Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

旅の心配事

2015-08-27 16:59:00 | イギリス
私のこの旅の不安は3つありました。

①5年使ってない銀行口座からお金おろせるか
  ・・・キャッシュカード旅行前に出したら期限が切れてた(涙)?!

②劇場チケットとか電車の切符とかネット予約したけど発券できるのか・・・?
    ・・・実はこれもやったことなかった?!

③スマホ用のモバイルWifiを友達に買ってもらうけど、使えるかな?
    ・・・スマホ時代になってから海外行ってなかった?!
  

特に①と②はもしできなかった旅行がダイナシ!!と不安度はかなりのものでした。
ロンドン着が金曜の午後でシルヴィ・ギエム直行してしまったので、
銀行が開く次の月曜の朝、さっそく銀行へ!

何が不安って、カードがなくて、イギリスの銀行では預金通帳や印鑑登録はないのでどうやってお金をおろすのか?ということ。明細書&残高証明や手紙などは送られて来ていたのでまずはそれとパスポートを持参したら、窓口で口座番号から調べてもらえました。

その結果、私の口座はしばらく使用されていなかったのでブロックされている、それを解除すると言われてほっとしたのもつかの間、調べるうちにその担当員がマネージャーを呼び・・・結論、解除できないからその口座はもう使えないと・・・ガーーーン!!!

しかし私には娘の名義のもうひとつの口座があったので、私の口座から残金をそっちに移すという方法で、微々たる残金ですがお金は失わずにすみました。

結局、娘名義の子供預金にはキャッシュカード対応もないので、チェック(小切手)帳を見せて窓口でサインをしてお金をおろすという、古いイギリス映画でしか見ない方法で私は自分のお金をおろせることにはなりました。カーでではどのATMからも24時間無料でおろせるイギリスにて、私は月~金の銀行の営業時間にのみアクセス可能というタイムワープ状態でした(笑)。


お金の問題が解決して、次は、オンライン予約のチケットの受け取り。

こちらも鉄道切符は、機械にクレジットカード挿入と照会番号の入力のみで簡単にOK。



ちなみに座席指定は、窓側or通路側だけでなく、テーブルのある向き合い席か、飛行機みたいな同じ向きの列か、その場合は進行方向かその逆か、静かな席か、と細かい希望も可でした。予約した時点で、イギリスの長距離列車はよく映画に出て来る「外にロックのついたドアを挟んだ向き合い席」しか知らなかったので、その選択肢の詳細がいまひとつ理解できなかったのですが乗ってみて即納得。向き合い席というのは、1車両に2~6組くらいあり、残りの席は半分が進行方向ならは残り半分は逆方向に席が固定されたつくりなのでした。新幹線みたいに自分でクルっとまわして向き合い席にするなんてのじゃなかったんです。あれは家具を固定せずに多目的利用する和室の発想だったのだな。静かな席というのはそういう配慮をするべきコンパートメントがある・・・けど混雑して子連れの人がその席にしか座れない時は、静かでない席になってしまうんですが。

劇場のチケットは、オンライン購入したら送ってもらうこともできますけど英国ロイヤルメイル(郵便局)の国際郵便には謎の遅れが生じることもあるので「劇場で受け取り」にしました。

問題は、今回複数のチケットを予約しているので何のチケットに何が必要だったか混乱してしまったこと。とにかく照会番号を控えて、あとはクレジットカードがあればなんとかなるであろうと、まずはアルメイダ・シアターの窓口に行ってみました。そしたらまずきかれたのは「当日券かどうか」ということと。当日券はすでに発券されてて窓口の人が私の名前から探してくれました。私の本名はSHIMANOでAにアクセントをおいて発音すると100%通じるのですが、もしも飯田さんとかだったらEを探したりしないのかな・・・なんて余計な心配が頭を過りました。さらに私はアルメイダのバッカイを別の日もとっている旨を告げると、きかれたのは「郵便番号」でカードも照会番号も念のために持って行ったパスポートも必要なかった・・・・

このアナログさは小劇場アルメイダでのことであって、ウエストエンドのギールグード劇場では電車と同じくクレジットカードと照会番号で機械からチケットが出て来ました。


最後のモバイルWifiは、ちょっと大変。

旅行者用には、ネットで予約してヒースローにて受け取るレンタルがよいとriekさんに教えていただきました。一応泊めていただく在英の友人にも持ってないかきいてみたところ、持ってないけど今後も使えるなら彼女が購入してもよいとのこと。イギリスにはPay as you goと言って、契約なしで使った分だけの料金を払う携帯やスマホがあるのでWifiもそれなら端末購入+GB料金で短期で使え、ブランク後にもまたGBを買えば再度使えます。

友人は私の到着後すぐに使えるように前日に購入しておいてくれたのですが、それが、なぜかスイッチがonにならず購入店に行って確認してもらいました。お店の人がその端末をonにしてから実際に使えるまで最長で12時間かかるという話で、それなら前日手続きしたものはすでに24時間たっているからonになってないと変なのですが、その翌日になってもまだ使えるようにならず購入店に駆け込みました。そして記録をチェックし何か手続きをやり直し返事はまた前日と同じ・・・。


デザインがポップでかわいいEEという会社のもの

大手のVODAFONEだけどその端末個体の問題なのかシステムの問題なのかは知らないけど、友人と私はもうこれは信用できないと判断し、別の店へ行って別メーカーのを買いました。そしたらそれは、お店の中でいくつかの情報を入力しただけで即使えるようになったじゃないですか!それが正常な姿なのでしょうが夢のように嬉しかったです。VODAFONEは返品決定!!友人は購入代金として45ポンドを店に支払い、私は彼女にレンタル料金として30ポンド支払いました。何度もイギリスに旅行する方も、これを購入しておけばレンタルよりもお得です。

ちなみにWifi は、友人宅にいる時はその家の、ヒースロー空港や鉄道駅、長距離電車内、カフェ、町の電話ボックス付近などでは無料で使えますので、モバイルWifiはバスで移動中などに活躍しました。地下鉄は東京と違って圏外なので使えません。よって無料の新聞METOROやEvening Standardを読む時間となります。(笑)


以上3点の心配事は、いずれもコンピューターの絡む案件で、だけどお金や通信など現代生活の必需品へのアクセス。私が機械に弱いのはもちろん、システムに慣れない外国で、あわてたり英語が分からなくて対応できなかったら、日本にもしも何か忘れて来たら・・・と不安の種となりましたが、これをクリアした後は住んでた時の感覚も戻ってほっとしました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