鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

照島

2013-05-30 | 水辺の風景

いちき串木野市の照島を紹介します。

 

島に照島神社があり、そこへの参道です。

 

 

島に架かる照島橋。

 

橋を渡ったところにある「薩摩焼開祖着船上陸記念碑」。

ここに上陸した陶工は、日置市東市来町美山に薩摩焼の里を作っています。

 

照島神社です。

 

方土徐福登陸の地。

秦の始皇帝の使いとして、不老不死の薬を求めて、徐福が上陸したところとされています。

 

淵が二つあります。これは大きいほうの雄淵です。

 

小さな雌淵。

 

大きな岩に刻まれた「り龍巌(りりょうがん)」。 (りは、馬偏に麗)

 

前の写真の案内板です。

 

島から串木野を望む。向こうの浜で、浜競馬が行われます。 

 

無人島ですが、ネコが何匹もいました。

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2013-05-28 | 生きもの

種子島に帰省したとき、実家の近くに蛍が出るというので観に行きました。

 

乱舞する蛍。100匹くらい舞っていました。

 

闇の中で光る姿は、幻想的です。

 

こんなにたくさんの蛍を観たのは、ずいぶん久しぶりでした。

最近は、蛍の里を残そうという運動が、あちこちで見られます。

 

コンパクトデジカメしか持っていなかったので、いい写真が撮れませんでした。

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宝満寺跡(2)石橋

2013-05-26 | 石橋

宝満寺跡の庭にある石橋を見ていきます。

 

一番下流にある石橋です。

 

下流から見る。桁橋です。

 

上流から見る。

 

2番目の橋を下流から見たものです。

 

上流から見る。向こうに、最初の石橋も見えます。

 

3番目の橋の延命橋です。

 

延命橋を下流から見る。

 

こんな小さな桁橋も3つあります。

これらの石橋、お寺の庭とはいえ、水が流れる小川に架かっているのがいいです。

 

最上流の池です。この池から流れる小川に、石橋があります。

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宝満寺跡(1)

2013-05-24 | 史跡

志布志市の宝満寺跡を紹介します。

 

入口に、対の仁王像があります。

宝満寺は、聖武天皇の神亀年間(724~728年)の創建で、歴史のあるお寺でした。

 

左の仁王像。

「西海の華」と呼ばれた美しい寺院は、これら一部を残して、廃仏毀釈でことごとく破壊されました。

 

右の仁王像は破壊されています。

 

岩に洞窟があり、多くのものが祀られています。

 

前の写真の右に見える洞窟です。

 

この洞窟には、岩屋観音があります。

 

岩屋観音。

 

こんなお堂のある洞窟もあります。

 

今の宝満寺です。4月に、お釈迦祭りがあります。

 

龍の彫り物。

次回は、庭の石橋を紹介します。

留守をするので、コメント欄閉じています。

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ハナミョウガ他

2013-05-22 | 植物

近くの野山で見かけた花です。

 

ハナミョウガ(花茗荷、ショウガ科)

葉はミョウガに似ています。冬に真っ赤な実をつけます。

 

ニシキウツギ(二色空木、スイカズラ科)

花の色は、白から赤に変化するそうです。

 

サフランモドキ(サフラン擬き、ヒガンバナ科)

日当たりのいい草地に生えていました。サフランに似ていることからです。

 

ハナウド(花独活、セリ科)

若葉は食用になるそうです。

 

スイカズラ(吸葛、スイカズラ科)

花の色は、白から黄色に変化します。いい香りがします。

 

ノアザミ(野薊、キク科)

春咲きのアザミはこれだけだそうです。

 

カラー(サトイモ科)

田んぼの脇に咲いていました。

 

 

今日の絵手紙。庭のバラのアーチが満開です。

 

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アザミ

2013-05-20 | 食べ物

アザミを採りに行きました。場所は笠沙の海岸です。

 

種類は、オイランアザミ(花魁薊、キク科)です。

葉が広がっているので、この茎を採ります。トゲがすごいので、採る時は刺されないように気をつける必要があります。

 

葉とトゲを落とします。

 

よく洗ってから、カットします。

 

最初は、アザミの煮物です。

ツワ(ツワブキ)と異なり、皮をむく必要はありません。他の材料は何でもいいですが、このときは、にんじん、さつま揚げ、昆布などです。

 

