鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

五反田川源流を訪ねて(4)

2013-11-30 | 源流を訪ねて

西岳橋を後にして上流へ行きます。

 

五反田川右岸から合流する支流に、石橋の小楠(おぐす)橋があります。

これは右岸から見たものです。

 

下流から見た小楠橋。農道に架かる小さな石橋で、ここを通る人も石橋と気付かないのではないでしょうか。

 橋長:5.1m

 幅員:3.1m

 架設年代:不詳

 

近くから見た冠岳。冠岳も五反田川源流のひとつです。

 

上流へ行くと、串木野ダムが見えてきました。

 

串木野ダムの堤体です。治水用のダムです。

 型式:ロックフィルダム

 堤高:31.7m

 堤頂長:134m

 

堤体から下流を望む。

 

堤体から上流の貯水池を望む。治水ダムなので、水は少ないです。

橋はふれあい橋です。

 

ふれあい橋の上から冠岳を見たものです。

 

ふれあい橋から下流の貯水池と堤体を望む。

 

ふれあい橋から上流を望む。

五反田川源流の旅を一休みします。

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五反田川源流を訪ねて(3)

2013-11-28 | 源流を訪ねて

田の神を見てから上流へ行きました。

 

堤橋を上流から見たものです。手前の花はアキノノゲシ(秋の野芥子、キク科)。

 

堤橋から上流を望む。田園風景が広がります。

 

新生福橋です。

 

新生福橋から上流を望む。向こうの山は徐福伝説で有名な冠岳です。

  

少し上流へ行くと、左岸から合流する支流に石橋の大六野橋があります。

下流から見たもので、手前は人道橋です。

 橋長:8.9m

 幅員:4m

 架設年代:昭和39年1月

 

上流から見た大六野橋。上流は拡幅されています。

県道に架かる現役の石橋です。

 

山神橋を右岸から見たものです。

 

左岸のたもとにある水神の碑。

 

山神橋から下流を望む。

 

西岳橋を下流から見る。西岳とは冠岳のことです。

 

西岳橋から上流を望む。狭い川になってきました。

この少し上流に、串木野ダムがあるので次回訪ねます。

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五反田川源流を訪ねて(2)

2013-11-26 | 源流を訪ねて

JR線の鉄橋を後にして上流へ行きます。

 

金山橋を下流から見たものです。近くに、串木野金山があります。

 

金山橋から上流を望む。

 

さらに上流へ行くと、南九州自動車道の橋が見えてきました。

 

南九州自動車道の橋を上流から見たものです。

 

橋の下流左岸に広がる田園地帯。稲刈りが終わった田んぼから芽が出ていました。

 

真っ赤な柿が秋を感じさせます。

 

近くの史跡を訪ねました。これは左岸にある大中公の廟です。

島津家久が、父貴久の御霊を迎えたものです。

 

同じく左岸にある伊多神社。

 

右岸の県道脇にある田の神です。この付近に多い双体の田の神です。

 

向かって左の田の神。シキを被り、大きなメシゲを持っています。

 

右の田の神。

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五反田川源流を訪ねて(1)

2013-11-24 | 源流を訪ねて

晩秋の五反田川を訪ねました。五反田川は、薩摩川内市樋脇町を源流とし、いちき串木野市に注ぐ川です。

川沿いの景色や史跡を見ていきましょう。

 

東海大橋から河口を望む。左岸側(写真左)に串木野港があります。

 

東海大橋を上流から見たものです。

  

東海大橋から上流を望む。橋は新港大橋です。

 

新港大橋を下流左岸から見たものです。橋を左へ行くと、串木野新港です。

 

新港大橋から上流を望む。上流右側に見えるのが平江橋。

 

平江橋の右岸側に港があります。

 

平江橋から上流を望む。まだまだゆったりした流れです。

 

国道3号の五反田橋を下流から見たものです。

 

五反田橋の右岸側に、三井串木野鉱山があります。

 

五反田橋から上流を望む。橋はJR鹿児島本線の鉄橋です。

 

鉄橋の石造り橋脚です。

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里山歩き(2)

2013-11-22 | 風景

西郷野屋敷跡の上の東屋から反対側に下りていきます。

 

ガミズミ(スイカズラ科)が真っ赤な実をつけていました。

 

下りた所に、かごしま文化工芸村があります。陶芸や木工細工などの工芸ができる施設です。

 

中に入って作品を鑑賞しました。

 

里山の風景を眺めながら歩きます。

  

諏訪神社があるので、お参りしていきました。

 

台地から下りると、シラス台地に囲まれた狭い谷に田んぼがあります。

 

踏切を渡ります。

 

柿の実がなっていました。日本の原風景といった感じがします。

 

先ほど通った西陵を望む。右側の白い塔が、前回出てきた西陵の給水塔です。

 

グランドで子供たちがサッカーをしていました。

 

