Will anyone be charged?
それを言うためにこんな風にここへ連れて来た?誰か告発される人は?

警:Danny ..for you ..this is over.
ダニー・・あなたには・・終わりました。

D:This isn't over. This isn't over.
終わってない。



(バー;ダニー、クレア、マーカスが揃う;ダニーの電話が鳴る)
D: Scottie?

S:Danny. Danny

D:Scottie?

S:There will be a note.
手紙を残す。






London Spy4 和訳(解けた暗号)

2015-12-05 18:16:00 | London Spy
早いもので、あと2日後には完結のエピ5です。うおーん

このドラマで知りましたが、ヴォクソールってゲイクラブの集まったエリアだったんですね。SOHOは昔から有名でしたけれど、ロンドンの中心で何かと他の用事でも行くことの多い開かれたSOHOに比べ、ヴォクソールというのは小さめのターミナル駅で、ウォータールー駅からイングランド南西部へ走る鉄道が途中で止まるんです。別に回りに何もなくて、強いて言えばOvalというクリケットのグランドがありますが、それだって試合がある時以外は人も出ない。バスターミナルもあるけれど、ハッキリ言って昼間でも寂しい長居は無用のエリアなんです。しかしダニーとアレックスが出会った橋があるようにテムズ川まわりは空気が抜けて空も高く、そばにはMI6。うん、まったく違う世界のふたりが出会って・・・と作家が発想するのもなるほどな~と納得。クリエイティブでない私には発想できなかったけど、納得です。

さて、ドラマも佳境に入ったら会話も込み入って来たので、和訳がんばりました。今回は真ん中らへん、夜の川辺での、出会って少し時間が過ぎた恋人達の会話から、スコッティの心境の告白までです。




(川岸でのアレックスとの会話)
D: Do you believe in soul mates?
ソウルメイトって信じてる?

A:No. Not only do I not believe in them ..it's not even a nice idea.
いや。信じてないどころか・・・感心しない考え方だ。

D:Not a nice idea?
感心しない?

A:That there's only just one other person out there for you.
この世でたった1人しか自分に合う人がいないということだ。
What are the odds this person would be in the same country?
その人が同じ国にいるという確率はいくつだ?
Or the same city? That their paths would even cross?
同じ町にいるのは?偶然会ったりするのは?
It would mean almost everyone in the world is with the wrong person.
世界のほとんどの人が間違った人と一緒にいる意味にとれる。
If it's a way of saying, "we're good together", why not just say "we're good together"?
もし「相性がいい」という意味で言うなら、「相性がいい」と言えばいいんじゃ?
But if you mean it literally …
でもそれを文字通りに言ってるなら・・

D:You think there are better people out there for you?
他にもっといい人がいるって思う?

A:There might be. For both of us. But since we don't know them, it's just a theoretical.
いるかも。僕ら2人にそれぞれ。でも彼らのことを知らないんだから、ただの理論だ。

D:Yes. It's.. It's a sentimental idea. The maths doesn't add up.
うん・・感情的な考えだけど。計算ではあり得ない。
But.. we're by the fire, we're under a night sky. Couldn't you just have said "yes"?
でも、こうして火のそばで、夜空を仰いでるんだ。ただ「yes」と言えない?

A:Is that what your soul mate would've done?
君のソウルメイトならそう言ってた?


(時計屋)
D: Can it be opened?
これ開けられますか?
店主:If you know the code.
番号がわかればね。



(街中でのアレックスとの会話)
D:Oh, I've done a lot of things with a lot of different people
僕はいろんな人といろんな事があったから
and that's part of the reason I'm sure that we're something special.
それも僕たちは特別だとはっきりわかる理由なんだ。
But, for you it…I don't want you to stay with me just because I'm the first.
でも君にとっては・・僕は君にとって初めてだからという理由でつき合って欲しくない。
So, you should see other people. You should.
だから、君も他の人とつきあったらいい。そうしなよ。

A:I don't want to.
そんなことしたくない。

D: I only meant ..
僕はただ

A:I don't need to.
そんな必要ない。

(川岸での会話のフラッシュバック)
that there's only just one other person out there for you.
この世でたった1人しか自分に合う人がいないということだ。


(スコッティ宅/倒れているスコッティを見つけて膝に抱きかかえるダニー)
D:Scottie? Scottie?! Scottie?

