「アウトランダー」シーズン1全16エピを見終えました。
今、シーズン2が始まっていますので、どうしても2のイメージが目に入るのですが、ハイランドの様子と随分違って別のドラマのようだったと思った訳がラストを見て分かりました!
ネタバレはなるべくしないよう書きたいと思います。
あらすじ:
クレアは、1945年夫のフランクとスコットランド旅行中、一人で1743年にタイムスリップして200年前に来てしまう。イングランドにスコットランドは吸収され連合王国となっていたがクレアはハイランドにいるイングランド人として怪しまれ、夫の祖先でそっくりなイングランド軍将校ランダルを敵に回す。そして、タイムスリップした先の領主の甥ジェイミーもまた、ランダルに追われるお尋ね者だった。。。。
感想:
スコットランド在住の友人によれば全編スコットランドでロケされたとのこと、暗い岩でできてそうな家や城のあるハイランドに行きたくなってしまいました!妖精が住むどころかタイムスリップしてしまうほどに不思議の国の、無骨者の象徴スコットランド訛りも、エピソード5あたりからかわいく聞こえたほどです。
しかし、実はエピソード3くらいまで、主人公クレアになかなかなじめず「おもしろい!」とは思えませんでした。彼女は第二次大戦で従軍看護師として前線で勤めていた女性。そしてシリーズ初めの頃はクレアのモノローグが多く、理性的で強い内面と、クルクルのブルネットを無造作にまとめた素顔風のノーブルなんだか田舎っぽいのかよくわからない外見がどうも一致しなくて、主人公のキャラにピンと来ませんでした。
美しいレディで通っているんですが、タイムスリップ前に旅先で夫といちゃいちゃするのも似合ってないと思えて、それはなぜかと言えば今思うと夫フランクも話の長い学者で全然セクシーに見えなかったんですね。その真面目そうな二人のいちゃいちゃシーンについ引いてしまいました。クレア役のカトリーナ・バルフさんは細くて長い首がめちゃ時代劇に似合うモデル体型のきれいな方なんですが。
ですので、そんな主人公が、18世紀のスコットランドで男社会で正面から渡り歩こうと奮闘する様子にも反感を持ってしまって・・・それがセクシー美人や跳ねっ返りの少女風だったらストンと落ちたかもしれないけど、彼女は今までに私が見たことないタイプだったんです。
それと彼女は1940年代の人なのに男と対等に振る舞うので、現代人ならともかく、それアリ?戦後女は強くなったからアリ?頭がいいのに昔のスコットランドでそれ言っちゃう?とハラハラしちゃいました。
主人公への感情に転機が訪れたのは、ジェイミーのモノローグが現れたエピ5か6あたりの頃でした。夫フランクの姿は消え、大きな体に小動物の瞳を持ったジェイミーを見ていたい気持ちわかる!わかるわ!!といきなり主人公へ感情移入できるように♪ そこからは次のエピへ行くスピードに加速がつきました。
しかし澄んだ瞳のジェイミーだけが見られたらこちらはいいのに、そうは問屋が卸さないドラマシリーズ。つまらないフランクと違って、同じ顔(俳優さんは同じトビアス・メンジーズ)のご先祖様18世紀のランダルはそのポーカーフェイスが恐ろしいのなんの・・・ドキドキときめきシーンもじっくり長く反芻する見せ方のアウトランダーですが、ランダルの悪魔の手もじっくりすぎるくらい反芻するので、怖くなったらもう大きいスクリーンで見るのは耐えられないので、お布団にもぐってスマホの小さいスクリーンを片目で見て過ごしました。
このドラマが新鮮なのは、ハイランド(スコットランドの中でもケルト人の住む閉ざされた文化圏)の俗に野蛮と言われる人たちのことをクレアの目を通して知り、逆にイングランド人が気取った野蛮人に見えることでした。
イングランド人は軍人しか出てこなくて、彼らは傭兵なのでそんなに仕事熱心じゃない。方やスコットランド軍は、制度により動員されたハイランドを含むスコットランド人のみだそうで、そこは氏族間の絆や愛国心があるはずです。なーんて、これは今調べて今思ったことです!
