肩を落とした僕の背をめがけて
力をつけてきた初夏の陽が差す
誰かのためのまばゆい夏がもうすぐやってくる
地べたにうずくまったまま、薄く目を開けてみる
この光が作り出す色濃い影のような具体的な諦めと
淡すぎる望みがまだ息をしている先細りの道が映る
もう一度だけ立ち上がって歩いてみようか
いつか置き忘れた傘一本程のものは見つかるかもしれない
誰かの優しさによって保存されていたような雨傘
力をつけてきた初夏の陽が差す
誰かのためのまばゆい夏がもうすぐやってくる
地べたにうずくまったまま、薄く目を開けてみる
この光が作り出す色濃い影のような具体的な諦めと
淡すぎる望みがまだ息をしている先細りの道が映る
もう一度だけ立ち上がって歩いてみようか
いつか置き忘れた傘一本程のものは見つかるかもしれない
誰かの優しさによって保存されていたような雨傘
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