S:I was just remembering.
思い出していたところだった。
D:Huh?
え?
S:A place.I was remembering ..a place.
場所だよ。思い出してたんだよ。
D:Right, we need to get you to the hospital.
わかった。病院行かなきゃ。
S:Will you just listen to me, for once, Danny?!
いいから聞くんだ、一度くらいは、ダニー?
D:You were remembering a place.
場所を思い出していた。
S:A place where no-one cares.
誰にも気づかれない場所だ。
Pathetic.
哀れだな。


(病院)
D:Thank you.
My parents used to chide me."You were such a happy child."
よく親にたしなめられたな。「あんなに明るい子だったのに」。

D:How long?
いつから?

S:Like this? Three weeks. Worse and worse each day. Now as bad as it's ever been.
この状態か?3週間。日々悪くなる一方。こんなに悪くなったことはない。
It can't be coincidence, can it? 30 years I've been OK and, now, like this?
偶然てことがありえるか?30年間平気だったのに、今こんなになって?

D:Why might someone who's managed depression for 30 years suddenly suffer a relapse? For no reason?
どうして30年間鬱とうまくつき合って来た人が突然再発に苦しむことがあるんでしょうか?何も理由がないのに?

(スコッティの家)
This is what we're going to do. We'll get new pills. Real pills from a different doctor.
こうすればいいんだ。新しい薬をもらう。他の医者から本物の薬を。
You can keep them on you at all..Unless they switch them before they give them to you.
とりあえずそれが使える・・君の手に入る前に奴らがすり替えない限りは。
I'll get them illegally. I know someone. He can get anything.
僕が違法入手する。知ってる人がいる。何でも入手できる人なんだ。

D:On your shell. Until they find a crack. A frailty. A vulnerability.
人の殻の表面に。やがて奴らはひびを見つける。弱みを。脆弱性を。
No matter how small. And then they pick away.
どんなに小さかろうが。奴らは穴をあける。
How do you kill an alcoholic? With alcohol.
アル中を殺すにはどうやって?アルコールで。
How do you kill a drug addict? With drugs.
薬物中毒を殺すにはどうやって?薬物で。
How do you kill a depressive?
鬱病患者を殺すには?


(夜の駐車場)
D:Where'd you get them?
どこで手に入れるんだ?

車内の男:People tell the doctor whatever story, collect a prescription, sell it to me.
みんな医者に何とでも作り話して、処方箋をもらって、俺に売るんだ。
They're good. It's all good. Always good from me. Do you want something else?
上物だよ。全部いい。俺のはいつも上物。他にもなんか要るかい?

D:No. Nothing else.
いや、ないよ。


(スコッティの家)
S:Thank you.

Have you examined the contents?
中はよく調べたのか?

D:We're going to need help.
助けが必要になる。

S:With help comes risk. The more people you involve...
助けにはリスクがついて来る。もっと人を巻き込む・・・
Look what they've done to us. That was before they knew we had this.
奴らの我々にしたことを見てごらん。これでも我々がこれを持っていると知られる前だ。

D:I can do this alone.
僕ひとりでできるよ。

S:There are rumours.
噂を聞いた。
About how the Kremlin guarantees the loyalty of its most important citizens.
クレムリンがいかに最重要市民の忠誠心を補償するかについて。
Under the pretext of celebrating an election to the State Duma,
ロシア国家院当選祝いという名目で、
the individual is treated to the finest meal Moscow has to offer.
個人はモスクワの供給する最高の食事をふるまわれる。
At some point during that night ..this prized individual blacks out ..
その夜のある時点で、この入選した個人は意識を失う・・
waking in a hotel suite, on a bed, beside a terrified naked child.
ホテルのスイートで目が覚めると、そこはベッドの上で、側にはおびえた裸の子供。
Before he can say anything, the FSB storm the room, arrest him,
彼が言葉を発するより早く、連邦保安局が部屋に押し入り、彼を逮捕して
and take him to an interrogation cell in Moscow's Butyrka prison,
モスクワのブトィルカ刑務所の尋問用独房に連れて行く。
where the individual swears he is not a paedophile.
そこでその彼は小児性愛者ではないと誓う。
"My drink must have been spiked!" "I, I've been framed by my enemies!"
「飲み物に何か入っていたんだ!」「敵の罠にかかった!」
He doesn't know. He can't explain. "But it is a mistake!"
彼にはわからない。説明できない、「何かの間違いだ!」
And, to his surprise the FSB officer agrees that it is a mistake,
すると、驚いた事に連邦保安局員は間違いだということに同意する。
but it is a mistake they will hold on record forever, a mistake no-one will ever see,
だがその間違いは永久に記録に残される。誰にも見られない間違いとして。
unless the individual makes a mistake of a political kind.
その個人が政治的な間違いを犯さない限りは。
And, with that, the man's choice is clear -- privilege or disgrace.
そして、それについては、男の選択は明白だ。特権か不名誉か。
Destruction or survival.
破滅か生存か。
The FSB officer believes he's won. The individual believes he's lost
連邦保安局員は勝利を確信する。個人は敗北を。
But those systems of oppression ..as ruthless as they appear, as unbeatable as they seem,
だがこの圧力のシステムは・・見かけ通り冷酷で、印象通り強力だが、
never hold, never last, never survive, for we will not live in fear.
持ちこたえず、続かず、生き延びない。我々は恐れながら生きられないからだ。
I would like to finish this particular adventure with you, Daniel Edward Holt.
私はこの特殊な冒険を君と一緒に終わらせたいのだ、ダニエル・エドワード・ホルト。
If you'll have me.
やらせていただくよ。





