いつだったろう、Rich Tea Biscuit/リッチ・ティー・ビスケットを探し始めたのは。
そんな時に便利なのが、このブログの左の検索バーです。見つけました。今年の2月17日でした。そこに、じっくりとこのビスケットへの渇望を綴っています。そして、失敗談もここに。オーストラリアなら英国連邦だからあるかも、という望みも打ち砕かれ、いよいよ本当にイギリスにしかないのだ!と確信したのです。
この経緯をふまえ、ある日ベネディクトのお友達ピアニスト/ジェイムズ・ロードさんのツイートのリンクに何げなく行ってみると、そこにあったのは、小説「So Long, and Thanks for All the Fish/さようなら、いままで魚をありがとう/ダグラス・アダムス著」からの抜粋で、それがRich Tea Biscuitが重要な役割を果たすエピソードだったのです。その話に頭を中華鍋で殴られたような衝撃を受けまして、あのビスケットを入手するためならどんな手を使ってでも!と決意を新たにしたのです。
そのジェイムズさんのツイ自体はもうどこに行ったか保存していないのでわからなくなってしまったんですが、リンク先で読んだのはたぶん、これだったと思います →
そして舞台は私のバイト先へ・・・時は8月。私の業務は、会社内で社員へのサービス業をしているので、多くのスタッフと広く浅いつき合いがあります。仕事中に、あるイギリス人同僚が近く帰省すると知りました。その時私の脳内にはRich Teaフラグがピコっと立ちました。しかしですね、顔は何度も見ていても、それほど親しくもない相手にお使いを催促をするというのはさすがに不自然な流れです。それを押し切ったのが積もる欲望、清水の舞台で頼んでみましたですよ!
そのJくんは良く言えば大人しくてかわいい、でも口数が少なくて、イギリス人によくある目では語るんだけど顔の下半分を動かさない、何を考えてるのかわからないタイプ。承知してくれたのはいいけれど、何と言うか、ボーッとしたところもあって、女子ロッカー室にて彼と同じ部所の人が「もう、Jったら何回言っても~~なんだから!」と彼の職務に対する愚痴を言ってるのまで耳に入って来ました。うう・・なんだかあてにならない気がして来ました。大丈夫かな~。旅行中に買物を頼まれるって大変なのはすごくわかる。買うものがたいしたものじゃなくても、それを買うのは手間がかかるしパッキングだって面倒。それも特に仲いい友達でもないただの同僚にいきなり頼まれたものなんて忘れやすいし・・・
J君はイングランドから戻って来ました。「おかえり」の挨拶もしました。私の頭の中は、この時にビスケットの話が出る期待でいっぱいです。しかし「戻ったのね!」への返事はそっけない「うん」だけ・・・案の定、何日も、何も、起りません。図々しく頼んだ私も、もうこれ以上図々しくはなれず「ビスケットどうなった?!」とは聞けませんですよ~
そんな時に、友人のYKさんがロンドンにご出張とおっしゃるではありませんか!渡りに神とはこのこと、信頼できるYKさんにお願いしましたら、もう帰国されたその日に、写真つきでビスケット入手のご報告をいただきました。
撮影:2点ともYKさん
こちらは参考イメージです
ご多忙のYKさんが少しお手すきになる10月ごろには会っていただけそうです。
あああ。ついに!
一方、J君が休暇から帰って来て数日たって私のいる部屋に来た時、「あなたのクッキーある」と日本語で言って来ました。(うちの会社はアメリカ系なのでわざわざ「クッキー」と変換してるし)・・・思わず私は「どこに?!」(心の中;あるなら出せー!)と口からでてしまいましたら、「私の家」ですって。買って来てくれてたんだ・・・?!
それからまた数日後に、果たして私がひとりで遅番をしていた静かな日曜日の夜に、JくんはついにRich Tea Bisucuitを持って来てくれたのです!