 

次は、アザミの佃煮です。

しょうゆ、みりん、砂糖、だしの素を加え、水分がなくなるまで長時間煮詰めます。

 

ゴマをふって、アザミの佃煮の完成です。ご飯に合います。

アザミは野趣味があり、繊維たっぷりで歯ごたえがあって、お通じにいいです。

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福薗の田の神他

2013-05-18 | 田の神

田の神をいくつか紹介します。

 

いちき串木野市福薗に南方神社があり、左の鳥居の下に田の神があります。

 

双体の田の神です。男女ペアでしょうか。

 

右の田の神。

右手にメシゲ、左手に椀を持っています。シキを被り、あごの下で紐を結んでいます。

 

左の田の神。

右手に持っているのは何でしょうか。

 

南方神社社殿。

 

串木野インターの近くに勤労青少年ホームがあり、その庭にある田の神です。

先ほどの田の神と似ていますが、同じ作者かもしれません。

 

右の田の神。

メシゲと椀を持ち、あごの下で紐を結んでいるところは、福薗の田の神と同じです。

 

左の田の神。

右手に持っているのは、福薗の田の神と同じもののようです。

 

3枚前の写真の後ろに見えている田の神です。

 

前の田の神の近くにある大中公の廟です。

島津家久が、1572年に父貴久の御霊を迎えたものだそうです。

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横瀬古墳

2013-05-16 | 史跡

大崎町の横瀬古墳を紹介します。

 

横瀬古墳。前方後円墳で、右が前方、左が後円です。

 墳長:140m

 前方部高さ:8.45m

 後円部高さ:9.12m

 

円墳を望む。

この古墳は、古墳時代中期(5世紀半ば)に築造されました。

 

「横瀬古墳」の碑。

ヤマト政権とつながりを持った、西日本を代表する首長の墓と推定されています。

 

円墳の上からの眺めです。周囲は水田地帯となっています。

 

円墳から方墳を望む。

 

方墳の中。林になっています。

 

方墳から円墳を望む。

 

方墳への入口です。

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つのまきと野イチゴジャム

2013-05-14 | 食べ物

妻の母が種子島から来たので、自宅でつのまき(角巻き)を作りました。

つのまきは、種子島独特の餅菓子です。

 

 

もち米を灰汁につけ、ダンチクの葉で三角形に巻きます。巻き方が難しく、母以外はうまくできませんでした。

鍋で、米の粒がなくなるまで煮ます。

 

三角形を角に見立てて、つのまきといいます。種子島では、あくまき(灰汁巻き)とともによく作られます。

 

好みにより、黄な粉をまぶしていただきます。味は、あくまきに似ていますが、小ぶりなので、小腹がすいた時に食べるといいです。

 

今年も、毎年恒例の野イチゴジャムを作りました。

みずみずしい野イチゴ。クサイチゴ(草苺)という種類です。このまま食べてもおいしいです。

♪ 赤い実 かわいい実を 野原で見つけたよ・・・

という歌がぴったりです。

 

たくさん採れました。

 

アクを取りながら煮て、砂糖を加え、水分が少なくなるまで煮詰めます。

 

野イチゴジャムの完成です。パンにつけたり、ヨーグルトに混ぜて食べたりします。

自分で採り、自分で作ったジャムは、味が違います。

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市柴橋他

2013-05-12 | 石橋

志布志市の石橋を三つ紹介します。

 

県道志布志福山線の、曽於市と志布志市の境にある市柴橋です。

現道橋の上流にあり、現在使用されていません。

 

上流から見た市柴橋。美しい3連アーチ橋です。

 橋長:34m

 幅員:3.3m

 架設年代:明治39年3月

 

上流右岸から見た近景。

 

下流の現道橋の上から見る。

 

潤ケ野小学校から前川を下流に行くと、県道今別府串間線に船迫橋があります。

現道橋の上流にあり、現在使用されていません。

 

下流の現道橋から見た船迫橋。河床に降りるのは難しいです。

 橋長:16.5m

 幅員:4.13m

 架設年代:大正8年

 

船迫橋から前川を上流へ行くと、左岸の支流に熊ケ宇都橋があります。

 

下流から見た熊ケ宇都橋。上下に細長い橋です。

 橋長:10m

 幅員:5.13m

 架設年代:大正12年

 

上流から見る。

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