トム・フォード LIPS AND BOYS

2015-12-04 19:59:00 | ファッション


トム・フォードがそれぞれの色にボーイズの名前をつけた限定口紅シリーズ「LIPS AND BOYS」が今日発売になりましたので、さっそくお店に行ってみました。

なかでも「コリン」が人気なようで、それは「キングスマン」の影響?それともトムが監督した映画「シングルマン」の主人公を演じたのがコリンだから?私には真意がわからないのですが、うちの夫のミドル・ネームで義父の名前もコリンなので、まあ私が買ってもいいかな?なんなら2本買って1本は義母のクリスマスプレゼントにしたらなんて気が利く嫁なんでしょう!!と思ったのが甘かった・・・

映画を見た後に思い出して、のんびり午後2時ころにお店に行ったらすでに「コリン」は売り切れ!私のバカバカ!!最速で行けばあったかも???いつも思いつきの衝動買いなのでこう言う時はダメだなあ、もう。

LIPS AND BOYSのサンプルのコーナーはほとんど空っぽになっていて、それらは鏡のあるお試しスペースに移動されていて、美容部員さんと相談しながら一度に4人のみ商品を選ぶことができるという事態になっていました。

もしかして、その時は混雑のピークがいったん落ち着いたのか?選んでいる4人のお客さん以外に順番を待っていたのはひとりだけ。ですのでお店の人に整理券をいただき(29番でした)少し待ってから鏡の前に座ることができました。

座ってみて、高級な化粧品はもう何年も買ってないことを思い出しました。幸い弟が仕事関係でいただくサンプルを時々分けてくれるけど、独身のころはシャネルとかディオールとか胸をときめかして買ったけれど・・・

と言うわけで男の子の名前のついたリップを買うために百貨店の化粧品コーナーに座ってお姉さんにリップを落としたりつけたりしてもらえるサービスを久々に受け気分が良かったです。

しかし顔につけるものなので、名前と色が両方気に入らないと買いたくないというわけです。その上お試しできるのは3色まで。モカ茶系、赤系、ピンク系の3色が欲しかったのでそれぞれお姉さんに見せてもらい、モカは私の好みの色味がなかったので、赤とピンクを3色つけてみました。そして選んだのが上の写真のふたりふたつです。

紅いALEXとピンクのJUSTIN。

実はね、ALEXを見つけた時には即、これはDANIEL(= Danny)も揃えてふたつ並べなくては!と思ったんですが(このブログをお読みの方には察しがつくでしょうがLondon Spyの恋人達ですね)ダニエルも売り切れてなかったんです!

ピンク系にはRoccoというJustinよりほんの少し淡い色があって迷ったのですが、このふたり、同じ名前の同僚がいて、Justinは近ごろ私に惜しまれながら辞めたのでこっちにしました。Roccoはまだいてそのリップを買ったらなんだか私があいつに首ったけな気になったら悔しいので。

お値段は1本3700yen+税で、アメリカの$35とほぼ同じですので格差がなくて嬉しいです。サイズが通常の口紅よりも小さいのでお値段もその分低いです。

トム・フォードのかっこいいスーツは何10万円もしますけれど化粧品はその点私にも買える幸せでよかった。