さ~てシリーズ1が終わった段階で、気になるのは ー
・クレアとジェイミーの宿敵ランダルの子孫フランクと未来のクレアはなぜ結婚したのか。恐怖のトライアングルどころかスクエア。
・ジェイミーの叔父マッケンジー領主の弟にドゥーガルのいうのがいて、この人が何かと予測のできない動きをするので次はどうでしょう。
・シリーズ2の原作小説の日本語タイトルがネタバレっぽくて嫌なので、これ以上余計な情報を見ないように調べるのもやめておきます。
・ソニー公式日本語サイトをさっき初めて発見したのですが、3月24日にジェイミー役のサム・ヒューアンさんがシリーズ2のプロモーションのため来日イベントをしていたことを知り、ショック!!遅かった~~タイムスリップしたい。
では最後に、私が去年スコットランドで撮った写真を・・・
また行きたいなぁ、ハイランド。
ジェームズ5世とクイーン・メアリー住んだリンリスゴー宮殿
タータンキルトも欲しいなあ。
・・・ではシーズン2!
今、シーズン2が始まっていますので、どうしても2のイメージが目に入るのですが、ハイランドの様子と随分違って別のドラマのようだったと思った訳がラストを見て分かりました!
ネタバレはなるべくしないよう書きたいと思います。
あらすじ:
クレアは、1945年夫のフランクとスコットランド旅行中、一人で1743年にタイムスリップして200年前に来てしまう。イングランドにスコットランドは吸収され連合王国となっていたがクレアはハイランドにいるイングランド人として怪しまれ、夫の祖先でそっくりなイングランド軍将校ランダルを敵に回す。そして、タイムスリップした先の領主の甥ジェイミーもまた、ランダルに追われるお尋ね者だった。。。。
感想:
スコットランド在住の友人によれば全編スコットランドでロケされたとのこと、暗い岩でできてそうな家や城のあるハイランドに行きたくなってしまいました!妖精が住むどころかタイムスリップしてしまうほどに不思議の国の、無骨者の象徴スコットランド訛りも、エピソード5あたりからかわいく聞こえたほどです。
しかし、実はエピソード3くらいまで、主人公クレアになかなかなじめず「おもしろい!」とは思えませんでした。彼女は第二次大戦で従軍看護師として前線で勤めていた女性。そしてシリーズ初めの頃はクレアのモノローグが多く、理性的で強い内面と、クルクルのブルネットを無造作にまとめた素顔風のノーブルなんだか田舎っぽいのかよくわからない外見がどうも一致しなくて、主人公のキャラにピンと来ませんでした。
美しいレディで通っているんですが、タイムスリップ前に旅先で夫といちゃいちゃするのも似合ってないと思えて、それはなぜかと言えば今思うと夫フランクも話の長い学者で全然セクシーに見えなかったんですね。その真面目そうな二人のいちゃいちゃシーンについ引いてしまいました。クレア役のカトリーナ・バルフさんは細くて長い首がめちゃ時代劇に似合うモデル体型のきれいな方なんですが。
ですので、そんな主人公が、18世紀のスコットランドで男社会で正面から渡り歩こうと奮闘する様子にも反感を持ってしまって・・・それがセクシー美人や跳ねっ返りの少女風だったらストンと落ちたかもしれないけど、彼女は今までに私が見たことないタイプだったんです。
それと彼女は1940年代の人なのに男と対等に振る舞うので、現代人ならともかく、それアリ?戦後女は強くなったからアリ?頭がいいのに昔のスコットランドでそれ言っちゃう?とハラハラしちゃいました。
主人公への感情に転機が訪れたのは、ジェイミーのモノローグが現れたエピ5か6あたりの頃でした。夫フランクの姿は消え、大きな体に小動物の瞳を持ったジェイミーを見ていたい気持ちわかる!わかるわ!!といきなり主人公へ感情移入できるように♪ そこからは次のエピへ行くスピードに加速がつきました。
しかし澄んだ瞳のジェイミーだけが見られたらこちらはいいのに、そうは問屋が卸さないドラマシリーズ。つまらないフランクと違って、同じ顔(俳優さんは同じトビアス・メンジーズ)のご先祖様18世紀のランダルはそのポーカーフェイスが恐ろしいのなんの・・・ドキドキときめきシーンもじっくり長く反芻する見せ方のアウトランダーですが、ランダルの悪魔の手もじっくりすぎるくらい反芻するので、怖くなったらもう大きいスクリーンで見るのは耐えられないので、お布団にもぐってスマホの小さいスクリーンを片目で見て過ごしました。
このドラマが新鮮なのは、ハイランド(スコットランドの中でもケルト人の住む閉ざされた文化圏)の俗に野蛮と言われる人たちのことをクレアの目を通して知り、逆にイングランド人が気取った野蛮人に見えることでした。
イングランド人は軍人しか出てこなくて、彼らは傭兵なのでそんなに仕事熱心じゃない。方やスコットランド軍は、制度により動員されたハイランドを含むスコットランド人のみだそうで、そこは氏族間の絆や愛国心があるはずです。なーんて、これは今調べて今思ったことです!
