Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ハーフの子供達の夏休み

2012-08-30 16:29:00 | 国際結婚・家族のこと

イタリアで乗ったメリーゴーランドの絵をおばあちゃんの誕生日カードにしたM

イタリア約4週間の旅から帰って来たMは、英語がとっても上手になっていました。
夏のバカンスの季節で、おばあちゃんのアイルランドの友人も来ていたり
イタリア人の子供のための英語クラスに行って友達を作ったり、
地元のバイリンガルの子と友達になり、「その子はイングランド/スコットランド/
ニュージーランドのハーフ(とは言わないだろうけど)でイタリア語もできるの」
と、世界には、日本語を話す日本人や英語を話すイギリス人やキウイ人以外にも
ありとあらゆるバリエーションがあるということに気づいてきたかな。。。


こちらはサンキューカード

日本語は、帰国初日はゆっくりとしか話せなかったけど、慣れて来たら
ちょっと英語的な発想で日本語も前より上手に話せるようになり、
ひとつの言語能力がアップすると、もうひとつが劣るようになるのではなく、
そっちも同時にアップするという私の仮説が実証されました!

ところで、今回、子供の1人旅なので、航空会社にケア・サービスをたのみました。
チェックインしたら、目的地で申請された保護者に引き渡すまでスタッフが
お世話してくれるというもの。そのおかげで乗り継ぎ便でも乗せられたのです。
ところが往路でローマに着いた時、なぜか引き取る保護者名が私の夫になっていて
迎えに来たのは夫の両親だったので、ID証明にひっかかり、すごく引き渡しに
時間がかかったのです。安全上のシステムだから仕方ない。そして復路は
お迎えは私だったので、ちゃんと私の名前をローマのチェックインで申請し、
私もIDを忘れずに持って勇んで挑んだのですが、日本人スタッフからは
なんのID提示も求められずに引き渡されたのです・・・?!いいのか・・・?!

安全な日本では「明らかに親子に見える」のがその理由だったのかも知れないけど、
欧米では、国際結婚も離婚も多く、だから子供の1人旅も多いのだけど、
子供を自分の出身国に連れて帰る法律上の権利がない親が、
自分の子供とは言え、元配偶者から誘拐することもあり得る。
いいのか日本?!セキュリティチェック!

あ、話がそれました、話を家族に戻して、
8月最後の週に、ロンドン子育て時代の友人Tちゃん親子が遊びに来てくれました。
英国在住のハーフの子にとっては日本語が上手になるチャンスなのですね。
Mの幼なじみのLくんも、上手になっていましたよ。

ロンドンの友人達は、日本に来る前にお土産リクエストをきいてくれます。
以前は、ニールズ・ヤードの化粧品とか、M用にイギリスの学校の制服用のシャツや
ダンナJのソックス(日本製は小さい)などをお願いしていたのですけど、今回Tちゃんには
大人としてのプライドを脱ぎ捨て「シャーロックかカンバーバッチさんのもの何か」
というリクエストをさせてもらいました。・・・ところが!
Tちゃん達がロンドンを発った7月末、シャーロック関係グッズは品切れ、
Parade's End関係の掲載誌はまだ未発売というバッドタイミングだったので、
困ったTちゃんは、共通の友人や彼女のダンナさんに「しましまさんに何を
買ったらいいか」相談をされたそうですぅ・・・・いやーーーお恥ずかしい~~!!
そして親切なダンナさんが色々ある中から内容解説を読んで選んでくださったのが
カンバーバッチさん出演のDVD「THIRD STAR」でした。お世話になります。
ありがたく鑑賞させていただきます!


こちらもTちゃんからいただいたリップグロス。¥105のグロスを使用中の私の救世主。
このブランド、ケイト・モスが広告に出てたね。今は誰かな。

昨夜、日本最後の夜は、クイーン・メドレーを熱唱したTちゃん、Lくん、Mと私。
カラオケ・デビューのLくんの感想は「いいねえ!!」でした。また歌おうね!!
今朝、成田から飛行機乗ったふたりは、今これを書いてる時間、まだ機上の人。

Mは夏休みの宿題奮闘中。
いいねー、イギリスの学校は夏休みの宿題なくて・・・


こちらもTちゃんが買ってくれた紅茶とビスケット。HIGHGROVEはチャールズ皇太子の
領地の名前で、販売利益は全てチャリティへ。ダッチーみたいなもんですね。