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鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

松下美術館

2025-02-26 | 施設

霧島市福山町の松下美術館へ行きました。

松下美術館は、松下兼知氏が設立しました。松下氏は1905年福山町に生まれ、長崎医科大学助教授の時被爆し帰郷しました。

福山病院、松下病院、西原保養所、福山学園、オレンジ学園を設立した松下グループの総帥で、松下美術館初代館長でした。

館内写真撮影禁止なので、建物や庭の写真です。

 

1号館。ここで受付をします。入館料500円。

1階は黒田清輝、和田英作、有島生馬、、東郷青児、海老原喜之助など、鹿児島ゆかりの画家の作品があります。

2階はルノワール、ピカソ、コロー、クールベ、ドガなど海外有名画家の作品が展示されています。

 

2号館。絵画と古い薩摩切子を展示しています。

 

前の写真の左上のキンモクセイの大木。

 

3号館。エジプト、ギリシャなど中近東の出土品を展示しています。ミイラを包んでいたマミーマスクは貴重なものです。

 

4号館。掛軸や屏風を展示しており、雪舟、木村探元などの山水画があります。特に雪舟の作品が多いのに驚きました。

5号館は閉館中でしたが、民俗資料館(信仰面、芸能面)になっています。

 

ユズリハの大木。

 

木の下に仏像と地神碑があります。

 

仏像です。

 

6号館へ行きます。美術館だけでも広大な敷地で、周囲には医療関係の施設が多くあります。

 

6号館入口。

 

正面が6号館です。

 

白梅。

 

鐘楼もあります。

 

重厚な6号館。隼人町役場だったものを松下病院診療室として譲り受け、ここに移設しました。

松下兼知氏の絵画や薩摩焼が展示してあります。松下氏は幼少のころから絵を描くのが好きで、画家を目指したこともあったそうです。

 

この先に茶室があります。

 

苔むした茶室の庭。

多くのステンドグラスもあり、個人所有の美術館と思えないほど充実しています。

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マルス津貫蒸留所(2)

2024-09-17 | 施設

南さつま市加世田津貫の、本坊酒造マルス津貫蒸留所の続きです。

 

旧蒸留塔と工場群。手前の石蔵が、前回内部を見学した石蔵樽貯蔵庫です。

 

加世田川右岸に石蔵があります。

 

歴史を感じさせる重厚な石蔵。

 

本坊家旧邸「寶常(ほうじょう)」です。2代目社長本坊常吉が暮らした邸宅で、昭和8年建設です。

 

リニューアルされた内部はバーになっており、お酒を呑むことができます。ウイスキー、焼酎、ワインの販売もしています。

 

庭園を眺めながら吞むことができます。運転なので吞みませんでしたが、至福のひと時でしょう。

 

和室でウイスキーを呑んだグループがいたようです。

予約すれば食事もできるそうです(食事は仕出し)。

 

庭に下りました。池で鯉が泳いでいます。

 

桁橋や石灯籠。

 

精巧な石造物です。

 

本坊常吉氏の像。

 

ウイスキーを買って帰りました。

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マルス津貫蒸留所(1)

2024-09-16 | 施設

南さつま市加世田津貫の、本坊酒造マルス津貫蒸留所を見学しました。受付で手続きをした後、自由に見学できます。

津貫という地名は、加世田から坊津に貫ける位置にあることからだそうです。

 

ここは本坊酒造発祥の地です。明治42年、芋焼酎作りに着手しました。建物は旧蒸留塔。

 

旧蒸留塔入口。

 

古い蒸留機や本坊酒造の歴史が展示してあります。

これはスーパーアロスパス式連続蒸留機。

 

上を見上げたもので、丸い筒が上まで伸びており、その威容に圧倒されます。

 

このような蒸留機もあります。

 

ウイスキー蒸留棟入口。2016年にウイスキー蒸留所を開設しました。

 

ここでウイスキーを生産しています。

 

窓ガラス越しに製造工程を見学できます。これは仕込装置。

 

発酵装置。

 

