鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

栗野岳温泉と八幡地獄

2018-08-31 | 風景

湧水町の霧島アートの森を見学した後、近くの栗野岳温泉へ行きました。

 

栗野岳温泉です。

 

3つの温泉施設があり、入浴料は1箇所300円です。八幡地獄を散策した後、この桜湯に入りました。

 

桜湯の中。薄く白濁した湯です。

 

八幡地獄へは、桜湯の横を通っていきます。これは、途中にある蒸し風呂です。

 

八幡地獄へ行く途中にある碑。

 

最初の地獄です。この先(蒸気が上がっているところ)に広い地獄があります。

 

先の地獄。盛んに蒸気が上がっています。

 

広さは2ヘクタールで、北海道の登別温泉と同じくらいだそうです。

 

水が溜まって温泉になっているところもあります。

 

穴から蒸気が噴出しており、近づくと暑いです。

 

硫黄です。

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霧島アートの森

2018-08-30 | 施設

湧水町の霧島アートの森を紹介します。栗野岳の中腹にあります。

 

アートの森の近くの展望台からの眺めです。

 

アートの森の入口近くにある草間彌生の「シャングリラの華」。向こうが栗野岳。

 

並木を通って館内へ行きます。

 

浮くかたち-赤

ここまでは無料です。

 

館内に入りました。これも草間彌生の「赤い靴」。

 

館内から外へ出ると芝生広場があり、多くの作品があります。主な作品を紹介します。

 

男と女

左右から見ても人の形です。

 

サン・ルーツ

 

あなたこそアート

 

気流-風になるとき

上の羽根が回転します。

 

RIGHT SHEEP 2012

 

森の中にも作品があります。

 

時の巣

 

タブノキの巨木があります。

 

イザナミ・イザナギ・アマテラス

 

細長い鋼製の構造物があります。これもアート?

 

先端からの眺めです。

入園料 一般310円(特別展は別料金)

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沢原高原

2018-08-28 | 風景

湧水町の沢原高原へ行きました。

 

栗野から国道268号を北へ行き、川添トンネルを過ぎてから右の山道を登り、タブなどの原生林を過ぎると、突然視界が開けます。左上の緑の草原は木原牧場です。

 

振り返ると、栗野岳が見えます。

 

九州では阿蘇に次いで広大な草原が広がっており、自衛隊の演習場になっています。

 

3月、野焼きをした後はこんな風景でした。

 

郵便車がやってきました。この先に上床牧場(アンの家)があり、そこに行くのです。

 

野焼きで黒くなった木も、緑になっていました。

 

向こうに見えるのが吉松の町です。

 

以前撮影した上床牧場のアンの家です。奥さんが赤毛のアンにあこがれて造った家だそうです。

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さえずりの森

2018-08-26 | 水辺の風景

姶良市加治木町のさえずりの森へ行きました。

 

キャンプ場があり、その管理センターです。

 

すぐ下には、宇曽木川が流れています。

 

吊り橋のかじかの橋です。

 

かじかの橋を渡ります。

 

橋から下流を望む。

 

上流を望む。家族連れが水遊びをしていました。

 

河床に下りました。

 

水遊びをする家族連れ。

 

下流の淵を望む。この下流に、獺貫(うそぬき)の滝があります。

 

以前撮影した獺貫の滝。滝つぼが丸くて大きいです。

 

展望台があります。

 

展望台です。

 

展望台から加治木の町を望む。正面に桜島が見えます。

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アクアイム

2018-08-25 | 生きもの

藺牟田池のアクアイム(生態系保存資料館)を紹介します。世界の淡水の生き物や、藺牟田池の生態が展示されています。

 

藺牟田池のほとりにあるアクアイム。

 

内部。水槽に淡水の生き物が展示されています。

 

藺牟田池の模型。

 

テラピア。食用になり、日本ではイズミダイなどという名で養殖されています。

 

金魚。

 

ナマズ。

 

ヤリタナゴ。鯉の仲間です。

 

アフリカツメガエル。南アフリカ原産です。

 

雷魚。藺牟田池にもいるそうです。

 

2階には、昆虫などが展示されています。

 

蝶の標本。

 

ツマベニチョウ。宮崎県が北限です。

 

ベッコウトンボ。藺牟田池に生息しています。

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藺牟田池のラクウショウ

2018-08-24 | 植物

薩摩川内市祁答院町の藺牟田池にあるラクウショウを紹介します。

 

前々回紹介した藺牟田池疎水の取水口の近くに、池に生えた木があります。

 

ラクウショウ(落羽松、ヒノキ科またはスギ科)です。

 

