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Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ペリカン・マン@クイーンズ・レーン

2019-07-09 21:26:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
オックスフォードで有名な場所といえば、「溜息の橋」とか「ラドクリフ・カメラ」「シェルドニアン・シアター」など名前がすぐに上がるはずですが、実はこの3つはとても近くにあります。

下の私の下手な書き込み、漢字を書くスキルがなくBridge of Sighsが「溜息の橋」です。この橋を背にQueen's Laneを歩きました。目的はジグザグの向こうにある「セント・エドモンド・ホール」。



両側を壁に囲まれた道をズンズン行きます。



①の角を曲がるとこのようなアーチ状のトンネルのようなものに囲まれた閉鎖的な一角が見えてきました。ここでデジャヴ感に襲われる!ああ!なんだ!



③の地点から②を振り返ったところ。



壁に挟まれた閉塞的な道は続くが④のあたりで壁の向こう側が私の目指すセント・エドモンド・ホールが見えてきました。



そして、この後、セント・エドモンド・ホールは目下見学を受け付けてないことを発見してガックリと肩を落とす。。。ENDEAVOURのロケ地なのに。。。

しかし、通ってきた Queen's Laneのデジャブ感を確認するため思い当たるキーワードPelican ManとENDEAVOURで調べたら、あの感動のシーンが!





オックスフォードで学生寮に泊まる

2019-07-04 21:45:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
今回のオックスフォードの旅では予てから泊まってみたかった学生寮に泊まることができました

私が予約に利用したのはこちらのサイト ➡︎ UNIVERSITY ROOMS

こちらのサイトもあります ➡︎ EXPERIENCE OXFORDSHIRE

私は上のサイトで自分が泊まる日を検索したら、とても便利な場所のジーザス・コレッジが1部屋のみ空きがあるとわかったのでそこを予約してしまいました。残り1個!に弱いです・・・「これは運命だ!」と思ってしまう。



入り口は上の地図の赤いマークが付いているTurl Stにあります。この通り自体がモースシリーズではよく使われているので既に舞い上がる。



上の入り口を入るとポーター、受付です。ここで予約完了した時にもらったメールのプリントアウトを見せましたのでスムーズにチェックインできました。ここのコレッジは「スタッフがフレンドリー」と予約サイトレビューでも好評でしたがその通りでした。



ジーザス・コレッジにはクラシックな棟とモダンな棟の2種類の寮があり、私の部屋は残念ながらモダンな方で、Ship Stにある別館のような新入生用の寮でした。

このShip StにはENDEAVOURシリーズ5でモースと付き合ってた女子の部屋として撮影された赤いドアもあります。(翌日のガイドツアーでそのことを知りました。すごい偶然だ!)右の石の壁はコレッジ本体。



「グリーンのドア」と受付で教えてもらった入り口は、こんな古い木の扉。
奥のガラスのドアの中が寮です。ヨーロッパの古い都市にはこういう作りが多く秘密めいてて好き。



このドアは常に閉まっていて、外からは鍵がないと開きません。しかも自動ドアなんですよ!これが!

内側に張り紙がしてあって「自動ドアです/引かないでください」・・・自動に見えにくいですよねえ。



ガラスドアを入るとすぐにエレベーターがあり(古い方の棟にはエレベーターないそうです)私の部屋のある3階のエレベーター降りるとこんな景色で感動。



学生は1日3食をホールで食べることができるのでキッチンはありません。でも上級生の寮にはあるそうです。新入生寮でも湯沸かしポットはあるのでコーヒー、お茶は飲めます。



アメニティも普通のB&B並みに小綺麗でした。



机の横の窓。

部屋にはベッド、クロゼット、机と椅子、本棚、シャワーとトイレのバスルーム(バスタブはなし)セントラルヒーティング。



チェックインした日はバスに乗ったり歩き回ってたら夕方には頭が痛くなってしまい、スーパーで好きな食べ物を買い込んでお部屋でゆったりしました。



もう今日はダメかと思ってたら、意外にも食欲もあり、お腹がいっぱいになってからもう1度近所に散歩に出かけました。

6月のイギリスは日が長いので8時頃でもちゃんと景色が見えるのに、中心地はもう店も閉まり歩く人もまばらで静かなオックスフォードが楽しめました。

日帰りの観光客は去った、日曜の夕暮れを。


さて、絶賛時差ボケ中で朝4時には目が覚め、昨日の夜散歩した時にカバードマーケットは8時オープンとチェックしたし、朝ごはんも8〜9時なので、8時を今か今かと待ちました。

中庭を通ってホールへ。



入り口の右にホール、左にカフェテリアのように食器や食べ物をトレイに受け取る小さい部屋。

すぐに担当のベテランらしき(そう、オックスフォードにはおじさんスタッフを期待してましたよ〜)スタッフが私に近づいて説明をしてくれました。

私はゲストということで、一般学生はセルフサービスなのですが、私の席はもうハイテーブルに準備してあり、カトラリー、コーヒーカップ、ナプキンがセットされていると・・・? わー目立ってしまう?!恥ずかしいよ?!しかもゲストは私ひとりだったのでハイテーブルのお誕生席なんですけど!



