Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

PJ Harvey

2017-02-01 23:05:00 | ベン・ウィショー
PJ Harvey(ピー・ジェイ・ハーヴィー、と読むのですが、日本ではハーヴェイと表記するのが定説のようです。英語の名前が-eyで終わるとこう言うケースが多く、悩みます)のライブに行きました。




夫が昔から好きでよく聴いていたのですが、私は昔動画を見たとき「オドロオドロした」印象が強く、声もそういう感じだったので、評価が高いのは知っていましたが苦手でした。同じカリスマ性のある女性ミュージシャンとしてはビョークの方がまだ好きでした。

そんな私がなぜライブに行ったのか?

それはベン・ウィショーが好きなアーティストにあげていて、去年ロンドンでのライブでも目撃されていたからですっ!

そんなことだったので、夫が「チケットが発売されたが買い方がわからん云々」と言い出した時、とりあえず2枚買っておいてあげたのでした。

場所は渋谷の東急文化村、私の初オーチャードホールでした。

夫が聞いていたのを小耳に挟んだ以外の前知識無しで臨んだライブは満員sold out。まあ、私が手伝ってあげてよかったわね、夫。

果たして舞台は、演劇やバレエに何度か通った私の目に心地よく、シンプルながら様式美のある美しい構成でした。

歌もyou tubeの音だけで聴くほどオドロオドロしてはいず、バンドの男声バックヴォーカルを含む低音の効いた楽器に乗った高い声は巫女のような存在感がありました。

そう思いながら「なるほど、自分の世界に外の世界を取り込んで、内側に内側に追求するような表現はウィショーさんと共通するかもしれない」と考えておりました。

「私の言いたいことは全部歌の中にある」とでも言うように、MCはバンドのメンバー紹介と、「ありがとう」という日本語のお礼のみ。

夫が言うには最新2枚のアルバムからと過去のヒット曲も取り揃えて、よく歌うのが嫌にならないな、とのことでした。こだわりはありながらもエンターテイメント性もあるセットリストということですね。

残念だったのは、一生懸命聞いたのだけれど歌詞がほとんど聞き取れなかったことでした。うーむ。オーチャードホールはクラシック音楽のコンサートホールだから音はいいはずと思っていたのに。歌詞の内容が分かればもっと深く味わえたのでしょうけれども。

最新アルバムジャケットと同じイラスト色違いのTシャツがステキで、夫と共有ということで購入しました。

私は黒だと思ってたら、家に帰って見たら濃い紺だった・・・プリントはシルバーです。