Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

「NOWな電卓」

2006-06-29 01:31:38 | Weblog
無くなった祖父の部屋を掃除していた母が見つけた。
それをはるばる西宮から持ってきてくれた。



うーん、イイ。



この文字盤、字発効なんですよ
なんとも70's Future Worid。

カッコイイ。




「そうやわ、こんなんあったわ。
エルシーメイトって昔よく宣伝してたなァ」


と、



急に大阪弁に戻る母。
このイントネーションの切り替えはすごい。




で、そう


SHARPの「エルシーメイト」というシリーズらしい。
俺は全然知らない。

電卓ひとつにブランドを育てる時代を、俺は知らない。


でも、液晶パネルを初めて電卓に使ったのは確かシャープ。
そう、液晶を取り入れるのはいつもシャープ。
腕時計にもビデオにも。


電卓を飛躍的に小型化させるのに貢献した
(と、推測)





で、こちらで調べてみた。












ウップス!!






ELSI MATEのEL-121
74年発売当時、9800円!!
6桁表示がすごいらしい。
そうか・・・そういう概念が俺には無かった。
電卓なんて日常生活で使う範疇の桁数は全部まかなえるものだと勝手に決め込んでいた。



ということは。




その時代において、この小さなボディは
それだけでも画期的なことだったのでは・・・



今見れば、携帯電話の倍くらいある大きさだけど。








74年の9800円か・・・。



手元の雑誌みてみたら、73年のケンメリGT-Rが新車当時180万円。
73年のTE27レビンが80万円。

っていうことは、(電卓とクルマを単純に比較できないけど)いまの1/2から1/3くらいの物価ってことか。

となると、9800円は今でいう30000円くらいの感覚???




すごいなァ。

でも、俺が物心ついた頃には電卓は、12桁くらいあって、白黒の液晶で、
ソーラーパネルついてて、カード電卓もあったヨ。




こういう、60年代、70年代、80年代のものって、趣があって、でも今よりも未来ぶってたりもして、カッコイイですよね




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