さ~てシリーズ1が終わった段階で、気になるのは ー
・クレアとジェイミーの宿敵ランダルの子孫フランクと未来のクレアはなぜ結婚したのか。恐怖のトライアングルどころかスクエア。
・ジェイミーの叔父マッケンジー領主の弟にドゥーガルのいうのがいて、この人が何かと予測のできない動きをするので次はどうでしょう。
・シリーズ2の原作小説の日本語タイトルがネタバレっぽくて嫌なので、これ以上余計な情報を見ないように調べるのもやめておきます。
・ソニー公式日本語サイトをさっき初めて発見したのですが、3月24日にジェイミー役のサム・ヒューアンさんがシリーズ2のプロモーションのため来日イベントをしていたことを知り、ショック!!遅かった~~タイムスリップしたい。
では最後に、私が去年スコットランドで撮った写真を・・・
また行きたいなぁ、ハイランド。
ジェームズ5世とクイーン・メアリー住んだリンリスゴー宮殿
タータンキルトも欲しいなあ。
・・・ではシーズン2!
長丁場の16エピソードを完走されたのですね。私も、15と16はあまりの過酷さに、最初は早送りなどして観ました。エピソード3までの、しましまさんのクレアに対する感想をお伺いして、私が始めの頃感じたことを思い出しました。
私は、フランクの妻としてのクレアには全く感情移入できませんでした。いわゆる「ぶりっ子」みたいな感じで(これはもう死語ですね)。でも、それは計算された演出だったと思います。つまり、考古学者の伯父に6歳から育てられ、アフリカ各地を回ったトムボーイが従軍看護婦になったのが本来のクレアというのが私の解釈です。フランクとの相性は、先生と生徒のような関係だったので、可愛い妻を演じていたのでしょう。
でもタイムスリップした後は、従軍看護婦時代のたくましさや勇敢さ、減らず口を叩いて墓穴を掘ったりする本来のクレアになり、皮肉にもそれがハイランドのコミュニティーに受け入れられ、今まで彼女の人生になかった自分の場所を見つけるという展開が面白かったです。ジェイミーと一緒の時のクレアは、フランクの妻としての彼女と表情やボディ・ランゲージが随分違いと思いました。S1ではJ&Cが様々な障害を越えて対等な関係を築き上げていく過程を大いに楽しみました。
クレアとジェイミーがteam upして繰り広げられる冒険譚が、1991年の第1作から今まで8冊出版され、今9冊目を心待ちにしている膨大なファンベースがあるということは、実はドラマを見るまで知りませんでした。読者や視聴者の多くはTeam Jaimie で、私もその一員です。
ちなみに、原作者のダイアナ・ガバルドンは、1969年のDr. Whoのエピソード、『The War Games』に出てきたハイランダー、Jamie McCrimmonから主人公の名をつけたそうです。このキャラクターを演じたFrazer Hinesという俳優さんは、E15の刑務所長、サー・フレッチャーとして特別出演したというのですから、ご縁が巡り巡っていますね。
しましまさん、スコットランドにいらっしゃったなんて羨ましい!あそこは歴史と美しい自然が見事に融合していて、ユニコーンが国獣というのに違和感がない特別な土地なのでしょうね。Castle Leochとして使われたお城は、モンティ・パイソンのHoly Grailに出てきたのと同じお城だそうで、それだけでもすぐに行ってみたいのですが!