星ヶ峯墓園の脇を通ります。

  

ホシアサガオ(星朝顔、ヒルガオ科)が咲いていました。

起点まで2時間45分のコースでした。アップダウンが大きいので、いい運動になりました。

前回の続きのため、コメント欄は閉じています。

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里山歩き(1)

2013-11-20 | 風景

里山歩きをしました。

 

起点は広木駅です。鹿児島中央駅から川内方面へ1つ目の駅です。

 

駅の前には田園風景が広がっています。刈り取りを終えた稲から芽が出ています。

脇田川を上流へ行きます。

 

踏切を渡り、突き当って右の坂を登ります。

 

かなり急な坂を登っていきます。

 

植物鑑賞をしながら歩きました。

これはイナカギク(田舎菊、キク科)。

 

シラス台地の上に着きました。鹿児島市西陵です。

 

西陵の給水塔。

 

鹿児島市街地が一望できます。

 

山ぶどうがありました。名前はエビヅル(蝦蔓、ブドウ科)です。

少し酸っぱいですが食べられます。

 

鹿児島実業高校前から右の小道を入ると、西郷野屋敷跡があります。

西郷さんが若いとき農作業をして、小屋があったところです。

 

庭に鹿児島市指定保存樹のヤマモモの古木があります。樹齢250年です。

 

西郷野屋敷跡から階段を登ると東屋があるので、ここで休憩しました。

周りはシイノキなどが茂っています。

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佐多旧薬園

2013-11-18 | 植物

南大隅町佐多にある佐多旧薬園を紹介します。

 

 

佐多旧薬園。佐多の町の中心付近にあります。

薩摩藩主、島津重豪が経営につとめた薬園で、鹿児島湾を挟んで反対側の山川にもあります。

 

園内の様子。珍しい木があるので見ていきましょう。

 

アカテツ。

熱帯アジア原産の木です。

 

アカテツの上部。オオタニワタリが寄生しています。

 

レイシ。

 

リュウガン。

レイシやリュウガンの実は、中華料理で時々食べますが、木を見ることは珍しいです。

 

ゴレンシ。

スターフルーツのことです。

 

ゴレンシの花です。

 

マカダミア。

実はマカダミアナッツとして食用になります。

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佐多岬

2013-11-16 | 水辺の風景

日本本土最南端の佐多岬を紹介します。

 

駐車場にあるガジュマルの木。

 

多くの気根が垂れ下がっています。

この後、トンネルを抜けて遊歩道を700m歩くと展望台です。

 

遊歩道の途中にある御崎神社。お参りして行きました。

 

頭と下半身だけの仁王像がありました。

 

馬の背のように狭い遊歩道を歩きます。

 

遊歩道から左を望む。海は太平洋で、島は枇榔島。

 

佐多岬展望台です。かつては展望台の建物がありましたが、今は取り壊されています。

 

佐多岬灯台を望む。島は大輪島です。

 

灯台の近景。

 

右手の錦江湾を望む。開聞岳がうっすらと見えました。

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大汝牟遅神社の大クス

2013-11-14 | 巨樹・古木

日置市吹上町の、大汝牟遅(おおなむち)神社にある大クスを紹介します。

 

大汝牟遅神社境内。右にあるのが大クスです。

 

神社と大クス。

 

大クスの全容。南薩一の大クスです。

 幹周り:14m

 樹齢:1000年以上

 

上部。大きく枝を広げ、樹勢もいいです。

 

下部。

 

御神木です。根元は空洞化しています。

 

大汝牟遅神社社殿。流鏑馬が行われる神社として有名です。

 

龍の彫り物。

 

境内の石橋です。

 

イシノコンボサア(石の子望神様)。

子持ち石または子産み石といわれ、子授け・安産の神様として信仰されています。

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ツチトリモチ他

2013-11-12 | 植物

野間岳と磯間嶽登山で見かけた植物です。

 

ツチトリモチ(土鳥黐) ツチトリモチ科

野間岳の登山道にありました。きのこの仲間ではないそうです。

 

ヤマラッキョウ(山辣韮) ユリ科

磯間嶽の岩峰に咲いていました。

 

ムラサキシキブ(紫式部、クマツヅラ科)の実

上品な薄紫色の実です。

 

アマクサギ(甘臭木、クマツヅラ科)の実

赤いガクがきれいです。新芽は、臭みがありますが食べられます。

 

ヤクシソウ(薬師草) キク科

林道の脇に咲いていました。名前は薬師如来に由来するようです。

 

サザンカ(山茶花) ツバキ科

野生のサザンカです。野間岳の登山道に咲いていました。

 

フユイチゴ(冬苺) バラ科

冬に実がなるイチゴです。

 

ヤブラン(薮蘭、ユリ科)の実

実はやがて黒くなります。

 

クロガネモチ(黒鉄黐、モチノキ科)の実

野間岳の山頂にありました。

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