Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

過去の秘密組織

2012-08-18 11:44:00 | いろいろ
夏休み中に、都内を見下ろすホテルでアフタヌーン・ティー女子会をしました。
おお、有閑マダムな響き・・・ですが、皆さん(私以外)シングルの現役女子です、
「イケメンとはどこで出会えるか」という楽しい話題は避けて通れませんsymbol1
Yちゃんの「今年のクリスマスはパートナーと過ごす」宣言が素晴らしい締めでした!



この女子会でふと思い出しちゃったのが、
昔、友人6名で結成していた、自称「アタック隊」。まるでゲリラ組織のようだ。
趣旨は「恋愛を励まし合い、愛を獲得しよう」という、ま、やっぱりゲリラと大差なし。
メンバーは、当時勤めていた会社の上司、ファッションスタイリスト、
銀座のホステス、プロダクト・デザイナー、お金持ちのお嬢様、と私。
すごいバラバラな職業?身分?w 特に銀座のホステス嬢は意外かもしれませんが
元ゴス・クイーン@ロンドンのクラブで、元カレは私には有名なミュージシャンで
一緒に彼のフラットに泊めてもらった時は感動したんですよぉ。
隊員のクラブにお出かけの合い言葉は「ホワイトタイガーを探せ!」。
(*ホワイトタイガーとは滅多にいない上物の意)ほとんど狩猟ですな。
狩猟ですから、いつも必ず収穫があるとは限りませんが、
世の中ってのは需要のあるところに供給されるもので、
いや、やはりバイヤーの嗅覚みたいなもんか、
探した人の手の中にやって来るもんです。
甘美な出会いも愉しみも苦悩も別れも。

そんなハンター組織、一般女性の「恋愛は自然に発生するもの」という価値観とは
微妙にずれていましたが、同じ価値観で動くコミュニティは他にもあったのです。

それはゲイの人達。
当時アパレルの宣伝係をしていたので、ゲイ人口密度は私の界隈高く、
ほぼ間違いなく彼らもアタック隊気質でした。
発言がストレートなので、話が早くて弾むったらsymbol7
「ゲイの1ヶ月は普通の人の1年よ」カップル誕生も早いがお別れも早い。
ひゃー、それは、もうとっかえひっかえ大忙し?!
ファッション界隈につき、彼らはルックス良し、センス良し、でもその審美眼は
他人にも向けられるので、彼らの男を見る見方には勉強させてもらいました。
あ、主に外見の方ですけど。例えば、「服のセンスより土台が大切」とか。
彼らは服の上から骨格や筋肉を透視してるんですよ!訓練で身に付くのか?!
私が「長くつき合うには性格を重視しないともたないんじゃない?」と言ったら
「でもね、朝起きた時にどんな顔が横にあったらいいと思う?毎朝よ!」
と言われたのは、その後私の人生の指針となりました。

思うに恋愛も就活と同じで、自分の適性を見極め、目標を持ち、応募&面接を惜しまず
不採用通知にもめげることなく、続けるのみ!なのではないでしょうか。
それを実践していたのが、アタック隊&ゲイコミュニティ。
落とし穴は、実践的で欲望に忠実な人格は「濃い」と見なされる傾向が。
「濃い女のまわりには気がつくと男はゲイか外国人しかいなくなるわよ!」とは
アタック隊隊長の警告。それじゃあいち日本女性として不良品みたいじゃないですか、
国産品を買おう!運動も心がけましたとも。

しかし、自分の描いたシナリオ通りに事が運ぶとは限らないのは世の常でして・・・
(アタック活動が不十分であったのかもしれない。)

アフタヌーンティー女子会に出席した、元アタック隊員Yちゃんはその精神を
貫いてのクリスマス目標であろう。清々しい限りです。
私だって、いつ何が起きるかわからない、もしシングルに戻ったら再入隊しますわよ。
そのためには夏バテしてる場合じゃないな・・・うーん、
体力増進も兼ねて、シングル男子率の高いスポーツを始めるべきね。