将棋の竜王戦七番勝負は豊島竜王が羽生九段を4勝1敗で下し、幕を閉じました。これまで防衛戦では失敗が続いていた豊島竜王ですが、初めて防衛に成功しました。一方の羽生九段のタイトル100期は持ち越しになりました。
互いに力を出しあった結果だと思います。現在の力関係では豊島さんが上でしょう。羽生さんが勝つには、豊島さんが力を出し切れなかったか、羽生さんが絶好調でない限り、難しかったのではないでしょうか。羽生さんの中盤までの指し回しは豊島さんを上回っていたと思います。しかし、終盤力の衰えは隠しきれませんでした。
とにもかくにも、豊島さんがまたひとつ壁を越え、大棋士への道を着実に歩んでいるのは確かなようです。
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