北アメリカ原産の落葉針葉高木です。右は浮島。

 

水のあるところに生えることが多く、日本ではヌマスギと呼ばれます。

 

根元は膨らんでおり、しわが寄ったようになっています。

 

湿地に向いた木ですが、通常の土地でも生えます。

 

池からにょきにょきと出ているのは、気根です。

 

さらに進むと、ここで一番大きな木があります。

 

根元。

 

ラクウショウの葉。メタセコイアに似ていますが、メタセコイアが対生するのに対し、ラクウショウは互生します。

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麓東の田の神他

2018-08-23 | 田の神

薩摩川内市祁答院町と入来町の田の神を紹介します。

 

前回、藺牟田池疎水を紹介しましたが、そこから灌漑されている藺牟田麓の水田に、麓東の田の神があります。

 

記念碑の石の間にある田の神。

 

右手にメシゲ、左手に大盛りのお椀を持っています。

 

顔のアップ。

 

後ろは、藺牟田疎水から灌漑されている水田です。

 

入来町の日の丸交差点の少し西にある、竹原田(たこいだ)の田の神です。

 

田んぼの脇の田の神。

 

1754年の建立です。

 

大きな丸いシキを被っています。

 

日の丸交差点から県道川内加治木線を藺牟田池方向に少し行くと、中須の田の神があります。向こうが日の丸交差点。

 

県道脇の一段高いところにあります。

 

右手にメシゲ、左手に棒のようなものを持っています。

 

前の田の神から県道をさらに藺牟田池方向に行くと、県道脇に天貴美の田の神があります。

 

後ろは田んぼです。

 

前の田の神と形が似ています。

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藺牟田池

2018-08-22 | 水辺の風景

薩摩川内市祁答院町の藺牟田池へ行きました。

 

藺牟田火山の火口原に発達した周囲4kmの火口湖です。

 

湖畔のボート乗り場から見た飯盛山。

 

白鳥とカモがいます。

 

親子がボートに乗っていました。

 

ボートについて行く白鳥とカモ。餌をあげているからです。

 

多くの浮島があります。火口の湿原に生えていた草木が堆積し、炭化したものです。

 

植物がなくなり、半ば泥炭化した浮島。何万年かすると、石炭になります。

 

茶畑と飯盛山。

 

前の写真の飯盛山と建物の間に、藺牟田池疎水取水口があります。

 

陸側から見た水門。

 

用水路の全長380mのうち140mが隧道です。1741年、藺牟田領主樺山久初が隧道工事を工藤武衛門に命じ、15年をかけて完成しました。地質が安山岩で非常に硬いため、難工事でした。30ヘクタールの水田が疎水の恩恵を受けています。

 

用水路脇の木の下に水神碑があります。

 

水神碑。

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上場高原

2018-08-20 | 風景

鹿屋市輝北町の上場高原へ行きました。

 

向こうの建物は、輝北天球館(天文台)です。

 

輝北天球館にやってきました。非常に変わった造りの建物です。

 

卵のような建物。昼も営業していますが、星は見えないので、中には入りませんでした。

 

天球館からの眺めです。向こうは牧場です。

 

風力発電の風車を望む。

 

錦江湾と桜島を望む。かすんでいました。

 

キャンプ場を見たものです。

 

キャンプ場の芝生広場と風車。

 

風車の羽根をクレーンで固定して、点検か修理をしていました。

 

キャンプの子供たち。

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犬の門蓋

2018-08-18 | 水辺の風景

徳之島の西海岸(徳之島空港の南)にある犬の門蓋(いんのじょうふた)を紹介します。

 

展望台から南の海岸を望む。海食崖とサンゴの岩が広がっています。

犬の門蓋の名前の由来は、昔、飢饉の時、犬が群れをなして人畜に危害を与えたので、これを捕まえ、海に投げ捨てたことからだそうです。

 

前の写真の中央に見える奇岩。

 

展望台から見た寝姿山。妊婦があおむけに寝ている姿に似ています。

 

遊歩道が整備されており、一番高い岩にメガネ岩があります。そこに向かいます。

 

途中で見たアダンの実。

 

正面にメガネ岩があります。

 

ここから入ります。

 

メガネ岩。

 

右のメガネ越しに海岸を望む。

 

メガネの先から見た海岸です。

 

空港のすぐ南の海岸に、西郷南洲翁上陸地があります。

西郷隆盛は、2度目の遠島処分で沖永良部に流される途中、ここに上陸し、徳之島に2か月半滞在しました。奄美大島の妻、愛加那が子供を連れて会いに来ましたが、すぐ沖永良部に流されました。

 

西郷南洲翁上陸記念碑。

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