思いっきりイングリッシュ・ブレックファストにしました。卵もマッシュルームもベイグドビーンズも「a little bid 少し」って注文したのに、私の発音は通じなかったとしか思えない。



この後、ひとりで付近のセント・メアリー教会の上に登ってオックスフォードの屋根を写真におさめウロウロしてから、1度チェックアウトのため部屋に戻ってスーツケースをポーターに預かってもらい、また街歩きに出ました。

買ったお土産をスーツケースに入れたいって言ったらポーターの部屋にも気軽に入れてくれるし、荷物は何時でも引き取りに来ていいよ!って言ってもらえたし、本当にここの人たちは全員親切で気持ちのよいスタッフさん。

実はチェックインの時にもらったカードキーが使えなくて部屋の前で四苦八苦していた時、隣の部屋のお兄さん(学生)が「どうしたの?大丈夫?」って親切に声をかけてくれたし、

チェックアウトで部屋を出た時もドア開けたらハウスキーピングのお姉さんがたまたまいて、明るく挨拶してくれて、

本来学生さんの寮に観光客がお邪魔するってちょっとどうなんだろうと思っていた不安を、会う人会う人に見事に吹き飛ばしてもらいました。



The Bear / Oriel College

2019-06-28 21:47:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
オックスフォードのレポ続きです。

駅に着いて観光バスに乗りハイ・ストリートに入りましたので、ここで下車。目的はThe Bearというパブでランチをするためです。



実はこの日、パディントン駅か車中でサンドイッチかクロワッサンとコーヒーを食べようと思っていたのに、朝食を取り損ねました。

オックスフォード行きの電車はプラットフォーム14から出ることがわかり、プリマス行きの2とは反対側の端っこに駆けつけたものの端っこには「12」の表示が。駅員さんに聞いたらなんと14は12のさらに奥まで侵入しないとない。コーヒーを買ってて乗り遅れたらタイヘン!私のオックスフォードが1時間減る、というわけで腹ペコに。。。

The Bearはハイ・ストリートからちょっと入ったBear Laneの奥にあります。



Bear Laneに1歩入って振り返るとこんなに静かな通りが。日曜の昼、観光客で賑わうオックスフォードも裏通りは今すぐENDEAVOURのロケができそう。



パブがあった〜!



ここのカウンターで注文します。このパブはオックスフォード最古とのことでいつも混んでいるとトリップアドバイザーにも載っていますが、全然混んでませんでした。



メニューがかわいい。「Light Bear Bites」だって。軽いものでもクマ用となるとそうもいかないような・・・



ヴィーガン用メニュー注文したらそれだけないというので魚を。最近は英国のフィッシュ&チップスにもタルタルソースが付いてくるのよく見る。13時からはボリスさんがこの席を予約してるから、この時確か12時ごろ。でも空いてた。



壁と天井にうごめくのはネクタイ・コレクション。その昔、地主がコレクターだったそうで、原作モースのエピにもモースが写真に写っているネクタイがどこのものかを判定してもらいにここのオーナーに聞きに来るというのがありました。ここのコレクションのタイは寮やクラブなど団体のものだからです。



窓の外には観光客のツアーグループが。緑のジャケットの人がガイドさんで、この後数名が窓に張り付いて中を見に来ました。ちょっと有名人の気持ちがわかりました。ご飯食べてるところを知らない人が覗きにくるって怖いですね。



店内は8畳くらいの部屋がふたつだけ、と狭いのですが、後ろにはもっと広いガーデンがあります。



お腹もいっぱいになったので、ボリスさんが来る前に退出、すぐ近くのオリオル・コレッジを見に行くことに。

モース0603のロケに使われたからです。



ぬ!しまった!日曜で入れない・・・!

名残惜しく外からだけでも写真を撮らせてください・・・!



ああ、残念。がしかし、前のモートン・ストリートの静寂は嬉しい。。。。
ここもENDEAVOURが撮れそうですね。もう使われてるのかしら。



モートン・ストリートは、ハイ・ストリートと並行の裏道。(地図を見てね)赤いバスが走ってるので、急に21世紀に戻った気がします。




オックスフォード 観光バス

2019-06-27 22:10:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
6月のイギリス旅行記も、やっとオックスフォードまでたどり着きました。

前回はロンドンから日帰りでしたが、今回はさらにやる気を出して1泊2日です。電車は距離がそれほどでもなく指定席ではないので、乗る直前にパディントン駅で1ヶ月オープンの往復チケットを買いました。



少ない時間でどう楽しもうかと考えて、私のようなお上りさんにピッタリの観光バスに乗ってみることにしました。



チケットは電車の駅構内にあるインフォメーションで買いました。24時間有効で16ポンド。乗り降り自由ですので、駅から街まで(徒歩だと15分)と街中の移動手段として、それから広めの土地勘を最初につかむために。



