雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

竜ヶ岳(1099m)…鈴鹿山脈セブンマウンテン

2016年04月16日 | 北陸&長野県以外の山

竜ヶ岳から下山方向


2016/4/15(金)  竜ヶ岳(1099m)
                              登り(金山尾根道) 下り(遠足尾根道)


集合(5:00)→金沢西IC(5:10)→関ケ原IC(7:00)→宇賀渓キャンプ場P(7:50~8:10)→
遠足尾根登山口(8:40)→金山尾根登山口(9:00)→金山、遠足尾根分岐(10:40)→竜ヶ岳(11:00~10)
→尾根直下で昼休憩(11:20~45)→ 金山、遠足尾根分岐(11:55)→遠足尾根登山口(13:25)→
 宇賀渓キャンプ場P(13:50~14:05)→関ケ原IC(15:00)→金沢西IC(16:55)→解散(17:00)


鈴鹿山脈セブンマウンテンとは?


鈴鹿セブンマウンテンとは、鈴鹿山脈の ①藤原岳 ②竜ヶ岳 ③釈迦ヶ岳 ④御在所岳 ⑤雨乞岳
 ⑥鎌ヶ岳 ⑦入道ヶ岳の7山である・・・・・<Wikipedia> より・・・・・

7山の中で私が登ったのは、2010/5月に「④御在所岳」のみである(^^ゞ
登り始めから岩場が続いたが、奇岩あり絶景ポイントあり、アカヤシオ咲き乱れるとても良い山だった。

鈴鹿山脈の最北に位置する、カススト大地の「霊仙山1094m」 と、鈴鹿山脈最高峰の「御池岳1247m」にも
縁あって登っているが、 いずれも鈴鹿セブンマウンテンからは外れているようである。
金沢からは登山口まで距離があり、7山制覇はムリだが、花の百名山「藤原岳」には、いつか登ってみたい。 

竜ヶ岳への宇賀渓登山道は多種多彩。。。 

宇賀渓観光案内所で駐車料金(500円/車1台)を支払い、登山届を出して地図を貰った。
ちょっとごちゃごちゃしていて分かり辛い地図だが、良く見ると色々な情報がギュッと詰まっている。
地図上には位置確認番号が細かく出ており、登山道中で木にも番号が多く付いていたので、
GPSなど持参していない場合や迷った場合、簡単な位置確認には役立つかも知れないと思える。

麓にはキャンプ場もあって、金沢で言うと「医王山」のように登山道が多く、慣れないと複雑そうだ。
沢登りの谷も3ヶ所あり、地元の人達は色々な体験コースを楽しんでいるのだろうか♪

私達のリーダーが選んだのは、登り金山尾根、下り遠足尾根と言うチョイスだった。
低山でも、岩場あり、ちょうど満開のアセビ街道あり、メルヘンチックな笹原ありで、山頂の眺望も360度!

しかし何と言うか、山頂付近は強風!笹原道中でもボーっと歩いていると倒されそうなほど(@_@。
この日に限ってなのかいつもなのか?上着を羽織っても寒いので、山頂からは10分ほどで早々に下山開始!
山頂直下の風よけになる無風地帯で昼休憩とし、昼休憩も30分ほどで切り上げた。

下りの遠足尾根では、開花には早かったがニリンソウの群生もあって、しばし足を止めた。
ニリンソウの群生を過ぎた標高700mからは杉林に突入!杉林の中を九十九折りに急下りが30分強(^^ゞ
遠足尾根登山口からキャンプ場Pまではおまけの道、ほぼ舗装された林道になっていた。

この林道、登りでは魚止橋(同色)と勘違いして、別の橋を渡り御所滝まで行ってしまって引き返した。
途中にはキャンプ場があるので、登山道らしき道が多く、最初の一歩で初心者は迷いやすいかも知れない。
10分程時間ロスをしたがウォーミングアップにはなったかも?最初に地図をよく見るべし(^^ゞ

今回お天気はまぁまぁだったが、遠くは霞んでおり、山頂で白山や御嶽山は見る事ができなかったが
北陸の低山とはまた違った雰囲気を楽しむことができて、久々の遠出と久々のトレーニング山行となった♪



竜ヶ岳GPS軌跡…宇賀渓Pより、登り金山尾根 2時間50分(休憩&10分ロス含む)  下り遠足尾根 2時間15分


登山口はなかなか遠い。。。


 
宇賀渓観光案内書、大きな駐車場と奥に綺麗なトイレ(キャンプ時期ではないのでガランとしていた)