エピ6、7を過ぎるとクレアやドラマの印象が変わったので、私もツイッターなどに文字として書いていたので覚えてますがそうでなかったら自分の感想も忘れていたかも知れません。
<<考古学者の伯父
あ、そうでした!言われて思い出しましたけどすっかり忘れていました。
考古学者なんて変わり者に育てられたから1945年の普通の女性ともまた違うんでしたね!!もう一度そのシーンを見直さなくては・・・
クレアは結婚後の従軍もフランクとは離れていたので、夫と苦しいところを一緒に過ごしたことはないんですね~。その辺がジェイミーとの体験とは違ってますね~やっぱり夫婦でかつ戦友だったら絆は深いでしょうね。しかも年上女房がクレアには合っていますよ。27歳と聞いてびっくりもっと年上に見えました。いや・・・昔の衣装だから・・・
<<8冊出版され
そ、そんなに?!シリーズ2の終わりには20世紀に戻るのかとチョッピリ寂しいと思ってましたが、どうやら長生きの楽しみにできそうな(笑)。
<<モンティ・パイソンのHoly Grail
それはまた見直すのが楽しみです。スコットランドの事を知ると今まで知っていたと思ったいた事柄も実はわかってなかったことに気づきます。
去年、縁あって行けた時は、ドクター・フーのポリス・ボックスが見たい、くらいの軽い気持ちで行ったので色々な良いものを見逃していると思うと悔しい~。友達に車でショッピングセンターに連れて行ってもらった後、「バスで帰ってこれるよ」と置いてきぼりになり、バス停の名前も知らない場所で、夜9時のバスで暗い道を帰ったのは怖かったですよ~!夏でも暖房たいてたスコットランドの路頭に迷って私死ぬかも、と本気で思いましたもん。次回は有意義な旅に出たいです。
私は第1シリーズの8話目で足踏みしています。何故かというと、ゴールデンウィーク中に調子に乗ってがんがん観ていたら、テーマ曲が頭から抜けなくなり、家の中だろうと外だろうと気が付いたら鼻歌を歌っている状態になったからです(音痴なのに……)。この状態で電車に乗って出勤するのはさすがにマズい、ということでいったん休止しました。
これまでにも連続ドラマを一気に観ることはありましたが、大抵HDDに録画したとかDVDをレンタルしたとかで、オープニングテーマのところは早送りにしていました。が、「アウトランダー」はAppleTVを使ってHuluで観ていて、早送りの方法が分からない。で、毎回毎回がっつりテーマソングを聴き続けた結果、曲が頭から消えなくなったという次第――でも、それもようやく薄れてきたので、今週末からまた再開します。早くお二人に追いつかなくちゃ!
わはははー!わかります!私はhuluを普通にネットで見ていて、下のコントローラーみたいなのでタイトルは飛ばすようにしてますけれど、やはりそれでも結構聞いてしまっていて歌ってますもん!あと、スコットランドの曲なのに「誰かさんと誰かさんが麦畑~~♬」って歌で有名になってるのとか、スコットランド民謡は日本人の演歌のように知らないうちに体の血肉に入り込んでいるような気がします。
エピ8なら折り返し地点ですね。そこまで来ればあとは早いです。感想を楽しみにしております^^
huluジャパン、今シリーズ2のエピ3まで見られるのでアメリカにそれほど遅れてないようで良かったです。
やっと第1シリーズの最終回まで見ました。最後の2話で目をそむけるようなひどいことが起こる、と、まゆみさんから警告をいただいていたので、私は「辺り一面で脳みそと内臓が飛び散る、短剣と斧によるプライベード・ライアン」を想像してびびってたのですが、「ひどいこと」の方向性を完全に勘違いしてましたね。ジェイミーにとっては最悪以下のひどいことだったのは分かりますが、観ている私としては前半の鞭打ちのシーンのほうが怖かったです。ランダル大尉、変態ぶりもあそこまでいくと、もはやある種の「愛の狩人」に見えてきてしまいました(勿論、現実問題としては絶対にかかわりたくないタイプの人ですが)。
私も最初のうちはクレアにまったく共感できず、困りながら見ていましたが、途中でだんだん慣れてきた――かな? でもまだ時々、彼女があまりに思慮の浅いわがままを発揮するのに溜息をついています。ハイランドの長毛種の馬たちも、タータンチェックのウールの質感も、そして何より赤毛でハンサムなスコットランドの若者も、大いに私の好みなのになあ(20世紀に残してきたランダル大尉にそっくりのしけた旦那なんてどうでもいいよ、赤毛のハンサム一択だよ、悩む余地がないのが逆に問題なくらいだよ――と未婚の私は思いましたが、既婚の方はクレアの逡巡に共感できるのでしょうか?)