蒸留装置。ウイスキー製造には、実に様々な装置が必要なことがわかります。

 

ウイスキーの樽を貯蔵している石蔵です。

 

石蔵樽貯蔵庫入口。

 

石蔵内の樽でウイスキーを熟成しています。

 

ウイスキーが入った樽。ナンバーのTは津貫のことだそうです。

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小鷹水力発電所

2024-04-22 | 施設

薩摩川内市東郷町の小鷹水力発電所を紹介します。

 

以前からあった田海川の農業用小鷹井堰です。

 

堰から導水している発電所への水路です。

 

水路の下流の発電所。

 

薩摩川内市が実証試験をしている小水力発電所で、2015年に完成しました。

 

下流から見た、らせん水車と上流の堰。

 

らせん水車。発電所の水車がむき出しになっているのは初めて見ました。

 

近景。らせん水車は、落差が小さく水量が少ない所でも使用でき、構造が簡単でメンテナンスが容易だそうです。

 

説明版。落差はわずか3mです。最大出力30kWは一般家庭30世帯の電力だそうです。

 

発電機盤などです。

日本は急流河川が多く、小水力発電所の適地は多いでしょうが、問題は採算がとれるかどうかでしょう。

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枕崎駅

2023-09-10 | 施設

JR指宿枕崎線の終着駅、枕崎駅を紹介します。

 

「日本最南端の始発・終着駅 枕崎駅」の看板があります。

 

駅舎を望む。この駅舎は2013年に完成しました。

手前はトリックアートですが、何の絵かわかりますか。

 

駅舎入口です。

 

かつお節行商の像。明治28年の台風で、当時60隻いたかつお漁船のうち29隻が失われ、713名の死者を出しました。

この遺族たちを救済するために始められたのが「かつお節バラ売り行商」でした。遺族の女性たちは「かつお節は、いいやはんかな」の枕崎弁独特の売り声とともに行商して、県内外にかつお節を広めました。

 

駅舎の横から見たトリックアート。ここから見ればわかります。鹿児島県を北から見たもので、立体的に見えます。

 

駅舎内部。無人駅です。

 

ホームに出ました。指宿方面を見たものです。

 

終点側を見る。

 

車輪止めがあります。

 

枕崎のシンボル立神岩です。

 

カツオが泳いでいます。

 

駅前の食堂で、カツオのたたき定食を食べました。

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伊集院のリトル東京

2023-08-16 | 施設

日置市伊集院町飯牟礼のリトル東京を紹介します。

 

リトル東京。馬渡さんが手造りされたミニチュアの東京です。馬渡さんに案内していただきました。

 

ひときわ目を引く東京タワー。

 

東京オリンピックスタジアム。

 

東京駅。

 

新幹線ホーム。

 

渋谷の街。

 

テレビ朝日局。右は東京都庁。

 

コロナ会見の小池知事。

 

力作の歌舞伎町一番街。盛り場の喧騒が聞こえてきそうです。

「熟女キャバクラ 二00円ポッキリ」などという看板があって笑わせます。

 

浅草雷門。

 

お台場。

 

レインボーブリッジ。右の一番高いビルが六本木ヒルズ。

 

フジテレビ。

 

東京ディズニーランド。

ここは時期によってイルミネーションで飾られ、夜の東京もきれいでしょう。

 

隣は丸太のストリート美術館です。手前は東京スカイツリー。

 

馬渡さんは、チェーンソーアートもしているのです。

 

人物像。鹿児島ゆかりの人が多いです。手前は長渕剛。

 

サンシャイン池崎。左は石原裕次郎。

 

西郷隆盛。右は柏木由紀。左はMBC(南日本放送)の脇野真衣。

 

モナリザ。左はツタンカーメン。

 

「生命のエネルギー」

今回は紹介できませんが、馬渡さんは天文台も手造りしているのです。いずれも時間と労力とお金がかかる趣味で、そのエネルギーに圧倒されます。

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長崎鼻パーキングガーデン

2023-05-05 | 施設

唐船峡から、指宿市山川の長崎鼻パーキングガーデンへ行きました。

 

