結婚式

昨日、結婚式に行ってきた


同級生の結婚式に出席するなんて、初めてでした。
だから俺は、新婦からお母さんへの手紙の朗読の部分とか、新郎のお父さんの男泣きの挨拶とか、


そんな風に遠いステージのところで起こっているイベントを見ながら、

俺は、




ああ、俺もそういう歳なんだな。
そして、今後10年くらいの間に、立て続けに同じこと経験して、こんどは同級生の結婚式を経験できなくなってしまうときも来るんだろうな


と、一人感慨にふけり、心を痛めていました。


そして、俺が遅れて披露宴の会場に到着すると、新婦の友達代表として、クラスでいちばん可愛かった娘が、泣きながらスピーチしている最中で、

俺はその姿に心を奪われました







なぁんてね。


ったく、俺はダメ人間ですね



俺は、新郎も新婦も知り合いだけど、もともとは新婦と繋がりがあったので、新婦の側で呼ばれて出席した。

なので、ご馳走を頂いているときに、新婦のご両親がお酒を注いで回ってきて、俺のところにも来た。

俺はこのとき、ちゃんと立って挨拶したんだけど、
挨拶もほどほどに、むしろ自分から酒注がせるようにグラスを両親の前に差し出し過ぎたかなー、

とか、そんな下らない反省会も心の中で行っていた。


たぶん、結婚式を開くにあたって、本人達は、どこまでの友達を呼ぼうかについて悩んだはずだ。
会場のキャパと、友達の度合いによってどこかでラインを引くだろう。
友達との関連性も大きな問題となるはずで、コイツ読んだからにはアイツラも呼ばなきゃバランス悪いだろう的な課題もあったはずだ。

そう考えると、俺はそうとうギリギリなラインで呼ばれたんだろうな

という自覚もありーの、の出席だった。



だからだろうか

泣ける部分では、ＢＧＭのMisiaのEverythingのサビの部分で音量その日のＭＡＸまで持っていって


「ヨーエーブリースィーン」


って、

そういう会場側の涙を誘う過剰な演出は、いかがなものかなぁと
客観的に考えざるを得なかった。


俺は最低の出席客なんです


でも、そうでしょう。
本当に素晴らしいことは、演出なんて要らないわけですよ
あんなふうに演出されすぎるのも、どうなのかなって。

もっとシンプルだったら、俺もっと感動したな、って。



二次会では、恐るべき事態に遭遇した。
カラオケに、「Train Train」を新郎が入れたのだ


ここでかよっ





そして、俺かよっ






イッキかよっ




それ、大学生のやつだよ・・・


もうイッキとかそういう歳じゃねえべ・・・萎



でも、俺は今日の結婚式でたくさん聴いたラブソングのどれよりも、
イッキの直前に聴いたフレーズにちょっと感動



「世界中にたてられてる　どんな記念碑なんかより
　あなたが生きている今日は　どんなに意味があるだろう」


いつもイッキ用の歌として聞き流してたフレーズが、結婚式の日に聴くと、
ちょっと感動。



もう一生、イッキはしないと決めた
ビールのイッキなんてですね、酒の酔いとかどうでもいくて、普通に腹壊すって。
冷たい炭酸の液体あんなに腹に入れれない。



ま、色々書いたが、
結婚もいいかもな


と、ちょっと価値観を覆されかけたｗ