ともあれ、しましまさんもまゆみさんも、既に第2シリーズの5話目までお進みのようですので、私も早く追いつかなくちゃ!
私が直視できなかったのはジェイミーの手です。ランダルの悪魔め!
既婚の私だってフランクとラブラブなこと自体からまず共感できなかったんです。
それがやっとジェイミーとの幸せ&冒険を取ったことで感情移入できるようになったんですよ。スコットランドでの結婚が私にとってもこのドラマに対するターニングポイントでした。
ところがシリーズ2の5で、またクレアが訳のわからないことを言い出しているので振り出しに戻っているところですよ!だいたいがシリーズ2の1の冒頭でもう「えええ~~~?!」なんですけどね!
では、ぜひhedgehogさんも「えええ~~~?!」なシリーズ2をお楽しみに・・・
私もApple TVで早送りの方法がわからなくてジタバタしました(笑)。また、 テーマ曲が頭から離れなくなった輩の一人です。(この歌の元曲はチャールズ王子を讃える歌で、スコットランドの小学生全員が学校で教わる歌だそうです。)
25年前に出版されたアウトランダーの原作本には根強いファンがいて、TV版と比較する意見が頻繁にフォーラムに出ます。TV版はフランクが必要以上に多く出番があり、原作よりも良い人格になっているとか、このシリーズの核はジェイミーとクレアなのに、クレアの三角関係の話になっているとか、が主なポイントですね。また、もっとジェイミーの場面を出せ、とかですかね。(大いに賛成!)
私はS1を見終わった後に原作を読み始めたのですが、これが非常に面白く、今3冊目にかかっています。いわゆる純文学の系列ではないのですが、story tellingとしてはとても魅力的で、page-turner booksです。本来、本とTVは媒体が異なるので比較する意味はあまりないというのが私の意見ですが、これだけは言えます。それは原作本は非常に話が入り組んでいて、それをTVにするのはさぞ大変だったろうということです。なので、アウトランダーの脚本家チームには私は非常に尊敬を抱いています。エピソードによっては起伏はありますが、昔からの原作本のファンと、新しい読者が半分ずつで構成された脚本家チームなので、バランスの取れた視点でショウを構成してゆくことができる要素があるからです。
実は私も、S105までは最後まで全部見通すことができるだろうかと思っていました。でも、ジェイミーとクレアがteam upしてからがこのショウの醍醐味だと思います。また、S2に入ってからは、クレアはなんて自分勝手なんだという声も多数です。元既婚者からの立場から見ても、この二人の夫のどちらかを選べと言われたら迷わずスコットランド戦士を選びますよ。ただ、タイムトラベルの問題(?)は、クレアが(退屈な)フランクとスコットランドに来なければ、クレアとジェイミーは出会っていないので、それを考えると(別に考えなくても良いのですが)答えが見つからないのです。スポイラーではないのですが、S205からのemotional rollercoasterがS207でfull circleを描きます。ちゃんと計算された脚本でした。その後はスコットランドに舞台が移るので楽しみです。
テーマ曲も由緒正しいスコットランドの曲ですか。
蛍の光といい、スコットランドのメロディは日本人の心に馴染みがいいのか困るほどですね!
原作は25年前というと原作ファンにとっては待ちに待ったドラマ化だったのですね。
しかし文字だけの原作と違いって目に見えるドラマだと
フランクと祖先の方のランダルが同じ顔だから余計にフランクが出ていると錯覚しそうです。
かくいう私も完全に三角関係の話かと思いました。
フランクは忘れて安心した頃になると顔を出すので油断なりません。
私も本とドラマはそれぞれにいいところがあると思います。
先に本が好きだった人にとっては自分のお気に入りシーンがないとか変わってるとか
いろいろあるのでしょうけどね~
でも脚本家さんたちのおかげで私も理解できるのはありがたいことです。
シリーズ2は全編パリではないのですね。嬉しいような、寂しいような。
ベルサイユの王様がすっかり気に入ってしまったので。
あとパリのお屋敷の英語を話す少年も。
私は、「絶賛されている」らしいクレアのドレスが斬新すぎて気になります。
クレアが自分もデザインに参加したというドレスなんて
よくあの時代にあんなの作れたな~と目が点になってしまいました。
洗練のパリから見たらイングランド人は野暮というのが通説だったでしょうに、
ドラマの中ではクレアがオシャレさんで通っているような。