コンゴウインコがたくさんいます。ショーがありますが、終わっていました。

 

金運・財運の白蛇神社です。

 

白蛇が飼われています。

 

長崎鼻チュー学校で、ネズミのショーがあります。

 

鉄筋の山を渡るネズミ。5匹のネズミが、綱渡りなどいろいろな芸をします。

 

ジャングルのようなところを通ります。

 

樹上の道です。

 

樹上の展望台。

 

展望台から開聞岳を望む。

 

下には、少し不気味なところがあります。

 

指宿市街地の吟松(ぎんしょう)に泊まりました。

 

夕食です。テーブルの前に温泉が湧いており、目の前で温泉卵を作ってくれます。これは初めての体験です。

 

さつま揚げは目の前で揚げてくれます。揚げたてがおいしいです。

 

さつま六白黒豚の角煮。とても柔らかいです。

 

温泉卵と具材をご飯に乗せていただきます。指宿名物、温たまらん丼のミニです。

 

翌朝、大隅半島からの日の出です。

 

ホテル前のビーチでコーヒーサービスをしているので、飲みながらまったりしました。

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ふるさと考古歴史館

2023-04-05 | 施設

慈眼寺公園のネモフィラを見た後、孫の希望で、ふるさと考古歴史館へ行きました。

 

ネモフィラ畑の隣にある、ふるさと考古歴史館です。

 

1階に古代服があり、着ることができます。孫はこれを着て見学しました。

 

石斧。これは遺跡ではなく、再現したものです。破壊力がありそうです。

 

2階の展示室。

 

石斧などです。

 

石皿。木の実などを砕く台石です。

 

土器。

 

武遺跡の土器が多く展示されています。武は鹿児島中央駅の近くですが、昔から中心地だったようです。

 

鹿児島市の模型。市内各地の遺跡や史跡を写真などで学べます。

 

縄文式土器。

 

骨製の飾り物などです。

 

弥生式土器。

土器作り体験など、いろいろなイベントもしています。

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長崎鼻パーキングガーデン

2022-10-10 | 施設

娘が指宿のホテルに招待してくれ、妻、娘、孫と泊りに行きました。

まず、指宿市山川の長崎鼻パーキングガーデンへ行きました。熱帯植物が生い茂り、多くの動物がいて動物ショーがあります。

 

インコショーがあるところですが、残念ながら終わっていました。

 

多くのコンゴウインコがいます。

 

白鳥の池。

 

ネズミのショーを見ました。これは綱渡り。

 

三段跳び。

 

ロープウェイ。自分でひもをたぐり寄せて左の家へ行きます。

他に、すべり台、縦に並んだ鉄筋渡りがありました。ネズミのショーを見たのは初めてです。

 

ジャングルのようなところを通ります。

 

ペリカン。

 

コモンリスザル。

 

海辺に出ました。ヤギと触れ合えます。

 

アコウの巨木。

 

ポニー。

 

園内から開聞岳を望む。

 

薩摩半島最南端の長崎鼻を望む。この後、長崎鼻へ行きました。

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磯工芸館の薩摩切子

2022-02-24 | 施設

仙厳園の後、隣の磯工芸館へ行きました。薩摩切子の製造販売をしているところです。

 

磯工芸館。

 

内部。薩摩切子の展示販売をしています。

 

薩摩切子は、薩摩藩が幕末から明治初頭にかけて製造したカットグラス(切子)です。

 

赤い切子。昭和60年代以降、復刻が試みられてきました。

 

雛段のように飾られた切子。

 

様々な色があり、「ぼかし」が最大の特徴です。

 

深緑色の切子。

 

赤い豪華な容器。

 

値段も高く、100万円以上するものもあります。右は170万5千円。

 

様々な色の切子。目の保養になりました。

 

こちらは薩摩ボタン絵付師、室田志保さんの作品です。小さなボタンに精巧な絵付けをしています。

 

隣の工場です。

 

炉でガラスを溶かしています。

 

切子制作の様子。若い職人が多いです。

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