 
登山口へはお店のアーケードを潜って進む。


 
春なのに紅葉色の木々・・・橋を渡る。


 
トイレの手前の青い橋を渡ってしまい、キャンプ場を10分程ウロウロ…間違いに気付き戻って直進。



途中でピンクのヤマツツジと思われる花が多数咲いていた。


 
舗装道路は続き、杉林に入る…途中右手に「竜の雫」この水は飲めるらしい。(下山後飲んでみた)


 
砂利道となり更に進むと、やっと遠足尾根(下山予定)の登山口、迷った10分を差し引いてもここまで20分。
東屋を左手に更に進む…この東屋は正面に「鵜の巣」 と書かれていたが、どういう意味か?



白滝丸太橋…あっ一度に5人以上乗っちゃダメって書いてあるんだけど、あっ4人だった!
それにしても、私以外は注意書き見ていません(^^ゞ



丸太橋の先の石に真っ赤なペンキで ↑ が数ヵ所、木の鳥居のようなところを潜るようです。



青い橋「魚止橋」がやっとあった!…色だけを記憶していて、トイレの横の青い橋と間違えたので、
ここに来てこれだ!と思ったけど、紛らわしいので色違いにして欲しいものだ(^^ゞ
そしてここにも注意書きが…「5人以上は渡らない」…5人は良いのかな?でも私だけ一応離れて渡った。


 
登山口案内はまだ見てないけど、本格的な登りになってきた!雨の日注意の岩場が続く。


 
更に大きな岩の塊を越えたところで、やっと金山尾根登山道入口→の案内が出てきた。
駐車場出発からここまで(10分ロスを引いても)何と40分!



登り初めに176番と書いてあれば、金山尾根登山道です!


 
真っ杉の尾根道で足元はしっかりしている。


 
木の根っこが張り出していて、少々歩きにくい個所もあったが迷う事はない。


標高900m付近から緩やかな尾根となり、アセビが大群生していた。



サンシュユの木の花もちょうど満開で数本



ヤマブキ色が可愛いサンシュユ



アセビの大群生…白い花が満開の大木、小木が、この後30分程の歩きでずっと続いていた。



アセビの大木トンネル



新緑にはまだ早い季節だったので見通しが良く、目指す山頂も視界に入った。

 

もう見飽きる位の群生、更にアセビ街道は続く。。。



アセビ…鈴なりの花をアップ



金山尾根と遠足尾根の分岐



ここ山頂付近はメルヘンチックな登山道



静ヶ岳、銚子岳への分岐



穏やかに晴れているので写真では分からないが、山頂への稜線付近は強風だった!



雪の重みか風の影響か?右手側と左手側の木々は全く様子が違っていた。



盆栽のような芸術の木々ばかり・・・



山頂に到着した!ルートが沢山あるので、我々の前後に歩いていない登山者の到着が多かった。



山頂方位盤による山座同定…運が良いと白山も見えるようだ。



南方面の山々



二等三角点



とても広い竜ヶ岳山頂(1099.6m)だったが、強風の為10分ほどで下山開始(^^ゞ



北方面の山々…風が弱い個所まで下って昼休憩をした。



金山尾根との分岐…ここからは遠足尾根方面へ下山。
    


登山道を挟んで左右の植物が全く違う。右側に緑に見えているのは全てアセビの木である。

 

と言う訳で遠足尾根もまた、アセビ街道を歩く。。。
 


 前方の街が近くに見下ろせた。
 


やはり4月は冬山に近く、緑がない。
 

 
そんな中でも、一輪のカタクリ発見!                 名前??
 

  
花はまだであったが、ニリンソウの群生地
 


スミレ
 


楽しい尾根歩きが終り、いよいよここから杉林の急下りに突入!と言っても後半は九十九折れだった。



杉林なんだけど岩がゴロゴロの登山道



ちょっと大きな岩越えもあった。
 


後に分かったが、これもアセビの木で、赤いのは新芽で今しか見られない色のようだ。




遠足尾根登山口に下りてきた。ここからは朝通った道を戻る。
 


駐車場から見えていた裏山…山桜のピンクの他に紅葉色の木々が目立ち鮮やかだった。

 

地形の関係と風の通り道と言う関係なのか?麓では穏やかな晴天なのに、山頂付近の強風は凄かった!
上着を羽織っても肌寒く、帽子も飛ぶほどだったので、山頂からは短時間で下山してきたのであった(^^ゞ 




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