・・・ああ、信頼できない、なんて思ってごめんなさい。翌日、私は実費を支払おうと家にあった2ポンドを手に「I owe you」って小声で言ったら、ビクンと後に身体を引いて頑として受け取ってくれませんでした。「プレゼント」だって。・・・一瞬でも「使えない奴」と彼のこと言った女子の言葉を信じてごめんなさいよう~~
こうして、Jくんに頼んでから1か月以上かかってお土産リクエストは叶えられました。
Jくんを見切ってお願いしたYKさんにも買って来ていただけてるし、この秋はRich Tea Bisucuits収穫祭を開催したいです。
そんな時に便利なのが、このブログの左の検索バーです。見つけました。今年の2月17日でした。そこに、じっくりとこのビスケットへの渇望を綴っています。そして、失敗談もここに。オーストラリアなら英国連邦だからあるかも、という望みも打ち砕かれ、いよいよ本当にイギリスにしかないのだ!と確信したのです。
この経緯をふまえ、ある日ベネディクトのお友達ピアニスト/ジェイムズ・ロードさんのツイートのリンクに何げなく行ってみると、そこにあったのは、小説「So Long, and Thanks for All the Fish/さようなら、いままで魚をありがとう/ダグラス・アダムス著」からの抜粋で、それがRich Tea Biscuitが重要な役割を果たすエピソードだったのです。その話に頭を中華鍋で殴られたような衝撃を受けまして、あのビスケットを入手するためならどんな手を使ってでも!と決意を新たにしたのです。
そのジェイムズさんのツイ自体はもうどこに行ったか保存していないのでわからなくなってしまったんですが、リンク先で読んだのはたぶん、これだったと思います →
そして舞台は私のバイト先へ・・・時は8月。私の業務は、会社内で社員へのサービス業をしているので、多くのスタッフと広く浅いつき合いがあります。仕事中に、あるイギリス人同僚が近く帰省すると知りました。その時私の脳内にはRich Teaフラグがピコっと立ちました。しかしですね、顔は何度も見ていても、それほど親しくもない相手にお使いを催促をするというのはさすがに不自然な流れです。それを押し切ったのが積もる欲望、清水の舞台で頼んでみましたですよ!
そのJくんは良く言えば大人しくてかわいい、でも口数が少なくて、イギリス人によくある目では語るんだけど顔の下半分を動かさない、何を考えてるのかわからないタイプ。承知してくれたのはいいけれど、何と言うか、ボーッとしたところもあって、女子ロッカー室にて彼と同じ部所の人が「もう、Jったら何回言っても~~なんだから!」と彼の職務に対する愚痴を言ってるのまで耳に入って来ました。うう・・なんだかあてにならない気がして来ました。大丈夫かな~。旅行中に買物を頼まれるって大変なのはすごくわかる。買うものがたいしたものじゃなくても、それを買うのは手間がかかるしパッキングだって面倒。それも特に仲いい友達でもないただの同僚にいきなり頼まれたものなんて忘れやすいし・・・
J君はイングランドから戻って来ました。「おかえり」の挨拶もしました。私の頭の中は、この時にビスケットの話が出る期待でいっぱいです。しかし「戻ったのね!」への返事はそっけない「うん」だけ・・・案の定、何日も、何も、起りません。図々しく頼んだ私も、もうこれ以上図々しくはなれず「ビスケットどうなった?!」とは聞けませんですよ~
そんな時に、友人のYKさんがロンドンにご出張とおっしゃるではありませんか!渡りに神とはこのこと、信頼できるYKさんにお願いしましたら、もう帰国されたその日に、写真つきでビスケット入手のご報告をいただきました。
撮影:2点ともYKさん
こちらは参考イメージです
ご多忙のYKさんが少しお手すきになる10月ごろには会っていただけそうです。
あああ。ついに!
一方、J君が休暇から帰って来て数日たって私のいる部屋に来た時、「あなたのクッキーある」と日本語で言って来ました。(うちの会社はアメリカ系なのでわざわざ「クッキー」と変換してるし)・・・思わず私は「どこに?!」(心の中;あるなら出せー!)と口からでてしまいましたら、「私の家」ですって。買って来てくれてたんだ・・・?!
それからまた数日後に、果たして私がひとりで遅番をしていた静かな日曜日の夜に、JくんはついにRich Tea Bisucuitを持って来てくれたのです!
・・・ああ、信頼できない、なんて思ってごめんなさい。翌日、私は実費を支払おうと家にあった2ポンドを手に「I owe you」って小声で言ったら、ビクンと後に身体を引いて頑として受け取ってくれませんでした。「プレゼント」だって。・・・一瞬でも「使えない奴」と彼のこと言った女子の言葉を信じてごめんなさいよう~~
こうして、Jくんに頼んでから1か月以上かかってお土産リクエストは叶えられました。
Jくんを見切ってお願いしたYKさんにも買って来ていただけてるし、この秋はRich Tea Bisucuits収穫祭を開催したいです。