私の行きたい所の1/3くらいはカバーしてます。赤いルート上の丸が停留所で、かなり観光客で混み合う中心もクネクネと入っていく頑張り屋さん。

2階からは写真も撮りやすそうだな、と思ったのは間違いで、やはり揺れるし、ちょうどいいところで止まるわけではないし、窓ガラス結構汚れてるし。


下は、1番大きく1番人気のクライストチャーチ・コレッジの門。



こちらはワダム・コレッジ。この観光バスにはイヤホンガイドが付いていて日本語もあります。そのガイドが、『このワダム・コレッジはドラマ「ブライズヘッドふたたび」のロケのほとんどに使われました』と言ったものですから、私は大興奮してしまいましたが、日曜でその門は固く閉まっていて、時折学生が出入りするだけでよそ者は指をくわえて木のドアを見つめるばかり・・・



キングス・アームス。このパブもモースだけではなく他のオックスフォードの有名人に因んでいそう。なぜなら、ガイドさんが言うには「昔は学生専門のパブだった」とのことで、作家さんたちも来たのじゃないでしょうか。



ブロード・ストリートにある有名な書店ブラックウェルのアートとポスター専門の方の店。

写真中央のオレンジのサインには「Mangaマンガ」とローマ字とカタカナで書いてあります。ちょうど大英博物館で「マンガ展」をやってるからかな。



モースシリーズでもお馴染みですが、夏に公開される「トールキン」のバイオピクで盛り上がるのでは、というのがトールキンの行ったパブ「イーグル アンド チャイルド」



観光バスなのに降りたり乗ったりを繰り返えす怪しい観光客でした。もっと写真を撮ったりガイドをしっかり聞けばよかったのになあ!


Woodstockにたどり着く

2019-06-12 09:53:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
イギリスから戻りました。第一報がソレかよ?!なご報告ですが、前の記事のクリフハンガーをまず終結いたします。

オックスフォード1日目の夕方、舞い上がりも落ち着いた頃に意を決してウッドストック行きのバスに乗りました。

ガイドさん(後で詳しく書きます)によると、コリン・デクスターによるモースシリーズ第1作目「ウッドストック行き最終バス」のタイトルは、はじめ「最終」の代わりに、特定の時間が付いていたそうです。


まずバス乗り場を探しました。

オックスフォードの街の中心にターミナルがあり、行き先から見つけました!

ふむふむ、30分おきに出てるな。

デジタル表示でも6分後に来ると。

車体も最新モデルでコリン翁がお話を書いた時代とはだいぶ違いますね。

あのお話ではバスがいつ来るかわからなかったので女の子たちがヒッチハイクをし、事件が起きるのです。



バスの正面にはWOODSTOCKとでかでかと出ていたのに写真には映らないって何のトリックですか?!



でもチケットにはちゃんと証拠がプリントされてます。往復で買えるとは知らなかった。



中心の喧騒を出ると大きい一軒家の立ち並ぶ高級住宅地がバンバリー・ロードに沿ってあり、そこも過ぎると野原、そして最初の町、キドリントンが近いという標識が。ここまで20分くらい。



中心はハイストリートと言ってイギリスの町には必ずある商店街、そこも少し過ぎると「ガレージ」が。イギリスでは中古車販売と修理を兼ねた店で、モース達もよく聞き込みに行ったし、コリン翁のお父さんの仕事でもありました。



キドリントンを抜けて5〜7分くらいで停留所は「ブレナム宮殿」!



これだ!モースやルイスだけでなく、「007/スペクター」や「ハリーポッター」「オーランドー」「バリーリンドン」などのロケ地としても有名な宮殿です。



・・・なのに通り過ぎるだけ。

だって私の第一目的はその先のコチラ。



今気づいたけど、停留所の「Woodstock」についてる「Malborough Arms」ってブレナム宮殿の持ち主マールボロー卿の兵器庫があったということですよね。あの「女王陛下のお気に入り」のレイチェル・ワイズの夫です。

日曜日の夕方、Woodstockで唯一開いてたカフェ。



私は村って農家くらいしかないのかと思っていたのですが、実はコツウォルズみたいな蜂蜜色の家が立ち並び、ちゃんとお店やカフェのある街だったのです。

だってさ、ENDEAVOUR 0601でモースが勤務してたウッドストックの派出所って野原か山の麓みたいな所にあった・・・ロケは別の場所だったことは何かで読みましたが、それにしても似たような風景の場所を選んだと思っていたのです。



が、しかし、実はこのオックスフォード1日目、日曜日だったので店は平日より早く閉まっていて、いやおそらく開いてない店もあったでしょう、ゴーストタウンのように人がいなく、この時頭痛にみまわれていた私は無人の街に留まり散策するパワーがゼロに近く、



ふらつく頭を抱えてすごすごとオックスフォード中心地行きの次のバスに乗ったのでした。

「ブレナム宮殿」と「ウッドストックの街の」散策という、さらなる課題を掘り起こしてしまいました。